~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
- WAVE出版 (2015年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872907315
作品紹介・あらすじ
マインドフルネス瞑想は、「脳と心をスッキリ片づける整理術」。世界中の成功者がやっている"気づき"のトレーニングで「動じない心」が身につく。ストレス、不安、迷いをなくし、「自分を変える」が実現できる本。
感想・レビュー・書評
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瞑想をやってみたいと思い様々な本を読んで来ましたが、本書が私の読んだ中で1番瞑想について純粋な知識を得ることができました。
「呼吸が大切」「呼吸に意識を向けよう」と言われてもわからないと思っていましたが、コツは至ってシンプルでした。それは「1番気持ちがいい呼吸を探そう」というものです。そのほかにも様々なテクニックが紹介されています。また、本書は瞑想に関する知識も学べるので知識をつけたい人にもオススメです。
本書の中でいくつか興味深い表現がありました。それは瞑想中に浮かぶ雑念やアイデアは雲で、自分とは大空であると言うものです。雲は地球が誕生してから今に至るまで永遠に変化しており、すぐに形を変えてしまします。そんな雲をのんびり眺めて、快晴の空を見にいくことが瞑想の目的であることであるという考えは非常に良い学びになりました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
瞑想によって脳の活性化が起こり、脳の構造までにも影響を及ぼすことが非常に興味深かった。
また感情を抑制するのではなく、感情に気づき対処する、観察することで気持ちをコントロールすることが重要ということも学ぶことができた。
スピリチュアルな要素も捨てきれるわけではないが、科学的にも効果が認められてきている瞑想を行うことはこれからの人生に非常に有益な行動になると感じた。 -
マインドフルネス瞑想についての本だけど、私が特にいいなぁと思ったのは「マインドフルに生きるためにはどうすればよいか」が書いてあるところ。日常生活をマインドフルに生きるためにはどうすればよいか、この章だけ読んでもいいくらい。
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全体的に読みやすく、内容も分かりやすかったです。
YouTubeなどを見ながらマインドフルネスを実践された方であれば、本著を一読されると心の持っていき方や細やかな作法が腹に落ちマインドフルネスが一層深くなるのではないでしょうか。
私の通う心療内科では週に1度のマインドフルネス研究会という名目でただ付属CDを流していました。このCDでは著者ご本人が瞑想を誘導してくれるのですが、1〜4曲目およそ15分ほどで自然と力が抜けていい具合になります。誘導は好き好きですし相性があると思うので話半分かなとは思います。私の場合ある時期に何とか浮上できないかと毎晩聴きいっていて、その内に吉田先生の声で傾眠してしまうルーティーンになってしまいました。イヤホンの違和感に何度も目を覚まし逆効果かと思ったほどです。
宇宙や神様やヨガとチャンネルを開きたい方についても、その入り口くらいまでは作中で触れられますので、割とキャパの広い本だと思います。 -
マインドフルネスを初めて知るのに、とても良い本だった。宗教的・オカルト的なものではなく、日常的に取り入れられるリラックス方法だと理解できた。
「本当の自分」は空、「思考」「感情」「身体」は空に浮かぶ雲、という考え方は、胸にストンと落ちた。
(以下、引用)
どれだけ分厚い雲が出てきても、「空」=「意識」はずっと変わりません。どれだけ激しい感情がきて苦しんでも、どれだけつらい思考に悩まされても、ずっと変わらずにある、ゆるぎない自分。
(引用終わり)
これを知るだけで、生きるのが楽になる気がする。 -
マインドフルネス瞑想に興味を持ち、一から学びたくてこの本を選んだのだけれど、大正解だった。
内容としては、マインドフルネス瞑想の実践方法はもちろん、メリットや効果についても分かりやすくすんなりと読めます。
本書でも触れてますが、『瞑想』というと何か宗教的なもので、修行みたいな難しそうなイメージがあるかもしれません。
ですが、科学的根拠もあること、決して難しくないこと、すぐに生活の中に取り入れられるのに、その効果は大きいと、非常にコスパのいいものです。
もちろん、読んだから“今日からあなたもマインドフルネス瞑想の達人ですね!”みたいなことはありません。ありませんが、マインドフルネス瞑想の本質的な部分、今ここに在ることに気づく、というのを学べるだけでも、読む価値は大いにあると思います。それだけで、変わります。ほんとに。 -
感情の整理の仕方を教えてくれる本です。読みやすく、わかりやすく、書いてあることが実際に実践しやすいです。
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とても優しくわかりやすい
他二冊と合わせて 大枠をつかむことができた。
CDがあるのでこちらで 実践あるのみ。 -
一日10分でも3分でも1分でもOK。
呼吸に集中する。最後の呼吸であるかのように観察すれば集中できる。
吐くときに腹式呼吸、吸うときに胸式呼吸=完全呼吸。
余計な力が入っていない姿勢。骨盤を起こす。
朝起きてすぐ、夕食の前、シャワーを浴びた後、よる寝る前など、いつでもよい。
思考にラベリング。
日常生活に活かす=集中する。
怒りは二次的な感情。怒りが出たらその一次感情に気づく。
感情は受け止め方による。
感情と思考を分ける。感情のもとになる考え方に気づけばそれを変えられる。
タバコやお酒の欲求は呼吸を整えるだけでも効果がある
瞑想は脳の筋トレ。注意がそれても気づく度に戻せば鍛えられる。
何も考えないのが良い瞑想という訳ではない。
内側で起こっていることを観察し、マインドレスネスに気づいて戻すトレーニング。
気づいたこと感じたことは判断しない。対象化する。
気づいたよ、と声をかけるだけで対象化できる。
自分の感情を外からみる訓練。良い悪いを判断しない。
自分と対象を分ける。観察する自分になる。
怒りは別。怒りは二次的な感情。
もとには恐れ不安がっかり寂しさ惨めさなどがある。
怒りが出たら一次感情に気づくことが対処法。