寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864103558

感想・レビュー・書評

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  • 最後の方に類書にはない観点のことが書いてあり、新鮮だった。
    具体的な運動はすごくシンプルな5種類で、どれもイスを使ってできるもの。
    大腰筋が弱いので、たしかにトレーニングにはよいメニュー。

    総じて、僕にとってはとてもいい本でした!

  • 「大腰筋」についての本かと思って読み始めたが、運動することと、筋肉をつけることの重要性を説く本だった。
    「運動」には、「筋肉系」の運動=無酸素運動と「代謝系・動脈系」の運動=有酸素運動があって、この二つが車の両輪、どちらも大事だから、「ウォーキングしているから大丈夫」という考え方には警鐘を鳴らしているのに興味を引かれた。

  • だいたいポピュラーな話なんだけど、初めて知った細かい事実が、いろいろ面白かったです。

    20代をピークとして、年1%の割合で筋肉は減っていく。
    だから50代で30%、60代で40%、70代で50%!
    でも鍛えれば筋肉はキープできるのです。

    食事のみのダイエットではわずか3か月で5%の筋肉量が落ちてしまう。
    通常なら5年かかって落ちるべき筋肉量をたった3か月でごっそり減らしてしまう!

    筋肉をつけること=運動することの効用も、いろいろ納得。
    活性酸素についていろいろいわれていますが、この本を読むと「全く気にすることない」とわかります。

    そんなとても良い本だったのですが、実はもっと大腰筋について詳しく書かれていることを期待して借りたので、それがちょっと残念でした。
    高野進さんの断層写真がきっかけになったということは興味深かったですが。

    ところで私の一押しは『バレエ』なんです。
    先日事件があって「なんで中年男がバレエするんだ」「可愛いバレエ講師をつかって、男を集めて金儲けしようとしている」などのコメントを見かけました。
    こんなことで、とっても素晴らしいバレエから、男性を遠ざけてしまうのは、とても残念です。

    つまらない単調な運動をしぶしぶ続けるより、モチベーションをキープしつづけるのにも最高だと思うのです。
    今頑張っている男性の皆さんにも、めげずに続けてほしいです。

    https://www.youtube.com/watch?v=VtuGVjmmmAs

  • 久野譜也は筑波大学院教授で、インナーマッスルの一つである大腰筋(※画像)に初めて注目した人物。きっかけは高野進(男子400mの日本記録保持者)のMRI撮影であった。太腿の筋肉を撮影したところ大学生の陸上選手と変わらぬ太さであった。ついでにあちこち撮影したところ高野の大腰筋が異様に太いことがわかったという。イスさえあれば直ぐにできるトレーニングメニューも紹介。40歳以上の善男善女は必読のこと。
    http://sessendo.blogspot.jp/2016/10/blog-post_28.html

  • 「寝たきり老人になりたくないなら」という副題でもわかりますが、50-60代以上の人向けの内容です。寝たきりにならないためには大腰筋が大切で、そのために以下の運動が勧められています。
    (1)椅子につかまってスクワット
     初級:10回、 中級:20回、 上級:30回
    (3)椅子に座って片足ずつ足を水平まで上げる
     初級:左右各10回、 中級:左右各20回、 上級:左右各30回
    (3)椅子に座って膝を上げて胸に近づけるとともに上体をかがめる
    (4)椅子につかまって片方の膝を上に大きく上げた後、後ろに大きく伸ばす
    (5)椅子につかまって足を横に上げる
     (3)(4)(5)
     1セット:左足5回+右足5回
     初級:1セット、 中級:2セット、 上級:3セット

  • 動いてない人用。習慣化するなら早い内だな。
    しょっぱなからミック・ジャガーを持ってきたのが良かった。
    筋トレとウォーキングはとても好きなので寝たきりは避けられる…はずだ…!

  • つかまりスクワット、座って膝伸ばし、座って太もも上げ、足の前後運動、足の左右運動の五つ
    筋肉量と脂肪量を記録する
    糖質は重ね食いを避ける

  • こういう健康本はつい手にとってしまいますが、大半は読んだ途端中身を忘れてしまうのです。ただ今回の大腰筋のテーマは結構そうだなとうなづくことが多かったです。筋肉の大切さを本当に痛感しました。〇〇をマッサージすると病気が治る系の健康本よりもずっと本質を突いていて、比較的早い時期に筋肉の重要性に気づくことができてよかったと思います。

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著者プロフィール

筑波大学大学院人間総合科学学術院教授。医学博士。1992年筑波大学大学院博士課程医学研究科終了。同年東京大学教養部保健体育科助手、その後ペンシルバニア大学医学部客員研究員(文部省在外研究員)。筑波大学大学院 人間総合科学研究科准教授を経て、現職。

「2022年 『血糖値がみるみる下がる! ダブルスクワット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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