- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870313057
感想・レビュー・書評
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ずっと前に読みたくて買ったのに読まずにいた本を読んでみた。女性は月との関係切り離されないと思うし、占いも月の満ち欠けなど関連するし、読んでいてとても興味深かった。試しにやってみたいこももあった。
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月のリズムを知りたかったので購入。
ただただ月のリズムの紹介かと思いきや、
月が◯◯座のときは、体のここを手当てすると良いとか、
こんな月のときは、種まきをした方がいいとか、
かなり具体的に書いてあって驚いた。
薬草や場についても詳しく書いてあるので、
自然のリズムを取り入れたい人にいい本だと思う。
それと、装幀や文章に、あたたかみを感じます。 -
もっとふんわりした癒し本かと思ってたら、月星座に則した生活についてのかなり詳しい本だった。バイオリズムにも1章を割いている。
書かれていること全てを忠実に実践しようとしたら相当の労力になるだろうが、自分の身体・精神のリズムを「分析する」助けにするには良い内容だと思う。基本的な情報はまとめられているし、考え方としては参考になる。著者も言っているが、振り回されて逆効果なのでほどほどに捉えるように気をつけたいところではあるが… -
「一般的な基準からすると、きわめて不健康な生活をしながらも、病気もせず90歳まで生きる」チロル地方(オーストリア)の人々。
その秘密は月のリズムにある!
本書は、チロル地方に伝わる月のリズムに則って生活をする方法についての本です。
「月のリズム」の知恵は単に月の周期に従うだけでなく、食べ物の食べ合わせや、あらゆる病気への対応法など多岐にわたります。
どうかなーと思うものもあれば、本当かもと思うものもあって、結構面白い。
昔の民間療法ってこんな感じだったのかな、というのを知れるのも本書の魅力です。
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本書で紹介されている「月のリズム」では、ひと月を12に分けます。
月と星座の位置関係を重要と考え、12こに分けたそれぞれに12支の星座を割り当てて考えています。
そして、月の満ち欠けと月の位置にある星座の関係で、物事の相性が分かるという考え方です。
例えば、各星座は体の器官と対応していて、その星座に支配されている体の部分や器官のために行う手当はすべて、その星座の日には普段の倍の効果があるといいます。
また、月の満ち欠けに関しても、一般に人は満ち潮のときに生まれ、引き潮の時に死ぬことが多いそうです。
新月の日は、何も食べずにいると毒素を外部に出す効果があり、
満月の日は、出血の量は増え、この日に集められた薬草は強い効果を発揮します。
欠けていく月は、解毒、洗浄、発汗、固定の効果があり、
満ちていく月は、ビタミン、ミネラルを吸収しやすく欠乏症を直しやすい時期だといいます。また、筋トレも効果的だそうです。
さらに、肉に食い込んだ爪も満ちていく月のときに手入れするとよいのだとか。もし、欠けていく月のときにすると、肉に食い込んだ時と同じように爪が伸びてしまうそうです。
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本書では、チロル地方の人々の生活について月のリズムに従うことで健康的に生活しているとしていますが、一般に不健康な生活をしているにもかかわらずなぜうまくサイクルが回るのかという点で、食生活がすべてでないという以下の話を引用しています。
北メキシコのタラフマラ・インディアンは、毎日カップ半杯のトウモロコシという簡素で偏った食事ですが、1日に20-40kmを走れるといいます。
しかし、逆に「健康的でバランスの取れた」食事をとらせると、心臓病、高血圧症などのこれまで縁のなかった病気を発症してしまう。
同様に、栄養学上の見地からみるととっくの昔にこの世から消えているはずの托鉢僧や、肉と脂肪中心のイヌイットなど食生活もばらばら。
そのため、誰にとっても一番良い食事というものは存在しないと著者は説明しています。
ただ、星座と栄養素の関係や、食物ごとの食べ合わせの関係を意識して食べることで、栄養を効率よくとることができるとも言っています。
また食物については、その土地の食べ物を食べることを推奨しています。
「この地球上の特定の地域で生長し、反映するものはすべて、その地域の人の体を守り、育てるために必要とするあらゆる成分が入っている。」からだそうです。
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他にも本書では、肉体と感情と理性のバイオリズムは以下の通りの周期であると述べられております。
肉体のバイオリズム:23日
感情のバイオリズム:28日
理性のバイオリズム:33日
交替日には人は混乱する傾向があり、
ドイツでは日曜日生まれは運が良いとされるそうです。
なぜならば交替日が日曜日であり、仕事に影響しないからだといいます。
ドイツでは結構このバイオリズムの考えが一般的なのでしょうか。
他にも、中国ではプラスのエネルギーの流れを青い龍、
マイナスのエネルギーの流れを白い虎と呼んだ話や、
放射好きと放射嫌いの動物がいる話など、本書で述べられている世界は本当に幅が広い。
ちなみに、猫などの放射好き動物は、人間にとって良くない場所を好む傾向がありますが、人の持つ悪いエネルギーを吸収してくれる効果もあるそうです。
放射好きの植物(オーク、トウヒ、もみ、唐松)などは水脈の上に成長するため、よく雷が落ちるのだそうです。
逆に、りんご、なし、ライラックなどの放射嫌いの木は雷落ちないので、雷雨のときはその下に隠れるとよいというのは新しい。
最後に本書では病気への対応が月のリズムと絡めて述べられており、(加齢による性的な)不能には毎朝規則的に冷たいシャワーを腰に当てるとよいのだといいます。
これは結構よく言われることらしいのですが、自分は初めて知ったので、へーと思いました。
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本書はスピリチュアル系の話に興味がある人はもちろん、医学や民間療法、健康に興味がある人にもオススメです。
ぜひ読んでみてください! -
目から鱗の情報がてんこ盛り。
満ちていく月(吸収、抑制、補給、摂取、休養、準備、計画)
欠けていく月(放出、発散、解毒、洗浄、発汗、乾燥、固定)
のサイクルをこれから意識してみよう・・・と。
体、感情、理性のバイオリズムの流れも、とても腑に落ちた。
計算して活用してみよう・・・と。
人間は、自然の一部なんだということを、改めて痛感。
つまらないエゴが消えていくような気がします・・・。 -
月のバイオリズムは、自然現象や日常的な営みに深く影響しているという事実をもとに書かれた実用書。
料理、食事、ガーデニング、散髪、からだのお手入れ、病院など、正しい時期に行うことによって効果作用に違いがみられます。
かなり細かい内容が書かれています。一生持っていたい本の一冊! -
人は月のリズムに支配されているらしい。月が存在することで、潮の満ち引きが誘導され、生命を生み出すダイナミズムが形成されていることを思うと、確かにそうなのかもしれない。満月に凶悪犯罪が増えるという研究結果もあるぐらいなので、月のリズム、即ち月の満ち欠けが人の行動や健康状態に影響があるのは間違いないのでしょう。
インドのアーユルヴェーダにも似た時間や時期と身体の関係や生薬と病気、それに月の満ち欠けとを掛け合わせたような内容になっており、私にはとても難しかったです。
また、生薬、ハーブ類など、その土地ではそれでいいのかもしれないけど、今住んでいるこの土地では手に入らないものはどうするのか、あるいは同じような性質を持つものはないのか、経度も緯度も違う土地で同じ効果が得られるのかなど、疑問はたくさん出てきますが、答えは書いていないので、自分で調べる必要があります。
レベル:326
まあ、そのまま受け入れるのは厳しいかなという感じですが、考え方としては面白いと思います。 -
西洋の魔女がしていそうなイメージ。なかなか実践は難しいかも‥。
月が欠けていく時には「放出」、満ちていく時には「吸収」すれば良い◎という事と、症状にあった効能のハーブは役に立ちそう。 -
読みやすい本です。
ハーブや野菜や植物の採取、栽培、収穫時期や成分抽出時期などを月のリズムに合わせてということで、経験に基づいてということで本当のことだと思いますが、大きな畑や土地を持っている人であればそういうことも可能ですが、ちょっと普通の人では無理な内容かもしれません。
それでもバイオリズムや不調ができやすい時期、身体のトラブルと対処法など参考になる部分あるので参考になる部分だけつまみ読みするのもいいでしょう。
月を利用した男の子女の子の産み分けや受胎しやすい時期なども書かれていたと思います。
この本と月の魔法と私の中でごっちゃになっているので、もしかしたら月の魔法の方かもしれません。
月に関する言い伝えなどを知りたければ
月の癒しと月の魔法があれば十分でしょう。