- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872907827
感想・レビュー・書評
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家族史の作成マニュアル的な色合いよりはガイド的な色合いの濃い内容の本です。手取り足取りハウツーを示すのではなく、資料調査やインタビューの手法をいくつか紹介しながら「自分の場合はこの調査の過程でここまでの情報を得ることができた」という実体験に根ざした解説を行っているので、ノンフィクション読み物的にさらりと読了することができました。
平易に読める分、官公庁や図書館、公文書館にアーカイブされている情報をしっかり使いこなすこと、そして家族史・一族史は誰のために、何の目的で作成するか?の目的意識を明確に抱いて調査を進めることの重要性が、さり気なく意識下に刻み込まれる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先祖の謎に迫る、歴史ミステリーの旅。
著者が、自分のルーツを知り、先祖の生き方を子孫に伝えたいという方に向けて、誰にでもできる家族史の調べ方、まとめ方のノウハウを伝授してくれます。
家系図だけではなく、家族史もあると、より生き生きと、先祖のことが分かります。
家族史も作ってみたくなります。 -
家系図は、作成しましたが、それだけでは、つまらないなあと思っていました。先祖が、どういう人だったか調べる方法として、参考になるところもあったので、少し調べてみたいと思いました。
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家族史の調べ方、まとめ方
家族の結びつきが希薄になった現代において、こうした家族史をまとめておく意義とその方法やヒントがわかりやすくまとめられていた。
戸籍が残っているので、割と追いかけられるが、自治体によって除籍年数などが違っているのがネック。
江戸時代くらいまでは遡れる。
歴史と思っていたことが身近に感じられるようになる。
墓石はヒント
名字の由来
改姓には意味がある
一度自分でも調べてみる必要があるかも。
知らないままで過ぎてしまうのはいけないような気がする。
一番驚いたのが、筆者が同年代だったこと。
そういう年齢なのだ…(^_^;)