台湾を知ると世界が見える

  • ダイレクト出版株式会社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784866220727

感想・レビュー・書評

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  • 2020年1月11日の台湾総選挙が日本の運命を変えるメッセージ
    のある本です。

    おそらく、ほとんどの方は台湾について、
    台湾料理、観光での印象がある方が多いのではないかと思います。

    今回は、政治面の話で、総選挙の結果により、
    台湾は、中国の一部となるか、独立を保つかに
    別れます。

    もし、代表者が親中派の人が当選してしまうと、
    日本への輸入物資に制限がかかったり、国土を
    中国から奪われてしまう恐れがある。
    少しでも、事実を見てほしい方に読んでもらいたい
    本だと思います。

  • すごくわかりやすくて台湾がさらに好きになった。

  • 台湾

  • ●中国は、ことさら、台湾を中国の核心的利益だと強調するのは、逆説的に言えば、台湾が中国にとって計り知れない破壊力を持つ核爆弾であると言うこと。
    ●台北のランドマーク、台北101のカウントダウン花火。
    ●台湾の祭りに欠かせない伝統芸能「八家将」の化粧。
    ●日清戦争以降、台湾は1895年から1945年の終戦まで50年間にわたって日本が統治しました。しかし、中国と国交正常化した。1972年に台湾と「断交」し、今に至るまで台湾を国として認めていません。
    ●蒋介石と一緒に大陸から来た人たちは15%位であり、昔からこの島に住んでいた残りの85%の台湾人にとっては、蒋介石が持ち込んだ国民党政権(中華民国)は外国人の政権に過ぎないのです。そして李登輝が民主化を進めた。
    ●台湾人の血液と1番近いのはマレーポリネシア系。漢民族とは関係のない人種。
    ●台湾に宿る、日本精神(リップンチェンシン)
    ●蒋介石の反日教育を覆した台湾人。

  • 日本の良いところは台湾の人々が受け継いでいる。中国どの関係もあるが、アメリカと同様に日本も早く決断すべきという主張。2019年刊行なので仕方ないが、ウクライナの侵略で大きく国民感情も含めて想定が変わったのでは?考え方は分かる部分もあるが相容れない箇所もある。

  • 台湾を知ることによって、世界の中で日本が置かれている現況がよくわかる。コロナ禍で大変な状況でも、毎日のように尖閣周辺をうろうろする中国海警船。先日は日本領海に侵入し、日本漁船を追尾した。8月には台湾が実効支配する東沙諸島の奪取を想定した大規模な上陸演習を計画しているという。そのような今、日本国民は読んでおくべき本だと思う。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。国際政治学者。早稲田大学政治経済学部卒。クレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。1982年から近未来予測の会員制情報誌「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。インターネット上でもYouTubeを中心に世界政治や経済情勢について発信している。現在、呉竹会アジア・フォーラム代表幹事、一般社団法人日本クルド友好協会理事も務める。主な著書に、『米中新冷戦、どうする日本』(PHP研究所)、『アングラマネー』(幻冬舎)、『国連の正体』(ダイレクト出版)、『世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった』『希望の日米新同盟と絶望の中朝同盟』『国境ある経済の復活』(以上徳間書店)などがある。

「2020年 『米中最終決戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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