ボッティチェリとリッピ (イラストで読む「芸術家列伝」)

制作 : 古玉かりほ 
  • 芸術新聞社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875864370

作品紹介・あらすじ

やさしい美術書No.1。ヴィーナス誕生の画家の真実。フィレンツェの華と影を語る450年前の名著を現代風に再生!ヴァザーリの課外授業によるダンテ『神曲』制作秘話も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しくボッティチェリの人間関係が学べて良かった。

  • 借りたもの。
    ヴァザーリ『芸術家列伝』のボッティチェリとその師・リッピを特集したもの。
    最初にリッピの女好きが面白おかしく書かれ(それだけでもインパクトがある)、後は殆どボッティチェリの話。
    彼の人生を通して、ルネサンスその変容を知る。読みやすくまとまった本。
    ヴェロッキオの工房ではかの万能人・レオナルドに会い、ミケランジェロの《ダヴィデ像》を何処に置くかで揉めたり、晩年はサヴォナローラの影響もあって作風が変わるという……彼の人生と作品にはドラマがある。
    面白いエピソードにユニークな絵が添えられているので、笑いを誘う。
    Bunkamuraザ・ミュージアム『ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美』開催に合わせて読了。

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著者プロフィール

古山浩一(ふるやま・こういち)
1955年東京都生まれ。画家。90年代から万年筆画を描き始め、発表を続けている第一人者。86年と90年に上野の森美術館大賞展佳作賞、91年日仏現代美術展大賞、94年同展エコール・ナショナル・シュペリオール・デ・ボザール賞第1席、2003年リキテックス・ビエンナーレ奨励賞ほか受賞。12・13年古山浩一万年筆画展(丸善日本橋店、東京)ほか個展多数開催。主な著書に『万年筆画の教科書』(東京美術)、『ありありまあまあ』『ねこぶたニョッキのおつかい』『天才ピカソのひみつ』(以上、福音館書店)、『絵画の教科書 アクリル画編』『ボッティチェリとリッピ』『ミケランジェロとヴァザーリ』(以上、芸術新聞社)、『万年筆談義』(フェルマー出版)がある。
万年筆のコレクションはおよそ700本。現在、絵画教室や万年筆画講座を上野の森美術館アートスクール(東京)、名古屋、牛久(茨城)で開催している。

「2023年 『万年筆画の教科書 初級編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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