- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872339413
作品紹介・あらすじ
アメリカに振り回されっぱなしのリメイク裏事情。二つの『Shall we ダンス?』から見えて来る日米格差。周防監督が描く前代未聞の痛快ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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「『Shall we ダンス?』アメリカを行く」の続編。周防さんのユーモアあふれシニカルな視点から、作品だけでなく、アメリカでのビジネスや文化についても語られており、楽しく読めました。
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契約を守らせる義務って・・大変
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ハリウッドリメーク版の「Shall we dance?」ができるまでを、オリジナルの監督として体験した記録。
前回(アメリカでオリジナル版が上映されたとき)と同様、普段の温厚な物腰からは想像もつかない程に監督はこだわり、怒る。
しかしこの本を読んでも、ハリウッドビジネスの喰えなさというか、底知れぬ魑魅魍魎感というか、とにかく強かな人たちがそろっているのだなぁと感じた。
そんな世界と(ほぼ)対等に戦った周防監督は、本当に意志の強い人だと思う。
私たちは往々にして「日本映画のXXXがハリウッドでリメイク」というニュースが流れると、それだけで無批判に喜んでしまうけれど、実際には影でとんでもない苦労をしていたり、最悪ただの泣き寝入りになっているのだということがよくわかった。 -
前作を読んだので、この作品も手に取った。ブックオフで100円で購入。なかなか面白かったです。
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200706 映画撮影時のエッセイほどではないけど、後日譚として楽しめる。