- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872331264
感想・レビュー・書評
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[出典]
「「逆張り」の研究」 綿野恵太詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人にもらった(なぜくれたのか)。
ここまで潔く説明されると死にたい気持ちも薄まった。 -
自殺をする方法を詳細に記録する本。薬で自殺する場合は、どんな薬をどれくらいか、また、どこで手に入れるかなど詳細に書いている。死に方を苦痛、手間、見苦しさ、迷惑、インパクト、致死量の項目でレベルごとに記載。
読む自由とはあるが、個人的には、学校図書館には並べたくない。 -
誤解を招く言い方になるかもしれないけど、「死」にまつわる話に興味を抱きやすい私にとっては最高の雑学書だった。
2022年に開催された「END展」の中で印象的だった文章を引用させてもらうと
「死」は生きとし生けるもの全てが迎える運命なのだから、「生」と同じようにポジティブになるべきもの。タブー視されるべきでないもの。
本当にその通りだと思う!この本も決して自殺を助長するものではなくて、「生」の知識に関する本が沢山あるのだから「死」の知識に関する本があってもいいでしょう?というただそれだけの理由。出版当時はすごく批判されたそうだけど…
ただこれが本棚にあると家に来た友達に高確率で心配される。勘違いさせてごめんね。
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ただ事実が記載されている
肯定も否定もしていない
ただ消えてなくなる方法
その選択は負けだとか逃げだとか、何を根拠に言ってるのかわからないうっすい言葉はいらないときに、こんな方法があるんだと読み返す -
この本に魔力のようなものがあるとか、この本があるだけで怖いとかいうレビューをいくつか読んだので買うのをためらっていたが、買って読んでみたらそんなものはなく、ただの雑学本といった感じ。
この本を読む前までは家の近くに線路があるので自殺をするなら飛び込み自殺かなと思ったり衝動的に線路に飛び込む映像が頭の中で何度も流れたりしていたのだけど、この本を読んで初めて首吊りが安楽だと知ったので自殺する時は首吊りにしようと考えを改めた。
自殺を考えない人生のまま終わりたかったけど、一生治らない病気になってしまって毎日辛くて日本は安楽死もないし、やっぱり自殺するしかないのかなと、毎日死にたいと思う。
ネットで自殺の情報が得られる時代だったらこの本は買わなかったと思うけど、今は自殺の方法を検索しても検索に出てくるのは防止のサイトばっかりで欲しい情報が得られないからこの本は古いけど参考になった。 -
2023/01/22
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30年前のベストセラー本。今でも売れてるとか。
タイトルからもおどろおどろしく、物騒な本であることが分かる通り、賛否両論がある。中身も勿論(?)、生々しい。
これまでの様々な方法で試みられた自殺について、客観的に分析し、手法を観察されている。
他の方の感想にも多々あるように、人間多少毒がある方が面白いと感じるようだ。私自身も、吸い込まれるように読み進めた。本として、ここまで面白いと感じた本は数少ない。
勘違いしないでほしいのが、この本は自殺を勧めるものではない。ただ、ある種「いつだって死ねるんだ」という心持ちで、楽に生きるのも一つの選択だ。