工作舎物語 眠りたくなかった時代

著者 :
  • 左右社
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本棚登録 : 131
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865281095

作品紹介・あらすじ

1970年代、松岡正剛が率いた初期工作舎。オブジェマガジン『遊』を刊行し、昼夜を問わず一時は200人が出入りした不夜城。従来にない編集方法と集団体制から、とてつもなく凄いことが始まっていたーー。荒俣宏をはじめデザイナー、編集者、写真家、舞踊家、画家、翻訳家ら多くの才能がここから生まれたのはなぜか。松岡、戸田ツトム、松田行正、祖父江慎らに取材し、破天荒な、夢のような、最低で最高の日々をよみがえらせるノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 2023.01.18 品川読書会で紹介を受ける。
    1970年代~1983年、松岡正剛のいた時代。DTPのない時代にグラフィックデザインを手掛けていたらしい。代表的なものが雑誌『遊』。企業の広報誌なども手掛ける。

    雑誌『遊』創刊号。編集長 松岡正剛
    https://nostos.jp/archives/108108

  • 煽られるー

  • ノンフィクション
    本の本

  • 【由来】
    ・amazonの正剛さん関連本で。レビューもないが、なかなか面白そうじゃなイカ。

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 2014-11-24

  • 工作舎のロゴマークの秘密もわかりました。戸田ツトムさんや祖父江慎さんなどのルーツはここだったのですね。

  • こういう猛烈なのを読むと、ただただ凄いなあと思う。
    そして、もう少し早く生まれて、工作舎の雑誌なんかを手に取ってリアルタイムに感じたかったなあ、と思う。

  • 伝説の…な、工作舎の話。どんな風に働いてたか。今でいう超絶ブラックなのですが、しかし希望を持って働きたくて働いてた人もいるわけで。それがなんで今はできないのか、とか、いろいろ思うことはあれど、しかし自分はムリだなぁと改めて思う。

  • 随分昔のことだけれど、一時期「工作舎買い」というものをしていた。書店に行けば先ず工作舎の出版物の置いてある棚を探した。工作舎の本は、目立って・変で・面白く・時に暑苦しい程の熱と底知れない恐怖を感じさせた。
    …この本を読むと、当時感じていたその感覚が正しかったことを教えてくれる。

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著者プロフィール

1943年、長野県生まれ。『デザイン』誌(美術出版社)編集長などを経て1999年からフリー。グラフィックデザインと現代装幀史、文字文化分野の編集協力および執筆活動に従事。おもな著書に『装幀時代』(晶文社)、『現代装幀』(美学出版)、『装幀列伝 本を設計する仕事人たち』『杉浦康平のデザイン』(ともに平凡社新書)、『工作舎物語 眠りたくなかった時代』(左右社)、編著に『書影の森 筑摩書房の装幀1940ー2014』(みずのわ出版)などがある。日本タイポグラフィ協会顕彰 第十九回佐藤敬之輔賞を受賞。

「2020年 『〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜(3,000円+税、Book&Design)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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