- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864940146
作品紹介・あらすじ
AKB48、ももいろクローバーZの二組の勢いはとどまるところを知らず、彼女たちに追いつけ追い越せと結成された大小無数のアイドルグループは、それぞれが独自色を打ち出しファンを熱狂させている。さらに2013年はNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』が大ヒットを記録。いま日本を盛り上げているのは間違いなくアイドルたちだ。熱狂の渦の中に飛び込んだ元週刊プロレス記者の小島和宏は、現場の興奮を余すところなく伝えるために、「活字プロレス」の進化系である「活字アイドル」を編み出した。ももいろクローバーZの番記者でもある著者が明かす、長く熱く、誰よりもアイドルを楽しむための方法論。
感想・レビュー・書評
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アイドルの楽しみ方はいくらでもあります。とにかく、ももクロのライブは最高に楽しいです。
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週刊プロレス記者→フリーライター→AKBヲタヒストリーインタビュアー→ももクロヲタ兼ライターの小島和宏さんがアイドルを書くにあたっての歴史と想いを綴った一冊。
僕が中学ぐらいの時はプロレス熱が底期(総合格闘技全盛)で、サッカー派の僕としては「プロレスなんてわかりやすい結果がないだろ」とキャラクターの面白さこそ知っていたものの冷めた目で見ていた。
ただ、AKBをきっかけにアイドルが好きになってしまった今では(どんなライブだろうとその裏にありそうな事情や想いを読み取ってそれなりに満足してしまう)脳を身につけることができた。今の自分なら、プロレスを見てみると面白いのかもしれない。
今の「ガチ」がシビアに求められすぎる世の中にも、「アイドル活字論」的な思考が必要なのかもしれない。 -
アイドルだけでなくて、読むこと書くこと語ることの意義を考えることになる本。でも難しくないのが良かった。