呪われた明治維新 ―歴史認識「長州嫌い」の150年

著者 :
  • さくら舎
3.14
  • (0)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865810974

作品紹介・あらすじ

会津の長州への恨みは150年では消えない!

来年(2018年)は明治維新150年目の節目の年。明治維新の契機となった戊辰戦争において、幕府・会津軍は薩長軍に敗れたが、薩長軍、特に長州軍が会津の地で婦女暴行・金品強奪など非道のかぎりを尽したことはあまり知られていない。そして、会津の長州に対する恨みは150年経つ今でも消えていない。

過去を水に流したい長州、過去を消さない会津。会津人の証言を基に、同地で何が行われたかを明らかにしていくとともに、日・中・韓問題にも重なる、「歴史認識」というものの難しさと本質に迫る一書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 筆者星亮一。仙台出身。その他著書に「伊達政宗」。明治維新時の戊辰戦争にさかのぼり、当時の薩摩長州軍との戦での悲劇から、会津人の長州(山口)嫌いは今でも続いていると。会津寄りに書かれている内容ではあるが、よく研究されており時代背景や明治維新、戊辰戦争の裏側などが描かれている。

  • 室町時代の足軽のような略奪暴行の薩長
    虚像が刷り込まれる明治維新

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

星 亮一(ほしりょういち)1935(昭和10)年仙台市生まれ。高校時代を岩手県で過ごす。一関一高、東北大学文学部国史学科卒。福島民報記者を経て福島中央テレビに入りプロデューサーとして歴史ドキュメンタリー番組を制作。著書に『会津藩燃ゆ【令和新版】』『天才渋沢栄一』『奥羽越列藩同盟』『武士道の英雄 河井継之助』『斗南藩』『呪われた戊辰戦争』など多数あり。また20年余に渡り戊辰戦争研究会を主宰している。

「2021年 『星座の人 山川健次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

星亮一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×