- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872902150
感想・レビュー・書評
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書き手さんの人柄が表れている本。写真イラストも素敵で、ずっと見ていたいほど。あまり手紙を書かないけれど、レターセットは凝っていて、好きな人のシリーズをそろえている。
この本の中の文房具や便箋封筒がつぼです。
ずぼらな私でも、封筒を作ってみたいと思えてしまうほど、愛情あふれる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紹介されている切手の使い方やあつめ方などを見ていると手紙を書きたくなる!作者さんの手紙への愛が伝わってくるのも楽しい。今まで時々素敵な切手が発売されると買っていたけど、海外の切手も集めてみたくなっちゃったなぁー!
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まさしく手紙を書きたくなる本。
切手の貼り方や封筒にひと工夫などステキなことが書かれている。
亡くなった母が誤字の多い手紙を書いて送ってくれていたことを思い出した。私も離れて暮らしてる娘や友達に手紙を書こうかな…
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ワクワクが止まらない!
これが読んでいる間中、私の中で起こっていたこと。
私も手紙を書くことが何よリも好きだけれど、もっと楽しみたい、もっとこだわりたい、そして奥深い世界をもっと知りたい!
心をくすぐられる写真と、読みやすい文章に心臓がドキドキと反応してしまう。
私には手紙を楽しむ本気度が全然足りないぞ。
もっと、もっと、もっと…と、どうしたって触発されるのを止める手立ては無いのだった。
興奮状態…。
本当に好きなんだよね、と自分自身に再確認。
拝啓から始めるのは堅苦しいと勝手に思い込んでいたけれど、「ハイケイ、足柄山からこんにちは。」という、”いつもの出だし”で始まる手紙というのは、すごくいい。
ちょっとしたユーモアなんだなぁ。それで印象がすっかり変わる。手紙にこうじゃなきゃいけない、と言うのは実につまらないし、勿体無いことだ。
人それぞれの楽しみ方がある。
そこに学ぶことがいくらでもあるのが手紙の魅力だと思う。
著者の木下さんは、私が感じたようなことはとっくに余所に置いておいて、肩の力を抜ききって手紙を楽しんでいるみたい。私もそんな風に手紙を楽しみたいな。 -
再読。
手紙を書くのが好きが高じて読んだ本。便箋、切手、シーリング、万年筆、どれもこれも心踊る。表紙の窓からタイトルが覗けるような装丁も好み。
窓付き封筒でお手紙をもらったような気分になる本。 -
(リリース:伸子さん)
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他のよりもエッセイだったけど、それもおもしろかった。おじいさんの話とか。
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切手にまつわる実用的な豆知識も参考になったし、なにより手紙についてのエッセイとイラストがとても面白かった。私も手紙を書きたくなった〜!
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手紙をはじめ、切手、本の紹介あり。「ぶらんこのり」「あしながおじさん」「貝がらとうみのおと」がよみたくなった
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日本の古切手を集めたくなった。
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お手紙書きたくなりますね。
文具が好きなので、紙や万年筆、インクも揃っているし今も時々お客様なんかに手紙を書くことはあるけれど、もう少し積極的に書いていきたいですね。 -
紙のあたたかさ
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切手って、興味なかったけど、切手博物館、行ってみるだけ行ってみたくなった〜☆結構会社の近くにあるみたいだし、暇な時にぶらっと行ってみようかしら。そして、万年筆欲しくなった…
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私は手紙はよく書くほうだけど、切手は年代物を使うより、最近のを組み合わせて使うのが好き。
封筒にイラストを書くのは、楽しいですよね。
辞めどころが難しいけど…。
そうそう、郵便番号の前には私もナンバー君、今だに書いてます。
良いガラスペンやっぱり欲しくなるなぁ…(#^.^#)
そして、木下さんのお母さん、スゲぇ!!! -
2005年発売のこの本、2006年の第3刷を買っているから、もうかれこれ5年間読み続けていることになります。いつも本棚の取り出しやすいところにいます。タイトルの通り、手紙を書きたいな、と思うと手に取り、そして、手紙を書きたくない気分のときにも手に取る。そうすると、いつの間にか誰かに手紙を書きたくなってしまう、不思議な1冊です。
この中で紹介されている旧い切手に添えられた木下さんの鋭いつっこみが楽しくてお気に入りです。手紙にまつわるコラムには不覚にもほろっとさせられる。手作り封筒もひと通り真似てやってみたし、シーリングスタンプも目を皿のようにしてお気に入りを探した。お手紙好きの友人としゃべっているような楽しみがほしいとき、この本を開きます。
木下さんは、ラッピング教室の講師として神戸に来られた事があり、その時にいろいろお話をしました。なんとも飾らないお人柄で、こちらも本を読みなれているせいか初対面とも思えず、神戸や大阪のおすすめ文具店の情報を教えたり、普通に盛り上がったことが良い思い出です。「レターブック」を持参していたら、その場で鳩のイラスト入りサインをペリカンの万年筆で書いてくださいました。
またいつか、木下さんの手紙本が出たらいいな。
【2010.12.29 Blogより。】 -
文房具好きの方なら一度はお名前を聞いたことがあるんじゃないかと思われる木下綾乃さん。
あたしも例外ではなくこの方の本が好きで、フミ手帖も含め何冊か持っています。
今日はその中から1冊ピックアップしてみようかと。
「手紙を書きたくなったら」
あたしにとって手紙はふと書きたくなってごそごそするものではなくて、「書こう!」って思いが先にあって準備をするもの。
家で書くことよりカフェとか外で書くことが多いかな。
そんなあたしから見ると綾乃さんは本当に手紙好きで、手紙を書くことがすごく自然なことで生活の一部なんだろうなぁって思えます。
それがすごくうらやましい!
いつかはそんな風に手紙を書くことが生活の一部になったらいいなぁって思うんです。
まだまだ肩の力が入ってるねぇって思っちゃう。
本の装丁もすごく凝っててステキ。
あたしが持っているのは古本屋で買ったので残念ながらやぶれてしまっているけれど、今タグにはまってることもあって、すごくグッとくるもので眺めるのが楽しい。
こんな装丁もあんまりないよね?
裏は綾乃さんの初めてのシーリングワックスがデザインされてあって「やっぱり最初に買うならこの色だよねぇ・・・」ってそそられます。←常に影響を受けやすいんです(笑)
でも、この本の中で1番好きなのはこんな風な手紙はどぉ?ってアイディアだけじゃなくて手紙にまつわる綾乃さん自身の思い出が書いてあるところ。
エッセイに関してはけっこう雑食なタイプで読むのすごく好きなんです。
自分が好きな人だったり、好みが似てる人だったり、その人の考え方や持っているものとかをほんのちょっとだけ垣間見ることができて・・・それが好きでよく買ってます。
逆に小説はあんまり冒険しないタイプ。
昔の思い出や引越し秘話とか自分の友達のことのように読んで、相槌をうってるような気もします。
そして、この前のフミ手帖のときもそうだったんだけど・・・シーリングワックスが欲しくなる!
本を読みながらやっぱり最初はイニシャルだよね~!って思ったのはあたしだけではないハズ。
あのぽてっとした厚みとこっくりした色あいには何ともいえないものがあっていつか挑戦したいと思っているアイテムの1つです。
憧れの一品とでもいうんでしょうか?
シーリングワックスってどこにでも置いてあるわけじゃないだけに、見つけるとじぃ~っと覗きこんでしまう気がする。
あたしみたいな初心者でも楽しく読み始めることができて、も読み進めていくと切手コレクターの話だったり、切手のデザイナーさんの話まで知ることができてしまうから「この本奥が深いな」って思ってしまいます。
だって切手の収集するなんて考えたことすらなかったあたしが、「ちょっといいかも!」なんてしまうんだもの。
恐るべし綾乃さんマジック。
普段何気なく使ってる日本の切手の原画は36倍の大きさだとかね。
その原画からそれだけ縮小しても大丈夫ってことはすごい技術なんじゃないでしょうか・・・?
特別に凝ったことをしなくても手紙ってもらったら嬉しいし、普段言葉やメールや手紙じゃ伝えられないことも伝えられる。
でも、これだけ凝った手紙をもらったらこの前のコストコのシールセットじゃないけど、あたし発狂するよ?(笑)
この本の中で出てこられる綾乃さんのお母さん。
あたし自身もそうだけど、同性の親から受ける影響ってすごく大きいものがあると思ってて。
もちろん父からの影響もたくさん受けてるけど、こういった趣味とか好みって母の影響を受けませんか?
この本を読んでてあたしは思い出します。
ラッピング手伝ってもらったり、どんな風にしたらいいと思う?って相談したり、お願い!作りきらんけん、この紙で封筒作って!!!ってお願いしたり・・・。
そうやって一緒に作るのってすごく楽しくてそういうところで好みが一緒でよかったなぁって思います。
ま、顔は全く似てないんですが(笑)
書いた人の生活や好みを垣間見れるのももちろん楽しいけど、エッセイってその人の書いた文章と自分の経験や思い出とを重ね合わせられるからもっと楽しいのかもしれません。 -
NDCは693。著者が、ていねいにお手紙を書く様子、切手へのこだわりなどが伝わってくる。切手のショップや日本や海外の切手の紹介などもカラフルで楽しい。楽しいお手紙を書くのに参考にしたい。
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まさしく手紙を書きたくなる一冊。
切ってもかわいい!
昔の切手の可愛さをこの本で知りました。 -
やはり絵封筒、やってみたいなー
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イラストレーターである著者が、手紙への偏愛について綴ったエッセイ。
とつとつとした素朴な文章がノスタルジックです。
イラストレーターの大御所、ディック・ブルーナ氏と交流した話も載っていました。
なにかあったら、すぐに手紙を書く、というのが著者のスタンスのようです。
便箋や切手のコレクションも掲載されていました。
ナンバーくん(郵便マーク顔型キャラ)への強い愛情が感じられました。
普段、外出した時には、文具専門店での文具チェックを書かさないそうで、お気に入りのお店の紹介も載っていました。
SCOS、伊東屋、月光荘、ハンズ、press six, on Sundaysなど。
知らない店もあったので、心に留めておきました。
これまで興味津津だったにもかかわらず、使い方がわからずじまいだったシーリング(封蝋)のやり方が、順を追って写真で説明されており、とても参考になりました。
シーリングはラッピングにも使えるとのことですし、作り方がわかったので、これなら私も試してみられそうです。
文を伝える伝書鳩にも言及していました。
今でもいたら素敵だと調べてみたけれど、現在ではレースをする鳩しかいないそうです。
一羽欲しかったという文を読んでいたら、私も伝書鳩を飼いたくなって、一緒に残念な気持ちになりました。
イラストレーターなので、無地の封筒に絵を描いて出したりもしています。
封筒に木を書いて、80円切手のかわせみを枝に止まらせるように貼っているなど、おしゃれだなあと思いました。
誰かに、とっておきのレターセットと選りすぐりの切手で、さりげなく手紙を出したくなる一冊です。 -
手紙とそれにまつわる文具類への愛情が伝わってくる本。
封筒、便箋、シーリング、ペン、切手・・・
お気に入りを探し、集め、そして囲い込むのではなく、
それらを使って、手紙を出している作者。
楽しんでいる様子がわかり、こちらまでほんわかと楽しくなる。
最近はメールばかり。
でも、手紙もいいなぁ。切手もかわいいなぁ。
手紙を出してみたくなった一冊。 -
『紙モノ・手作り・手書き・古くて良い物』そういうものが好きな人ならばこの本を読んだらうずうずとして仕方が無いのではなかろうか。「てがみ」という身近で手軽な創作・表現の場があったのだという事を思い出させてくれた一冊。離れて暮らす祖父母や、恩師、遠い異国のあの人へ、一筆書いてみようかしら?と思います。出会えてよかったやさしい本です。全体を通して木下綾乃さんのゆるくて頑固なこだわりに触れて癒されました。
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ブルーナさんに会った話とても素敵!
東京文具ツアーに行きたい。 -
昔から筆不精で、メール全盛の今となっては
プライベートな封書など年に10通も書けば良いほうだ。
なのだけど、そんな今だからこそ
ポストに小ぶりの封筒を見つけるとパッと嬉しくなる。
手書きの文字がいとおしい。
もらった人もそう思ってくれているといいなぁと思いながら、
どうにかこうにか書きあげる。
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封かんとまではいかないけど、色々凝ってみるのも楽しいだろうなあ。
ただ、文房具は大好きなので、道具を集めだすと止まらなくなりそう。
・封筒と切手の組み合わせに凝ってみる
・よくわからないハンコを無駄にいっぱい押してみる
・置手紙にはとっておきの重しを
・落ち込んだときに手紙を書く。ちょうど80円分くらいの、個人的な内容。
・封かんはラッピングにも使える。麻の紐との相性が◎。 -
3年前かな?買って、今でもよく読み返しています
木下綾乃さんのシンプルでありながら、暖かい
手紙の書き方が好きで、レターセットも作ったり切手にも凝るのも
影響を受けました♪
今ではレターセットも手作りしたり、かわいい切手で
手紙を出すようにしています* -
「木下綾乃のレターブック」と合わせて買いました。
ますます、誰かに手紙を書きたくなってくる。
シーリングワックスもおもしろそう。
ここに載っているたくさんの文房具屋さん、早速ネットで検索してお気に入りにしました。 -
『手づくりする手紙』同様、手紙を書きたくなる本。封筒とかはんことか、封緘など、普段から色々集めている私は、俄然誰かに手紙を書きたくなってしまう。
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手紙にまつわるエッセイと、切手にまつわるエッセイ集。イラストや写真が多め。東京の文房具のショップや切手のショップについてのまとめが参考になります。あと、シーリングワックスの使い方って意外とわからないものなので、写真入りの解説があって丁寧だなと感じました。クウネル系のムックが好きな人にはとてもおすすめ。そうでなくても、これから切手収集を始めたい!という人には参考になりそうです。エッセイは、ブルーナさんのエピソード(羨ましいことこの上ない)と、下北のアパートのエピソードが素敵でした。ユトレヒトに行ってみたくなりました。
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08/12/26読了。
手紙手帖という本に載っていたオススメ本です。
面白かった。特に切手コレクションは、自分も切手を集めたくなる。
切手博物館には行ってみよう。