喰う寝るふたり 住むふたり 続 (3) (ゼノンコミックス)

著者 :
  • コアミックス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867204061

作品紹介・あらすじ

累計170万部突破『喰う寝る』待望の新作!36歳になったリツコに人生初めての “推し”が誕生。リツコの日常や価値観が一変!? そして、親友・ニーナの赤ちゃんと初めてのご対面。妊活をやめて以降、なんとなく疎遠になっていたニーナとの新たな関係性は…? 「推しのいる日常」「はじめまして赤ちゃん」など5話収録。交際13年、同棲10年、結婚5年目。仲良し夫婦の日常を男女両視点で描いたザッピングストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 推しをめぐる狂想曲。お互いがお互いのことを、頼もしく思ってる、お互い苦手なことを補っている関係。赤ちゃんの生まれた親友のうちに遊びに行っての一幕。最後、車のディーラーの営業マンで1話書くとは。高い買い物に納得してもらったうえでできるだけ楽しい空気を作る仕事、深い。

  • 今回のメインは人生で初の「推し」ができたリツコのお話。高校時代からの親友と、人生のステージが変わっても、変わらずに友だちでいられるのって嬉しいよね。あとやっぱりこの夫婦は、お互いをちゃんと尊敬しあっていて、本当にいい関係だなぁと思う。

  • すぐに推しを作りがちなのんちゃんもらしいけれど
    自分は基本推しがいなくて
    好きかもしれないと思っても一度冷静になろうと思って
    距離を取りつつ調べ始めるタイプなので
    りっちゃんのはまり方にとても共感した。
    リグレ、配信ではすっぴんで撮影場所も台所で学校つけてなくて
    それでいて言葉遣いが丁寧なのは確かにポイントが高い。

    握手会なんていい年してさすがにはしゃぎすぎだよね、
    というりっちゃんに行こうよチケット協力するから
    と言ってくれるのんちゃんやっぱりのんちゃんだな。
    しかも会場まで付き添ってくれるなんてめちゃくちゃ優しいと思う。
    推しはどの子なのか自分から聞かずに見守る体制なところも良い。
    本来考えていたことを言えなかったのかもしれないが
    旦那さんにチケットを取ってもらったと言えたことは結果
    アピールにもなって良かったのではないかと思う。
    アイドル側も女性ファンばかりの中で男性が来てもらえた方が嬉しいだろうし
    十分印象に残れたのではないだろうか。


    ニーナと会ってモヤモヤしてしまう気持ちもわかるし
    それなのにリグレの話から急に昔に戻る感じがいかにも女友達という感じで可愛い。
    心配してくれていたのんちゃんが色々準備してくれたところもすごいし
    空回りしたならその方がいいと思ってくれるところも人間ができている。
    のんちゃんが気を使ってくれたんだということをりっちゃんもきちんとわかっていて
    そこもまた2人のいいところ。似ているけれど違うし
    違う部分があるからこそ補える。とても良い2人だと思う。

    桃山さんのエピソードも好き。
    1個350円するパンをあの頃は選べなかった
    という感じ、よく分かる。
    桃山さん的には契約が取れなかったという結果でしかないが、
    のんちゃんとりちゃんの間では流行語になるくらいには印象に残っているというのはちょっと面白い。
    もう二度と会うことはないような人との会話でもこうやって心に残ることをとるのは実際にあると思う。

  • 推しって……、きっかけってこんな感じなのかな?
    推しに関してもだけど、営業マンに対する対応とか、ほんと自分ってリツコに似てるって思う。

  • 57冊目(8-5)

  • 「妻がポスターを貼るタイプの人間だったとは…」

    に吹いた。推しのいる日常、わかりみしかない!
    今後ともリツコとリグレの日常を描いてほしい。
    それ以外の章もまたいちいちささるし、つくづく良いマンガだわ。

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著者プロフィール

日暮キノコ:第29回別冊フレンド新人まんが大賞で佳作を受賞しデビュー。主な著作に『喰う寝るふたり住むふたり』『個人差あります』『モンクロチョウ』など。

「2023年 『喰う寝るふたり 住むふたり 続』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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