- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877712174
感想・レビュー・書評
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「潜在意識」を用いた自己開発の大家、マーフィーの原点的な本。
アメリカの自己開発の主流の一つである潜在意識を使った成功本のエッセンス。ある意味、マクスウェル・マルツとかナポレオン・ヒルも要約するとこの本一冊に収まるかもしれない。
そして本書が要点を絞っているだけに、なぜこの考えが自分にとってしっくりこないかが分かった気がする。
一つには理屈の部分。
潜在意識の存在は、フロイトが発見し、その後も数々の(主に医療の現場での)実験からある程度証明されている。そこは分かる。
ただそれは「潜在意識に訴えかければ身体的な変化を与えうる」ことが証明されているだけであって、同様の方法で願望や行動をも変えうる、ということには必ずしも直結していないと思ってしまう。論理が飛躍しているように感じる。
もう一つは実践の部分。
ようするに強い自己暗示を掛けろ、ということなのだが、それを「心から信じろ。少しでも疑いの心は持つな。疑えば成功しない」と説く。
だが、そこまで完璧に自己暗示をかけるのが難しいんでしょーが、と読んでいてツッコまざるを得ない。
結局巻末で「誰にでも実践できるようにプログラムを作ったから買ってね」と毎度毎度勧めてくることから、本を読んだだけでは多くの人には実践できないシロモノなのだろう。
(そしてこのように感じる読者に対して、本書の執筆陣は「理屈をこねてないでいいから実践しろ」の一点張りなのだろう)
まあ、経験から言って、ポジティブ・前向きな人には運が舞い込むというところは、理屈ではなく感覚で同調できるんだけども。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーフィープログラム、申し込んだので、頑張ってやろう!!
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一種の宣伝本。
言い方を変えると宗教みたい。
内容は、端的に言うと潜在意識を高めることで夢は実現できる!みたいな。
ナポレオン・ヒルの思考は現実化するみたいな内容です。
【output】
寝る前には、自己暗示して良いイメージを保った状態で寝る! -
■書名
書名:人類史上最大の発見―潜在意識の偉大なる力
著者:ジョセフ・マーフィー
■概要
もうひとりのあなたがあなたの運命を決定している!
1956年刊行、マーフィー理論の原点ともいえる伝説の書、初邦訳。
(From amazon)
■感想
基本的には、「原因と結果の法則」と同じこと説明されている本だと
思います。
潜在意識に軸を置いて、色々な「原因と結果」を説明しています。
半分ぐらい宗教みたいですが、これを信じても別にお金を取られる
分けでもなく、損はないので、信じて行動してみます。
(というか、ある程度は前からしていましたが、行動が弱かったよう
に思います。)
「人は思った通りの人生を生きている」というのは、この方以外にも
様々な方が言われている事で、私としては、この本の内容に異論は
ありません。
「目に見えない不思議な力を信じなさい」と言っているので、受け入れ
られない人は受け入れられないと思います。
ただ、これが宗教だとしても、別に変な人間と話す必要も、余分にお金
をかける必要も無いです。なので、信じて行動しても良いと思って
います。
■気になった点
・潜在意識の偉大さを信じ、全てを潜在意識にゆだねなさい。
それだけで人は、誰でも例外なく思った通りの願った通りの人生
を生きられます。
・貴方の人生はあなたの思いが創ったものです。
・★思いは「原因」であり、現実の人生は「結果」です。
・潜在意識に与えられた示唆は必ず現実のものとなる。
・眠る前に潜在意識に働きかけ、思いを潜在意識に染み渡らせること
です。
・ネガティブな思いが浮かんで来たら、建設的なことを思い浮かべ
ましょう。
「夜も昼も私はあらゆる面で栄えるでしょう」
こう唱えるだけでいいのです。
・どんな場合でも貧しさを肯定してはいけません。
「貧しくても心豊かであればいい」
お金を否定してはいけません。
・なえ、経済的にも精神的にも満たされた日々を願わないのでしょうか?
・★お金自体は、まったく否定される部分がありません。
毎日子守唄のように「私はお金が好きです」というだけで、必ず
いい結果がもたらされます。
・祈りは、健康を阻害しているものを消し去ってしまいます。
・ただひたすら「全身全霊を注いで愛することができる配偶者」と
の出会いを純粋に願い続ける。それこそが理想の配偶者に出会える
もっとも確実な方法です。
・誰かの悪口を言っているとき、あなたは誰かを否定する思いに
いっぱいとなります。
・「こうなりたい」と思うことよりも、実際にそうなった光景を想像
する方が潜在意識をより強く働かせます。
また、この時、「願い」以外の邪魔者(現実的な考え)は全て排除し
純粋に願うのです。 -
欲することなく、ただ想う。
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潜在意識の持つ力や働きを「人類史上最大の発見」と呼び、心に願うことは必ず実現する、というジョゼフ・マーフィーの教えを簡潔にやさしく説く本。本文104ページの薄い本で活字も大きく、忙しい人にもちょっと立ち止まって自省するのにお勧め。マーフィーはキリスト教義を研究していた人のようで、本書も宗教色はないとはいえ、牧師さんの説教のような口調で語りかけてくる。
人生は自分の思い通りに造ることができる。ネガティブな感情に支配されればやがて思い描いた通りになってしまう。幸いにして我々は顕在意識を持っているのだから、素直に自分の願いを心に届けていけばよい、特に寝る前の、脳がアルファ波優位の時に、ということになる。マーフィーの教えには自分も素直に納得した。なんとなく感じてたことについて意を強くした感。
マーフィーの本は沢山世に出ているようで、本書は入門書なのだと思うが、今後他の本も読み進めていくだけの内容があるのか、教えはこれでおしまいか、については疑問が残った。とりあえずCDでも買ってみようとは思う。 -
潜在意識に力があると分かっていても、どのような働きかけをすれば良いのか?どのようにイメージを持てば良いのか?
実践で正しいやり方で行わなければかえって逆効果になることもあるのだと思い知らされました。
「どんなに苦労しても良いから成功したい」
これでは「苦労」だけが成就して「成功」は成就しないんだそうです。
そう考えると、正しいやり方で働きかけてきたのか?改めて考えるきっかけになりました。
内容は素晴らしいことが書かれていると思います。 -
知られているようで、みんな知らないヒミツ。
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潜在意識の力。