大地の誓いにメロディを (ヴィレッジブックス F ク 6-6)
- ヴィレッジブックス (2013年5月20日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (662ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910620
感想・レビュー・書評
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〈マッキノン〉シリーズ3作目
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シリーズ4 読みごたえのある素晴らしいシリーズで今回も期待に応えてくれました。
イギリス国王の曾孫であるセアラ・ウッドヴィルをさらわれたインディアンから解放するため、コナー・マッキノンが派遣され、その過程で部族の結婚式を挙げる事になる二人だが…。分厚さにはたじろぎましたが、読み始めれば一気です。
しかし、毎回とっかかりに苦労します。植民地戦争のアメリカという暗い時代背景、殺人の濡れ衣で無理やり従軍しているヒーロー、鞭打ちやインディアンの頭皮狩りの”残酷な表現あり”のタグをつけたくなる内容、だからこそ最後のハッピーエンドが際立つのですが、勢いつけて読めば見返りはバッチリです。
そして、今までの元凶にして悪役のセアラの叔父ウィリアム・ウェントワース卿に大いなる転換期!、次の4での主人公、サイコーに期待してます。