ダブル(1) (ヒーローズコミックス)

著者 :
  • ヒーローズ
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864686525

感想・レビュー・書評

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  • 人間ってこんなにも顔(かんばせ)が変わるんだなあ。
    それを宝田や鴨島という個人に辛うじて集束できる筆致に感銘。

  • 表に出る人達ばかりに才能があるわけじゃない。
    裏方をやっている人々にもそこで必要とされる才能がある。

    そそれを分かりやすく実感したなあという感じの1冊。

    このクソデカな好意をどう扱えばいいのか読んでいる側も悩んだ。周囲も仲いいよね、ずっと一緒だよねくらいにしか思ってないんだろうし…。

    楽しく読めました!

  • 「推し」のいない人にも楽しいです大丈夫!
    「俳優・宝田多家良」を二人三脚でやっている二人のおとこのものがたり。
    その関係の強さに尊さを感じつつ、多家良が事務所に所属することによりふたりの関係がどのように変化するのかしないのか、今後の展開がとても楽しみ。

    ……といいつつ悲劇の種はあちこちに蒔かれているようにも思える。
    友仁を「裏切る」多家良の才能、
    友仁の野望、
    冷田が警鐘を鳴らした友仁と多家良の不均等な関係、
    「事務所のスカウト蹴ったやつと楽しくやってけると思うか」、
    嵐の前の静けさ的カレー、……
    このままの関係でエンディングということはないだろうがそこにどれだけの痛みが生じるのか。
    人間が変わり関係が変化するのか、関係が変化し人間が変わるのか。(同じか?)
    大きくなったふたりが板の上で語り合える日はくるのか。

  • 舞台俳優として稽古を積んでいた2人の男の人生の話。
    片方は演技という大きな壁にぶつかりながらも、天才的な才能と能力で映画俳優として上り詰めていき、片方は自分の演技力の限界を見つつ、陰ながら支えていくかと思いきや、意外な才能を開花させていく。

    共依存し合いながら、ライバル視し合いながら、演技に執着する2人の姿がすごく魅力的で、監督やスタッフ、俳優たちの各目線からの「演技とは」が見られてすごく面白い。


  • 前作の『潜熱』を読み終わった後で、
    友人から勧められて本作を手に取った。
    『いかづち遠く〜』の頃から画風がまた
    変わってきていて、物語の熱っぽい雰囲気に
    とてもよく合ってると思った。

    タカラとユウジンの、バディというよりは
    もはや依存に近い関係性は今後の俳優人生に
    どう影響を及ぼしていくのか……

  • 友仁さんが普通に良い人で努力家すぎて私もなんか頑張ります(?)演技上手or下手の境目も分からない素人ですが、ドラマとか映画を見るときに想像が画面からはみ出るようになりました。怖い話読んだ時みたいな現実感があります。

  • 見せ方が好きだ。

  • 面白い。勿論題材や描こうとしているものは違うけど、「火花」と通じるものがある。

  • 個人的に実写化してほしい漫画・第1位
    2巻で更に面白味が増す1作

  • 3巻まで読んでる。不穏だよぉ……好き……

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