【小説15巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員3」
- TOブックス (2018年6月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864726863
作品紹介・あらすじ
2022年春TVアニメ第3期放送決定!シリーズ累計500万部突破!(電子書籍を含む)
感想・レビュー・書評
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面白かった。かなり大きな転機となる重要巻。
貴族院のテストもとっとと終わらせて、
神殿の仕事やらなんやらで、一時帰宅するところから。
残念な子、アンゲリカとローゼマインの縁談がおもしろい。
ルッツ、フィリーネのエピソードは泣ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下町がかかわるエピソードに、ぐっとくる。
本人にはどうにもできない切なさに、泣けた。
登場人物が多いシリーズだが、個性があって、有能で、自分を持っているキャラが、魅力的。
今回はそのうちのひとり、ユストクスの活躍っぷりが、想像を超えていておもしろかった。
ハルトムートへの影響も、楽しみなような恐ろしいような。
貴族の仲間入りをしていながら、意外にも本好き仲間とは出会えていなかったな、と改めて。
ついに登場した本好き仲間との今後の交流も、たのしみ。 -
貴族院から城へ戻ってきて、神殿のお仕事をこなしつつ、下町の関係を少しずつ整理していく過程が丁寧に書かれてる。
貴族院で一気に新しい人物が増えたけど、下町とは少しずつ関係を疎遠にしてるので区切りができた感じ。
カラー折り込みの、フェルディナンドにぎゅーされてるところが気になったので一気に読んでしまった。その場面が最後の方だったので、まだかまだかと読んでたら一冊終わってた。
卒業式の雰囲気がとても華やかでよかった。 -
面白いエピソードも決して少なくはないのですが、貴族院での1年目が終わり、「切り替わりの時期」といったところで濃密な冒険譚、というわけにはいきません。
貴族同士の政治的な駆け引きが多く描かれ、それはそれで楽しめはするものの、登場人物の関係が複雑で少し混乱します。
ストーリー展開が気になるあまり、駆け足で読み進めてしまったでしょうか。
既刊を一読したら、改めてゆっくりと振り返ると、また面白さがあるかもしれません。 -
貴族院1年目終了。3冊もかかりましたよ。2年寝てたときはあっという間だったのに。
前半は城で保護者達から色んな指導受けたりと安定の話だったけど、領地対抗戦、卒業式などに併せて貴族院に戻った時のお茶会でこれからの重要人物っぽいダンケルフェルガーのハンネローレとのやり取りや、クラッセンブルクのエグランティーヌ(味方)、とアーレンスバッハのディートリンデ(敵)を絡めたやり取りがたまらなく楽しかった。あとは、グードルーンかな。これは人気投票だと合算するのかな?でも一番はやはり別れ。この本はマインの家族愛が引き裂かれる度に泣いてしまいます。 -
ちょっと遅くなりましたが読み終わりました。続巻も購入済み。
これドラマCDがついているんでしたっけ。なので、紙の書籍で購入。すでに知っている話だし、イラストページだけをざっと見て、あとで読もう〜と積んでおいたら、あっという間に数ヶ月。電車での移動中や、カフェで本を読むことが多いので、紙の書籍だとついつい後回しに…。
web版ですでに読んでいる話だけれど、加筆されていたり、別の登場人物視点のショートストーリーが付け加えられているので、新しく知ることもたくさんあって面白かった。
予約特典でついてきたフィリーネ視点のSS(これは購入直後に読んでましたが)には感動しました。彼女には彼が凛々しい騎士に見えるのですねー。あ、そういえば、青色巫女見習いだった頃のトロンベ討伐のときも、彼はなかなかかっこよかったですよね。うん、いい騎士様だ。
一気に積読を攻略するために、続巻を読書中。そして、早く外伝も読まなくては!(外伝を先に読もうとも思ったが、やっぱり順番に読んでいく!) -
エーレンフェストに帰還後のあれこれから、貴族院に戻って終了してからまた皆で戻ってきてのあれこれ
ドラマCD付属のトゥーリ視点SS
厳しいながらも理解のあるベンノさん
トゥーリの周囲でブルーアンファがバッサバッサと舞っている絵が見えるw
アンゲリカは余計なことは言わないという処世術なんだろうな
神殿への立ち入りの許可を両親から得たら、その後は話を打ち切って飛び出すとかね
健康診断の時にとっさにフェルディナンドに剣を向ける事のできる忠誠心は素晴らしい
だけど、その後の展開も含めてアンゲリカらしいよね
考えは足りないけど、愚直という言葉が似合う
エグランティーヌの髪飾りの納品
フェルディナンド様は立会いの際に無表情とあるけど
「記憶」で知っているが故に泣ける
ローゼマインの家族との交流については心を砕いているんだよなぁ
貴族院外伝のトラウゴット視点SS
トラウゴットの認識のバカさ加減が何ともね……
最後にユストクスのワイルドな一面が見られてよい
ローゼマインが指示したフェルディナンド様伝説の掘り起こし
もしかして、これで他領にフェルディナンドの優秀さが再認識され、神殿なんかに押し込めているエーレンフェストへの批判やアーレンスバッハ行きの要因の一つになっているのでは?
エグランティーム視点の奉納舞
奉納舞で魔力が流れるような感覚の描写がある
あと、神々に受け入れられたようなという認識
もしかして、魔力を流そうとしなくても流れやすい仕組みになっているんだろうか?
それとも全属性だからとか?
そして、もう一度舞いたいというのも伏線ですねぇ
オルトヴィーンとアドルフィーネの会話
姉に振り回されるオルトヴィーンは苦労人だなぁ……
でも、アドルフィーネも結構可愛そうな展開なんんだよなぁ
まぁ、したたかに生きてほしいですね
フィリーネの家族のあれこれ
ヨナサーラはコンラートの魔術具を我が子に無理やり上書きしてたけど
フィリーネの母親の魔石で作った子供の魔術具みたいだし、ヨナサーラの子供には合わない可能性がある
でも、ないよりはましだしね