階級!: 社会認識の概念装置

著者 :
  • 彩流社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882028611

作品紹介・あらすじ

グローバル化の中で「階級」という古典的概念の復権は可能か? 経済不安のなか、人々の間に貧富の差や社会的階層の亀裂が影を落とし始めている。その事態を真に理解するための現実を暴く概念装置を古典の読みと現状を踏まえ提起する野心作。

感想・レビュー・書評

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  • すごく面白い本。読み進めるのは大変だろうが、少し前に書かれたホントは思えない先見性を見せてくれる。
    だが、世間でこんなに格差格差と騒がれるようになってしまうと、この本の役目も変わってきたように思える。格差問題は今更始まったことではないと分からせてくれるはずだ。

  • ウェーバー研究とマルクス研究のところは秀逸。彼オリジナルの研究は退屈かつ冗長。

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著者プロフィール

わたなべ まさお
現職:一橋大学社会学研究科教授
専門:社会科学、社会学
主要著訳書
『階級政治!日本の政治危機はいかにして生まれたか』昭和堂、2009年
『市民社会と福祉国家』昭和堂、2007年
『階級!社会認識の概念装置』彩流社、2004年
『イギリスのニューレフト』(訳書)彩流社、2004年
『階級社会』(訳書)青土社、2004年

「2009年 『中国の格差、日本の格差』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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