働く君に贈る25の言葉

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872905007

感想・レビュー・書評

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  • 本書に革新的なことは何も書かれてはいない。しかし、社会人にとって大事な心構えを学ぶことができる。私が本書を手に入れたのは数年前、就職する直前。母親から貰ったのだ。少し読みかけたが、当時の私は仕事に対しての悩みなど当然なく、むしろ楽しみに思っていたので、全く響かず早々に読むのをやめてしまった。それ以来、一度も読むことなくずっと本棚にたててあった。引越しして本棚を整理したことを機に何気なく読んでみたが、社会人としての経験を積んできたことで本書に対する印象はずいぶんと変わっていた。筆者のいっていることが自分ごととして理解できたし、非常に参考になった。最初からオリジナリティを求めるのではなく、イミテーションを繰り返すことで徐々に独自のやり方ができていくということや、会社でチヤホヤされるのは本流の仕事をしている人たちだが、本流からちょっと外れた道で気持ちを腐らせずに頑張るほうが鍛えられるということなど、本書から多くを学んだ。これから社会人になる人や社会人になりたての人にとっても参考になると思うが、それよりも働き始めて数年経って苦労を感じている人にお勧めである。

  • 幸せに働き、幸せに生きるためのエッセンスをまとめた本。
    文章から滲み出る優しい人柄が心地よい。
    ①3年で物事が見えて来る。
    ②プアなイノベーションより優れたイミテーションを。
    ③信頼こそ最大の援軍
    入社3年目までの子に読んで欲しい本。

    私個人も、【金メッキでも貼り続ければ本物の金になる】という思想の持ち主なので、②は特に共感できた。
    サラリーマン必読の一冊。

  • 作者が親戚の遼君の新卒時代から3年目までの働き方についての手紙の25通。

    25の手紙があるが総じて言えることは若いうちはやりたくないこと、嫌なことはあるが我慢して努力し続けた人にはいい未来が待ってるということ。

    会社には2・6・2の法則があり上の2割が成績優秀者、6割が普通、下の2割が落ちこぼれだということ。
    下の2割がいなくなったとしてもまた新たなピラミッドが生まれるだけなので、人と接するときはいかに人のことを信頼できるか、我慢強く接することができるかがその会社の人とのコミュニケーションができるかの鍵になるとのこと。

    ◎人は必ず失敗する、失敗した後の方が大事。
    失敗したからと言って恐れて逃げていると更に好機を逃すことになる!
    失敗したときには逆に懐に潜りこんで謝った方が先方にも許されるし逆に仲良くなることもある!

    ◎書いたら覚える!
    日記や仕事を教えてもらったことなど、将来読み返しても役に立つしただ聞いているだけよりも読み返さなくても記憶に残ってることが多い。

    第1章では新卒一年目から3年目までの遼君にあてて書いていて自分の境遇と重なるところが多くあり、これから頑張らなければならないと思った。

    2章、3章と進んでいくうちに未来の話になっていくが、初心を思い出すためには便利な本だと思う、これから仕事をしていく中でマンネリ化してしまったときにこの本を読むともう一度新たな気持ちで頑張ろうと思える本だと思う。

  • 忘れたので読み直す

  • •働く目的
     欲を持つ 自分本位ではなくみんなのため
    •働く意味
     それでもなお 成長するため
    •プアなイノベーションより優れたイミテーションを

  • すぐに転職を考えるんじゃなくて、今の場所でもうちょっと頑張ってみてもいいかなって思えるようになった本

  • 苦しいなって思った時も、
    自分の無力さに悩んだ時も、
    この方の言葉があれば頑張れる。
    激励

  • 忙しかった30代に読んだ本。今思うとサラリーマン必読の一冊かな?

  • 高校生である自分が、社会人として働く未来はもうそう遠くない話である。働くことにどんな意味や価値を生み出し、人生の決して避けられないそのタスクに立ち向かっていけるのかを真剣に考える際には、きっと良い判断材料となる、そんな金言が詰まった自分にとってはとても価値のある一冊だった。

  • 心に響く言葉ばかりだった。
    今、自分が辛い状況にある中で
    一つ一つの言葉が暖かく、そして的確であり
    スッと内容が入ってきた。

    少し、心の中が整理することのできた一冊。

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著者プロフィール

秋田市生まれ。株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。
69年、東京大学経済学部卒業後、東レ株式会社に入社。家庭では自閉症の長男と肝臓病とうつ病を患う妻を抱えながら会社の仕事でも大きな成果を出し、01年、東レの取締役、03年に東レ経営研究所社長に就任。内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。
著書に『ビジネスマンが家族を守るとき』『そうか、君は課長になったのか』『働く君に贈る25の言葉』『リーダーという生き方』『働く女性たちへ』(以上、WAVE出版)、『ビジネスマンに贈る生きる「論語」』(文藝春秋)『それでもなお生きる』(河出書房新社)『実践・7つの習慣』(PHP研究所)『上司の心得』(角川新書)『50歳からの生き方』(海竜社)などがある。
2011年ビジネス書最優秀著者賞を受賞

「2022年 『佐々木常夫手帳 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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