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- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876160440
作品紹介・あらすじ
全国で増え続ける「空き家」
子どもが巣立ち、親が亡くなり、住む「あるじ」を失った「空き家」ばかりを撮った写真集。そこには家族との思い出の品々が数々遺されています。
家族が残した様々な痕跡が昭和の香りと共に遠い記憶を呼び覚ます廃墟でもなく、廃屋でもない、遺された家。
山口、奈良、和歌山、京都、広島、大阪、三重にて撮影した主に家の内部の139ショットは圧巻です。
感想・レビュー・書評
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廃墟好きなので、タイトルに惹かれ手に取りました。
撮影対象は空き家と明記されており、昭和の良き時代のまま時が止まっていたような印象を受け、住んでいた方の家族や周りの方が手入れされていて、昨日まで誰かが住んでいたんじゃないかという気持ちになりました。
そこに廃墟好きとしては少し物足りなさを感じましたが、残されたものの写真から伝わる生活感や住んでいた方はどんな人だったのだろう、住んでいた方からの”遺書”を自分なりに読み解きながらページをめくると、切なく寂しい気持ちを味わうことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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