イーグルに訊け

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  • 飛鳥新社 (2003年10月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870315853

イーグルに訊けの感想・レビュー・書評

  • とても魅力的な二人の共著です。

    本書でも書かれているがインディアンの教えというのは非常に日本的で仏教的。

    だからこそインディアンの教えは日本人の忘れている心を取り戻す道しるべになるのかもしれません。

    自然とどのようにつきあうべきか。

    人は改めて考える必要があると思います。

  • 今まで生涯で読んだ本のうち、心のベストテンに入る本。インディアンと僕ら資本主義の子どもの違いがよくわかる本です。

  • 120225通読
    インディアンの考え方が素晴らしい
    今の日本にはあまりない考え方だと思う

  • やります!ヴィジョンクエスト!!

  • 次の社会に進化するためにとっても重要な事は、衛藤さん曰くの
    「考える前に感じよう」だと思います。
    ここ10年強の論理的思考や、分析を基軸にした「勝つために」という思考方向から、僕は次の時代、「あえて負ける」思考方向への真逆の方向へ進むつもりです。

    勝つ事に執着した結果は、今世界が直面している進化の方向間の欠如した資本主義社会の破綻と閉塞感だと考えています。

    イーグルのように、風に乗って空高くから世界を見下ろすそんな生き方を行動を基軸に身につけていきたいと考えています。

    それは、衛藤さんが言う「ハンバーガーにもストーリがある」いつも、何も考えずに食べているハンバーガーであっても、原料となる小麦、牛肉、レタスそれぞれ何ヶ月も太陽の光をあび自然とともに成長しそしていま目の前にあって、僕らの体に取り込まれ栄養として取り込まれているんですね。

    葉っぱのフレディーを思い出しました。

  • 心理カウンセラーの著者によるインディアンの教えを書いた本。

    私たちが学校で本当に学ばなければならないのは、自分には人に喜んでもらうことがという自信なのです。そして、琨世界で必要とされているというhなのです。

    著者の分類によれば、現代は社会の規範が科学的合理主義に基づいている時代で、激しい競争やエゴの暴走が止まらない状況。インディアンが目指している社会は成熟した自我の時代、そこでは社会の目的は経済・産業の成長ではなく、個人の意識の成長や進化に求められる。経済の成長は低くなるが、多様性が許容され、社会生活と精神活動のバランスがとられる。

    確かに、精神的に豊かな世界像は魅力的だが、評価は難しい。私はこうしたスピリチュアルな世界にはまだまだ懐疑的。

  • これは新しい発見ばかりの本でした。

    日本メンタルヘルス協会で講師をしている衛藤さん。
    彼のセミナーを受けた後に読んだのですが、
    なんせ実際にインディアンと生活をしているので
    説得力がある。
    更に自身の幼少の頃の経験をきっかけとして
    カウンセラーになったという経緯もあるから、
    信頼を持って彼の観点を吸収できます。

    人間の在り方、精神や宗教、
    インディアンから哲学を学んでください。

  • さて、先日衛藤先生に直筆サインをいただいた本を読了しました。

    サブタイトルのとおり、インディアンの生活から人生哲学を学ぶというものです。


    インディアンの文明はヘタに文明化されていないため、

    さまざまなイベントが自然と一体化しています。

    パイプセレモニーであったりスウェットロッジであったり、

    サンダンスであったりと。。


    これまでの時代を築きあげた老人を讃え、これからの時代を築く子供を大切にする。

    現代社会で忘れ去られたものがインディアンには色濃く残ってます。

    イベントがあると親戚縁者限らず近所一同あつまり

    近所の子供たちも自分の子供のように扱う。

    自分が幼かったころには日本でも微かに残っていた文化だと思います。


    今の日本に一番欠けているのは

    人間の3大本能の一つ群衆欲なのかもしれませんね。

    言い換えれば、信頼できる仲間というのでしょう。


    さて、本書でも心に響いたことをひとつ

    「いま生きていることは奇跡なのだ」

    というインディアンの考え。

    つまりは、生きていることの奇跡に感謝するということ。


    「今朝も太陽が昇ったことに感謝します。」

    「今朝も目覚めたことに感謝します。」

    当たり前だと思っていることに感謝する。


    そう考えると、

    電車が遅れることも生きていることを実感出来ます。

    仕事で悩んでいても悩むことができると生きていることの実感が出来ます。


    幸せは些細なことに詰まっているのだということを

    実感させてくれる一冊でした。


    そういえば、昨日「I」メッセージで伝えた本部長さん

    今日もぶつかりましたが、

    その直後、「すまん」と照れくさそうに言ってました。


    すぐに結果を求めることはいけませんが、

    「I」メッセージを使った甲斐がありました。

    伝わるものですね。

  • 日本人の著者が、インディアンを訪ねて、いろいろな話を聞いたり体験をしたり
    するのですが、自然と一体になった感覚って、最近ないなーと思いました。
    人間も自然の一部なのにね・・・

  • ネイティブアメリカン、インディアンの世界観が、多くの現代人の心を癒し、気づきを与え、生き方を指南している。
    読むと確かに魅了される。

    メディスンマンの役割を見ていると、シャーマンというところから連想して、「神々の指紋」を思いだしませんか?
    繋がってまきますね。

    人類の歴史に大きな転換期が来ている、近づいている感じがフツフツとしますね。

  • 私たち人間が地球に生きるものとして
    どう生きてきて、どう生きて、どう生きていくのか?

    ”進化”という壮大な視点で、
    人間脳という理性(大脳真皮質)を持った私たちの”生”を知ることができる。

    歴史は繰り返されるのではなく、
    歴史はいつもそこにあることがわかる。

    読むときのあなたが
    あなたの器で
    吸収できる
    変化する本だと思います。

  •  ウォーリー所有。これはほんとに今後の時代の流れを考えるうえで読んでおきたい本だと思う。自分で考えることって
    結局、昔は当たり前にやってたことに過ぎないじゃないか、みたいな感覚が湧いてきて、歴史をひもとく大切さに気づくね。
    レンタル可。

  • ハンバーガーを食べようとしていたら、一人のインディアンが、

     「含みはいま、何を食べているんだ」と聞いてきました。

     「ハンバーガーだよ」と答えたら、彼は微笑みながら言いました。

     「ノブ、それはハンバーガーじゃないぞ。それを作っている小麦のストーリーを感じてみろ。その小麦は、大地の上で太陽を浴び、多くのエネルギーをもらって成長したんだ。そのビーフは、大地の分身である草を食べて大きくなった牛が、姿を変えたものなんだ。そのレタスは、大地の上で虫たちの声を聞きながら大きくなった。

    いまきみの手の中には、そうした自然すべてが詰まっているんだよ。きみは大自然を食べているんだ。単なるハンバーガーと思って食べるとき、そこにはストーリーがない。だか、ハンバーガーに宇宙を感じたとき、それは特別なごちそうになるぞ」

    彼らは食事会のときも、冗談まじりで、食べ物の背後に広がるストーリーを話題にしていました。

    「この魚は単なる魚じゃないぞ。この魚か泳いでいたのは、どんな海だろうか。どんなプランクトンを食べて、大きくなったんだろう。この魚には、海のミネラルが全部集まっているぞ。そしていま、私らはそれを食べるんだ」

    そんなふうにして、みんなで分かち合いなから食べる魚は、本当においしいのです。同じものを食べるのでも、ただ物として食べるときと、ストーリーを感じて食べるときでは、厚みと奥行きが違うのです。

    以上抜粋

    素敵な本です。気づきが多くあります。人として生きる1つの行き方を示していると思います。

  • 『イーグルに訊け インディアンに学ぶ人生哲学』天外伺朗、衛藤信之共著、飛鳥新社発行)読了。
     
     この本は良かった。今までインディアン関連の本を結構読んできたけれどもそれは語録であったり、欧米人が著者であったりで“日本列島住民”の手によるインディアン文化論はあまり読んでいなかった。

     北山耕平氏の著書やホピの預言関連の書物は読んでいたけれども、この『イーグルに訊け』は私と同年代の心理カウンセラーである衛藤氏と実際にパイプホルダーにまでなってしまった天外氏が交互に章を重ねてインディアンの精神文化、価値観を紹介していて、多分に分析的なところが良かったのかもしれない。

     北山耕平氏からは氏がインディアンの人々と長い時を共に過ごしたからこそ得られる彼らの皮膚感覚に近い言葉をその香りたつほどの文章から得ることができるし(特に『インディアン魂』河出文庫)の名訳)、この『イーグルに訊け』からはまた別の“日本列島住民”で違う分野のスペシャリストの視点からの考察で得るところが多かった。

     特に参考になったのは天外氏が巻末に表した「社会の進化」という表で、その中の「成熟した社会」「実存的社会」が私の目指したい社会であり、早期に移行したいものだと個人的に思っている。以下はその表の一部抜粋である。

     名称      近代文明社会        成熟した社会
     キャッチコピー 競争社会          平和でみんな元気な社会
     社会の目的  経済・産業の成長     個人の意識の成長・進化
     社会の規範  科学的合理主義      形而上的価値観
     中心となる   後期自我         成熟した自我
      意識レベル 
     特徴      信教の自由        宗教の変容 
             民主主義          深層民主主義
             都市に人口集中      都市と田舎がバランス
             社会の活力は高い     経済成長は低くなる
             厳しい競争         調和と許容が中心
             争いが多い         紛争の減少
             エゴの暴走         エゴの低下
             富と名誉の追求      多様性が許容される   
             ストレスが強い      装わない人々
             人々は消耗         人々はリラックス
             病気、犯罪が多い     人々の活力は高い
             多数派による抑圧     病気、犯罪が減る
             社会生活が中心      ホロトロピック・
                             センターが中心
             左脳ビジネス       右脳ビジネス
             投機的貨幣経済      地域通貨の発展
                            長老の存在
                            社会生活と精神活動の
                            バランス

     実際の表は、中世的社会、近代文明社会、成熟した社会、実存的社会、超越的社会の5つに分けていて段階的発展をしていくのが分かりやすく表している。
     例えば成熟した社会の先にある実存的社会では社会の目的が「全体性との調和」であり、特徴に「自然農法による自給自足」や「地球のエネルギー循環にそった文明」などが挙げられている。  

     先に衆議院議員選挙があったけれども上の「成熟した社会」を目標とすることを標榜するような政治家や政党が出てきたらまっさき... 続きを読む

  • インディアンの知恵について、スピリチュアルかつ心理学的な側面からの対談本。インディアンとケンウィルバーがつながるのかと思うと、かなり面白い。ヒッピー文化の失敗から、われわれは学ばなくてはいけない。過去に戻るのではなくて、あくまでも未来に進む。インディアンの知恵をそのために生かしたい。祭りの知恵も、確かに今必要とされているのかもしれない。非論理的なものに爆発させる感情のエネルギーに、何か意味があるはずだ。バタイユとも相通じるところがあるのかもしれない。

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