- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877610357
感想・レビュー・書評
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ドラマが好きすぎて買いました。
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捜査一課が音を上げた迷宮入り事件を建前上
「捜査鋭意継続中」の構えで作られた部署「ケイゾク」。
未解決事件のファイル収納倉庫の中にある
静かでだらしない時間が流れる警視庁捜査一課弐係。
東大卒で、9歳の頃から迷宮入り事件をスラスラと
解決してしまう頭脳の持ち主にして変人「柴田」。
辛い事件を抱え、自分が死ぬための狩りを続ける男「真山」。
難事件の陰で複雑に巡らされた糸と闇の
点と点が合わさっていく面白さにぐいぐい惹きこまれる。
人の記憶や感情の脆さ。
家族を殺され、誰も信用できず、
すべてを疑い苦しんできた人たちの想い。
人が人を想い、人が人を憎む。
交錯する無数の思い、無数の罪、無数の罠
夢と現実、生と死の狭間で最後に残る想いの断片。
西荻さんの世界はいつも中毒性を孕んでいて蠱惑的! -
“あの~犯人わかっちゃったんですけど…”
天才KY刑事といえば柴田純
このキャラの立ち方は個人的に冬彦さんに匹敵すると思います
(きっと若者には“冬彦さん”は通じないんでしょうけど…)
推理小説としてのクオリティはさておき、
警察を舞台とした人間交錯劇としてはとても面白いと思います
中谷美紀さん、渡部篤郎さん、竜雷太さん、野口五郎さん、泉谷しげるさんなど
キャストがイケてい過ぎるので本<ドラマにはなってしまいますが…
あと、何回読んでも最後泣いちゃいますね…
真山さんはやっぱりカッコイイです -
ケイゾクの文庫に入っていない続きの話もあるため、その部分だけ読んだ
やっぱ面白いなー。この続きは映画になっているようなんですが本はないのかしら。いまさらながらケイゾク続き読みたい。 -
ドラマ+未発表作の完全版。<br>
柴田&真山の推理も素敵だけど、不器用な恋愛部分もニクイです*´`