なかないでなかないで

  • ひさかたチャイルド
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本棚登録 : 181
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865490251

感想・レビュー・書評

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  • なかないで なかないで 
    2016.02発行。字の大きさは…中。

    よい事をすれば、よい事があるよ、
    心あたたまる絵本です。

     文/あまんきみこ
     絵/黒井健

    絵本を開けると、草花が咲き、あたたかな春を感じますが。その花の中に居る女の子・えっちゃんの表情がもの悲しいのが印象的です。

    物語は、えっちゃんが花にとまっている、
    白い蝶々を捕まえると、仲間の白い蝶々が来て……。
    えっちゃんは、蝶々をそっと放します。
    えっちゃんが遊び過ぎて道に迷い、泣いていると、
    先ほどの白い蝶々がいっぱい来て、
     なかないで なかないで 
     こっちよ こっちよ
     いらっしゃい
    と、帰り道を教えてくれます。

    読み終って、心が温まり、ほっこりします。いいお話しです。
    あまんきみこさん、黒井健さんの本を読むのは初めてです。
    2021.03.09読了

    • やまさん
      nejidonさん♪おはようございます(^-^)
      nejidonさん♪のきつねのかみさまの感想を読んで、
      あまりにも違うのでビックリして...
      nejidonさん♪おはようございます(^-^)
      nejidonさん♪のきつねのかみさまの感想を読んで、
      あまりにも違うのでビックリしています。
      この文を書きながら、再度レビューを読み返してみて、
      凄いな、私にはここまで感じることができないと思い……。
      酒井駒子さんの「しろうさぎとりんごの木」は、図書館に予約しました。
      手に取るのが楽しみです。
      ありがとうございます(*^_^*)
      2021/03/27
    • nejidonさん
      やまさん♪
      何を言われるのでしょう。
      同じ本を読んでもみんな違うから良いのです。
      みんなが同じことを言っていたらレビューを読む楽しみも...
      やまさん♪
      何を言われるのでしょう。
      同じ本を読んでもみんな違うから良いのです。
      みんなが同じことを言っていたらレビューを読む楽しみもありません。
      私はやまさんのレビューで、ああなるほど!と思うところがいくつもありました。
      ひとはひと。自分は自分。マイペースで参りましょう♪
      しろうさぎとりんごの木、とにかく可愛くてニコニコしてきます。
      幸せな気分を味わってくださいませ(^.^)/~~~
      2021/03/27
    • やまさん
      nejidonさん♪こんにちは(^-^)
      ありがとうございます(*^_^*)
      マイペースで頑張っていきます(⌒-⌒)ニコニコ…
      nejidonさん♪こんにちは(^-^)
      ありがとうございます(*^_^*)
      マイペースで頑張っていきます(⌒-⌒)ニコニコ…
      2021/03/28
  • 分かりやすい物語に、擬音のリズムが心地良く、想像力を膨らませるのに最適な、小さなお子さんに読み聞かせするのに、最適な絵本だと思いました。

    女の子「えっちゃん」と子猫の「ミュウ」が遊んでいる時に、興味本位で、ちょうちょを捕まえたのですが、心配そうに飛んでいる、ともだちのちょうちょを思いやって、逃がしてあげたことが、後半の物語を大きく盛り上げています。

    淡い色調の絵柄には、おぼろげながら、目に優しくて素朴な美しさがあり、空や花の絵柄は、見開きの横長のサイズに広く展開されていて、きれいです。

    また、えっちゃんとミュウの、二人の(あえて、人として数えてます)キャラクターを登場させることで、お互いがお互いを思いやる友情の心を芽生えさせる効果もあると思いました。

    えっちゃんが泣きそうになると、ミュウは「げんきなこえ」で言って、ミュウが泣きそうになると、えっちゃんが「げんきふうなこえで」言う、なんて、大人の私が読んでいても、ささやかな思いやりが健気に感じられて、作り込みが丁寧で愛らしい絵本だなと思いました。

  • あまんきみこさんの素敵な世界を、黒井健さんの柔らかい絵で表現されてて本当に良い!モンシロチョウを追いかけて迷子になったのを、モンシロチョウが救う…。泣かないでって優しい言葉。

  • とっても優しい絵で、文章もふんわり優しい。遊びに夢中になると、好奇心のままにどこかへ行くのは多少の年齢差があっても同じみたい。今はまだ立ち止まって私を探してくれるけれど、いつかこんな風にどんどん行っちゃうんだね。「なかないで、なかないで」は誰かが泣いていると背中トントンしながら言うので、自分でも読みやすかったようです。ページめくりながら、どのページでも「なかないで、なかないで」と一人読み・・・かな?(2歳5ヶ月)

  • えっちゃんと、こねこのミュウがはらっぱで遊んでいると、しろいちょうちょが。追いかけて捕まえますが、優しいえっちゃん、ほかのちょうちょが近づくと友達が心配してるのかな?と離してあげます。そのあと、ちょうちょさんが恩返し。文章も絵もほんわか柔らかい感じで、春に読むのに良さそうな絵本です。

  • 絵も文章もとても優しい気持ちになれます.

  • やさしい♡

  • 絵が可愛いので手にしました。

  • 離したちょうちょに助けられる。

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著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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