- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882644477
作品紹介・あらすじ
アフリカのガーナからやってきたエリックさんにであって、ぼくは、チョコレートのほんとうの味を知った…小学4・5・6年生向き。
感想・レビュー・書評
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この本、何年か前に課題図書になったのか、どこの学校にもある。チョコレートをテーマに本の展示した時、初めて読んだけど、チョコレートのフェアトレードなど、児童労働などの問題も含めた話だった。社会的なことだけでなく、主人公の家族のことなど、興味を持つ内容。/t
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さいご、兄ちゃんがすなおになってよかった。
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小5男子の視点で描かれているけれど、内容は思った以上に読み応えのある物語だった。
フェアトレード、農業、外国、反抗期、親の思い、渦中ではない視点だからこそ、物語の外として考えさせられる。
無邪気さと理解力がある小学高学年というのは、良い年代だなあ。 -
28年度(5-2)
6分 -
なんて言っていいかわからないけど、ぜひみんなに読んでほしい。(ガーナはカカオやダイヤモンドを輸出してるけど、その大半は子供がやっている。チョコレートはガーナでは高級品。子供たちを働かせずに、普通に作ったチョコレートもガーナは作っている。そのチョコレートの値段は普通のチョコレートの3倍。)
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感動した。
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シュウジとガーナからきたエリックさんが、牛かいをする話です。私は、エリックさんとシュウジが、たすけあって、さむいなか仕事をしているのを見て、とても感動しました。
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ガーナの青年が、日本の酪農家に研修に来ます。
酪農家家族との交流から、異国の文化に触れた子どもたちの心の動きを描いています。
ガーナはカカオの生産地だが、現地の人は高価なチョコレートを食べられない。
そして、学校に通えない子どもたちが、カカオの収穫に関わっていることが多い。
そのことを知った「母」がフェアトレードのチョコレート買ってくるシーンがある。
フェアトレードについて、母は「カカオ生産者の収入もふやし、子どもたちをただ同然ではたらかせることをやめていくための、地道な活動よ。<中略> ほら、ここに書いてある『無関心は最大の敵』だって」「自分の生産したものをきちんとしたねだんで売ることができるって、よその国だけのことだけではないのよ。わたしたち日本の農家にとっても、ものすごくだいじなことなの。けっして他人ごとじゃないわ」
日本では、ペットボトルの水が牛乳と同じような値段で売られています。
考えさせられます。 -
周二の家は、牛を飼う専業農家。その周二の家に、ガーナからの農業研修生・エリックさんがやってきた。周二たちは、チョコレートの原料カカオの産地ということ以外あまり知らなかったガーナという国について、知っていく。カカオ畑ではたくさんの子どもたちがわずかなお金で働いていること、その子たちは貧しくチョコレートなんて口にできないこと…。
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ぼく(周二、小5)の家は専業農家。牛も飼っている。冬の只中、年明けすぐに、ぼくの家にアフリカはガーナから研修生がやって来た。
中1の兄は知らん顔、妹のゆりはガーナと言えばチョコレート!と喜んでいるが、ぼくたちはガーナの事なんて・・・よく知らない。
やってきたエリックさんは、明るく楽しく、そして働き者で勉強熱心。そんなエリックさんからガーナの子どもたちの話しを聞いた。
そして、エリックさんと一緒に暮らすうちに、ぼくらも変わっていった。
読みやすい。フェアトレードなど、日本と世界の農業を考えるきっかけになるとよい。
2012年 読書感想文課題図書 -
酪農をしているぼくの家にガーナから来た農業研修生が来た。彼との関わりの中で、ガーナでは子どもでも学校へ行けず、チョコレートの原料カカオを生産する仕事を一日中しながら、一度もそのチョコレートを食べられないという現実を知る。中学生で反抗期の兄の姿からも人の成長が描かれている。24年度読書感想文コンクール課題図書
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★★★★☆
ぼくの家に外国から研修生を受け入れることになった。
牛の世話や農業の勉強をするのだそうだ。
やってきたのはガーナという国のお兄さん。
エリックさんはいろんなことを教えてくれて大切なものを残してくれた。
カカオのことガーナという国のこと、家族のこと。
作者の実体験を物語におこしているからか、エリックさんがとてもリアルです。
主人公のとても元気な男の子の感じる疑問や発見や感動がツルリと入ってくる。
反抗期真っ最中の家族の長男のストーリーも^^
(まっきー) -
いい話だな~
農家のおうちにガーナから研修にくる青年とのこころあたたまストーリー
チョコレートの話とか
反抗期の話とか
将来の夢とか農家とか -
チョコレート、ガーナ、留学、農業、フェアトレードなど。あまりピンとこなかったな…。字も大きいし行間もけっこうあるのですぐ読み終わる。2012年度課題図書。
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ガーナ=チョコレート。
日本=富士山、芸者…。
似たようなものですよね。
知らないことが、一番の罪。
全部は知ることができないけど、何かの時には知ろうとアンテナを伸ばしておくことぐらいは、したいものです。
日本にも、ガーナにも、人間がいて、精一杯生きているのだから。 -
ガーナから農業研修生がやってきた。
日本の農業のことやガーナの暮らし、読み物としてだけでなく、この情報量は価値あり!の一冊です。
知らないでいること、無関心でいることが、一番の罪なんですね。
国際理解のはじめの一歩として。 -
読みやすい、4年生くらいからでも読めそう。しっかりした主張とテーマがあり、文章が明るいので好印象!バレンタインのチョコレート関連で紹介してもよし。進路指導とか農業でブックトークしてもよし。
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子供にも読ませようか、お土産として持って帰って。元々小学生の推薦図書なのだから。
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絵本『チョコレートがおいしいわけ』とセットで紹介したいな。
第58回読書感想文の課題図書・中学年 -
「わたしは しらないことが いちばんのてきだと おもっています。」
「むかしとちがって、今の農業は、あとつぎだからってやれる仕事じゃないんだよ。つよい意志と、広い世界を知らなければやっていかないだろう。父さんだって、農業をやることは、自分の意志でえらびとったんだ。」