テメレア戦記VI 大海蛇の舌

  • ヴィレッジブックス
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本棚登録 : 89
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864912037

作品紹介・あらすじ

反逆罪によりオーストラリアに追放されたテメレアと、その担い手ローレンス。ラム酒軍団の反乱に混迷するシドニーから離れ、内陸に道を求めて、ひたすら荒野を進む。託された竜の卵は三個、旅の友は火噴きの竜。遠征隊は灼熱の赤い大地で、なにを見るのか。熱風を翼に受けて、翔べ、テメレアよ!

感想・レビュー・書評

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  • アメリカでは9巻まで出ているけれど、日本での刊行は6巻のみ。
    日本ではそれほど売れなかったのかな?

    続きが出ないと知って、途中長らく読まずにいたほど落胆した。
    どのような結末になるのか気になる。
    2人に報われる日は来るのだろうか。

  • オーストラリアの荒野を行く旅が今回のメイン。
    と言うよりそれしかない。
    複雑な心理描写や、派手な戦闘もないのでいまいち面白みには欠ける。
    これが続編へのステップだとしたらまだ良いのだけれども続編が全然出てこない。
    このまま無視されそうな感じ。

  • オーストラリアで、どんな冒険が待ってるかと期待したけど、なんだかな?な、カンジ
    テメレアたちの苦労は、報いられるの?
    続編は、いつ?

  • 広大なオーストラリア大陸は堪能できるが、諦観しているかのように見えなくもないローレンスが気になる。「愛しいテメレア」はスイートなんだけど。

  • 7月6日読了。図書館。

  • オーストラリア大陸に流刑となったローレンスとテメレア。卵を抱え、新たな道を求めて荒れ果てた内地を進む彼らが出会ったのは....。相変わらずの受難ローレンスです。シリーズは後半戦になっているようですが、全く先が読めない展開になりました。

  • イギリス国家に反逆したとして植民地・オーストラリアに流されたローレンスと、テメレア。
    彼らがたどり着いたシドニーは未開の地で、ラム酒がなければ何もできない酔っ払いの囚人や軍人たちで荒れ果てていた。
    食物にも困窮するありさまで、孵化を目前にしたドラゴンの卵を抱え、新天地の居場所を探すローレンス達に苦難は降りかかる。
    彼らの安住の地はあるのか、また、今回は影が薄かったナポレオンとリエンはどのように動くのか、これから先も楽しみ。

  • 翻訳を楽しみにしているシリーズです。気がついたら新巻が出ていたのは不覚でした。

    今回の舞台はオーストラリア。ローレンス、テメレア達はシドニーを発って内陸へと進みます。
    道なき道をゆく、苦労の旅のようすはある意味「退屈」なのですが、
    そういえば「指輪物語」もこんな感じだったよなあ(堀窪を出てからとか、エミン・ムイルのあたりとか)と思い出していました。

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著者プロフィール

【著者】ナオミ・ノヴィク Naomi Novik
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。ジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)や、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。他の作品に『ドラゴンの塔』『銀をつむぐ者』「死のエデュケーション」シリーズなどがある。現在、夫と娘とともにニューヨーク市に暮らす。

「2023年 『テメレア戦記 7 黄金のるつぼ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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