- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872905007
感想・レビュー・書評
-
本書に革新的なことは何も書かれてはいない。しかし、社会人にとって大事な心構えを学ぶことができる。私が本書を手に入れたのは数年前、就職する直前。母親から貰ったのだ。少し読みかけたが、当時の私は仕事に対しての悩みなど当然なく、むしろ楽しみに思っていたので、全く響かず早々に読むのをやめてしまった。それ以来、一度も読むことなくずっと本棚にたててあった。引越しして本棚を整理したことを機に何気なく読んでみたが、社会人としての経験を積んできたことで本書に対する印象はずいぶんと変わっていた。筆者のいっていることが自分ごととして理解できたし、非常に参考になった。最初からオリジナリティを求めるのではなく、イミテーションを繰り返すことで徐々に独自のやり方ができていくということや、会社でチヤホヤされるのは本流の仕事をしている人たちだが、本流からちょっと外れた道で気持ちを腐らせずに頑張るほうが鍛えられるということなど、本書から多くを学んだ。これから社会人になる人や社会人になりたての人にとっても参考になると思うが、それよりも働き始めて数年経って苦労を感じている人にお勧めである。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せに働き、幸せに生きるためのエッセンスをまとめた本。
文章から滲み出る優しい人柄が心地よい。
①3年で物事が見えて来る。
②プアなイノベーションより優れたイミテーションを。
③信頼こそ最大の援軍
入社3年目までの子に読んで欲しい本。
私個人も、【金メッキでも貼り続ければ本物の金になる】という思想の持ち主なので、②は特に共感できた。
サラリーマン必読の一冊。 -
忘れたので読み直す
-
•働く目的
欲を持つ 自分本位ではなくみんなのため
•働く意味
それでもなお 成長するため
•プアなイノベーションより優れたイミテーションを
-
すぐに転職を考えるんじゃなくて、今の場所でもうちょっと頑張ってみてもいいかなって思えるようになった本
-
苦しいなって思った時も、
自分の無力さに悩んだ時も、
この方の言葉があれば頑張れる。
激励 -
忙しかった30代に読んだ本。今思うとサラリーマン必読の一冊かな?
-
高校生である自分が、社会人として働く未来はもうそう遠くない話である。働くことにどんな意味や価値を生み出し、人生の決して避けられないそのタスクに立ち向かっていけるのかを真剣に考える際には、きっと良い判断材料となる、そんな金言が詰まった自分にとってはとても価値のある一冊だった。
-
心に響く言葉ばかりだった。
今、自分が辛い状況にある中で
一つ一つの言葉が暖かく、そして的確であり
スッと内容が入ってきた。
少し、心の中が整理することのできた一冊。