- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877713317
作品紹介・あらすじ
人の心を開かせる話し方と聞き方がよくわかる、あの伝説のラジオ講座がついに文庫で登場!D・カーネギーの指導のもと、人の心を動かして成功した第一人者や市井の人々が次々と再現していく究極のカーネギー・ライヴ。
感想・レビュー・書評
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今回は、この本の帯をそのまま書き抜きます。それによって、内容を端的を知ることができます。(翻訳調な文章になってしまいました。(^^;
心から非を認めて『人を動かす』
相手の立場になって『人を動かす』
他人を思いどおりにしようとしないで『人を動かす』
自分を変えて『人を動かす』
どうしたらいいかと聞いて『人を動かす』
相手に敬意を表して『人を動かす』
絶望の淵から『人を動かす』
手に負えない『人を動かす』
言いにくいことを言って『人を動かす』
別件で「Yes」と言わせて『人を動かす』
議論をしないで『人を動かす』
名前を覚えて『人を動かす』
う~ん、…帯を読んだだけで…なんかすごいことを教えてくれそうな気がしてきますね~( ・∀・)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な事例をもとに人を動かす方法を紹介していた。
いろんなノウハウが紹介されていたが、総じて言いたいことは
相手に思うように行動してほしいなら相手のことを理解して、尊重することが必要だということ。
人は、認められたいという願望やプライドが存在しており、自分の間違いを指摘されると自分自身を否定された気になってしまうものだと。
'心から'相手に興味を持って接し、相手の考えや感情に配慮することで、自分の考えを受け入れてもらえる体制を相手にとってもらえるようになる。
自分の意見ばかりに固執せず、相手の声に耳を傾けて話を聞く姿勢が大切であると。
言うのは簡単であるが、形だけでなくこの「心から」というのが本当に難しく、しかし重要なのことなのだと感じた。
また、紹介されていたほとんどの事例では、上記のようにできれば人を動かすのは難しくないという印象をうけたが、登場人物は皆賢い人ばかりで、まわりくどく言えば通じない人もいるし、理解のいい人ばかりでもないと思う。
だから実際には上記通りやってもうまくいかないことも多いだろう。多種多様の価値観がある中で、そもそも相手を思い通りに動かそうとすること自体が間違っているのかもしれない。 -
人間関係でついやってしまいがちな失敗について色々反省を与えてくれる。
基本的に他者は自分の思い通りには動いてくれない、その前提でいかにして人に動いてもらうか非常に参考になる。 -
人生を渡っていく極意は国や時代を越えて通用するものですね。
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子どもから大人まで人を動かす為に、自分自身の対応方法がとても参考になった。相手をよく知ること、併せて自分自身の感情コントロールが特に大切だと感じた
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やっぱり昔から残っている古典本というのは、間違いなくいいですよね。
人の悩みって、大昔から変わってなくて、どの時代の人も同じように悩んでるっていうのは、、なんかとても興味深いです。
この本は具体例が豊富に挙げられており、非常に読みやすく、グイグイ入ってきます。
みなさんも、一度読んでみてください✋
やる気がでますよ❗(笑) -
今年の初めに読んだ「人を動かす」のマンガ版。
読みやすくしたつもりだろうが、文庫本の方が印象としては上だった。家においておくのは文庫版としよう。 -
700+税東京都田端図書館
こうしたら具体的に動くとは書かないというかそれは自分で身につけるものだから実践で身につけて磨くことが望ましいことが前提で話す。
自分のしてほしいことを相手求めるときは、
『相手が気持ちよく行いたいと思える』ように促すことが必要だ。
ポイント1つ目相手の目線に立つこと。
いつも相手に求める時は自分目線でものを言いがちであるので、客観的視点が必要である。
2つ目、直接ではなく間接的、大らかにいう
3つ目、否定的にならない。自分でも悪いとわかっている場合あるが、わかっていても否定されると怒りを覚えるため
4つ目、自分がその行動に対して動いたり、与えたり、参加したりする。やはり相手に動いてもらうことは大変なことだ、そして相手に動いてもらうためには言葉では行動が軽い、やはり自分で動いた方が相手も動きやすいのではないか。
成功するために
会った人に利益になるようなことを与える。お客様に礼儀正しい感謝を伝える。物を買うよりもその方がプラスになり売り上げに繋がった事例。ガソリンスタンドに遠くから足を運んでもらうために来たお客様に対して感謝の気持ちを手紙に書いて送る。
相手の名誉となるような期待をかけてあげること。あなたが相手にしてもらいたいと思う行為をその人はすることができると信じてあげること。
●大抵の場合、人が行う行為として損得感情、または欲求がある。その欲求に答えつつ、自分の行ってほしい方向へ向けることが望ましい。
もし、やりたがっていることが悪い方向、例えば注目されたい子供の場合、悪いことでは注目せず良いことで注目する。
悪いことをした凶悪犯でもその人にとって得意なことを優れさせる1番じゃなくても良い成績にさせることが自己肯定感を上げる。犯罪が減る。
人にもっとよい仕事をしてもらいたいと思うなら、その人が心から楽しんでできることを行うように励ますこと。なぜならそのような事柄こそ、1番成功する可能性があるから。
責任感を持ってもらいたいなら、あなたがその人を心の底から完全に信頼していることを相手に示すこと。
人の友情と協力が欲しいと思うなら、その人に重要感を与えるような頼み事をしてみましょう。
【人生におけるあらゆる目標を達成できる方法】
1.表を作って1時間ごとな何をしているか発見する
2.仕事の計画を作る。毎時間やるべきことを表にして、1日を始める。できれば15文京区ごとに区切る。
3.困難な目標を設定して、現在の2倍の成果が挙げられるよう、自ら負荷を課して挑戦してみる。
4.細切れの時間をたとえ1分なりとも有効に活用する。
人を笑顔にさせる、周りを明るくさせるために行動する、無理のない程度で!
その為には自分が楽しそう!幸せそうな雰囲気を醸し出すこと! -
いやー、勉強になった。まず世を幸せに、敬意を払う、全ては自分の心次第。
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相手に重要感を持たせる。
否定せず相手を尊重する聞き方。 -
そう言われるとそうだな、と思うことがまとめてある。
文章化されると、納得、理解が深まるので、人の気持ちを考えた言動ができそうな気持ちになった。
自分の言動次第で、相手の気持ちや言動が変わることを、改めて理解させられた。 -
人を非難することは無益である。
人は認められたいという欲求がある。「誉める」「感謝」「ありがとう」を忘れてはいけない。
相手のことを考え、人にどれだけのことをしてあげられるのかを考えことが重要。 -
推奨されてるコミュニケーションは、日本的なマナーとか謙虚さとかの延長のようにも感じた
昨今無駄と切り捨てられる傾向のある日本の過剰サービスでもあるように感じました
対顧客はコスト対効果を考えると良し悪しと思いましたが、対人ではすぐに実践できるものもあり、実用的と感じました。 -
人は褒めて信頼して伸ばす
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流石に自己啓発書の古典・教科書とまで言われるだけあって(よく聞くようなことだけれども)良いことが書いてある。* 正確に書くと本書はその『人を動かす』を元にした伝説のラジオ講座を書き起こしたもの)。
<blockquote>"人生からは自分で撒いたものしか収穫することは出来ない"
"相手に対する自分の態度が、自分に対する相手の態度を決定する"
"あなた自身を自ら侮れば、他人もあなたを侮るようになる"(P.134)
</blockquote>
<blockquote>人にあなたの考えを受け入れてもらいたいと思うなら、まずあなたが相手の親友であるということを、その人に納得してもらうこと。(P.137)
</blockquote>
<blockquote>
人にもっと良い仕事をしてもらいたいと思うなら、その人が心から楽しんで出来ることを行うように励ますこと。
人に責任感を持ってもらいたいと思うならば、あなたがその人を心の底から完全に信頼しているということを、当人に示すこと。(P.213)</blockquote>
<blockquote>
あなたの心構え、あなたの思いが、あなたを作るのです。「心のなかに思っていることが、その人自身である」のです。(P.240)</blockquote>
<blockquote>あなたが自分の恐怖心を打ち負かさなければ、恐怖心があなたを打ち負かしてしまう!(P.242)
</blockquote>
これとサミュエル・スマイルズ『自助論』を組み合わせて、旬の事例、自分自身の経験を2割位まぜれば自己啓発書の出来上がりだな。
その2割が難しいのだろうけれど。 -
人を動かすルールを、ダメな事例と良い事例を紹介する本。
やっぱり褒められて嬉しくないことはないだろうから、褒める力を付けたいなと思った。
ふりかえり会とかを定期的にやるけど、前向きなやつをやりたい。 -
全世界で1500万部以上を売り上げた〝人を動かす〟の著者、デール・カーネギーが、存命中に企画・出演した幻のラジオ講座を文庫化したものだそうです。幻の名著といわれているわりには、書店に山積みされているのが、ちょっと不思議・・・。それはともかく、このラジオ講座は、時の大統領をはじめとする、ありとあらゆる人々が耳にし、影響を受けたものだということなので読んでみましたが、人間関係を良好に保つ難しさはいまも昔も変わらないのだなぁという思いがしました。
現代もコーチングやリーダーシップ、交渉術に関する書籍が数多く出版されていますが、その原点がここにありました。ただ、時代のせいか、あまりに教科書的で、少々リアリティに欠けるような気がしないでもありませんでした。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2 -
「人を動かす」というより、
自分がどうあるとよいか、という内容で、
何か元気になったというか、楽しくなったというか、浄化されたような(行動しないとかわりません)
『道は開ける』同様、くりかえし読もうと思います。