かないくん (ほぼにちの絵本)

著者 :
  • ほぼ日
4.08
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感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865011074

感想・レビュー・書評

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  • 優しい本文と柔らかなタッチの絵がマッチしていました。
    穏やかな世界観でした。

  • 谷川氏の文章と松本氏の絵がお互いに響きあっていて深みを増している絵本です。悲しいけど悲しくない。

  • 絵と言葉の距離感が素晴らしいんだけど。
    それよりもこの本と読者との距離のバランスが絶妙なんだ。
    光と陰
    過去と未来
    冷たさと温かさ
    生と死

    たまらない。

  • ずっと気になってた作品。
    こんな内容だとは知らなかった。

    文字のないページで、時間の経過が表されるというのが独特のテンポを生み出していていい。
    ラストのページのその後を、想像させる力がある。

    重い内容だけど、素敵な絵本。

  • 不思議な気持ちになった。長く生きていても知らないこと、分からないことなんてまだたくさんあるのだな。 2016.11.20

  • 私にも分かりません…

  • 2016年読了

  • しろいセーター
    ウサギ
    赤い目
    赤いマフラー
    絆創膏

    はじまり
    ***
    初めて読んだとき、「ああ、これは先に逝った大切な人との待ち合わせの本なのだ」と思った。2度目に読んで、なぜそう思ったのかを見失い…3度読んで、作品と写真ばかりが遺されていることへの感傷と「言葉のない2人が向き合う頁がそう思わせたのだ」と。あの見開き頁が好きだ。抱いている赤い目の白いウサギのぬくもりを感じなければ耐えられそうもない静謐な、“時”のない頁が。
    ***
    感想が絵についてばかりになってしまった。詩人谷川俊太郎の言葉に負けない松本大洋のすごい絵。言葉については、引用した谷川の言葉に付け加えるものは何もない。

  • ぶつ切りの感情をそのまま形にしますね。谷川さんも、松本さんも。でもオフビート。そのまま限定しない絵と言葉に、素晴らしい隙がある。

  • まず見た目から言えば、透明な紙がはさまってるとすごく嬉しくなるので、透明じゃなくてもうるつるした紙がはさまってると嬉しいので、とにかくそれで100点満点だった。谷川俊太郎はいいときといいなって思わないときがあるんだけど、松本大洋は100%好きなので嬉しすぎた。雪の中のシーンもいいけど、かないくんが亡くなる頃の色あせた感じがすきです。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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