1+2=3足し算に潜む迷宮

著者 :
  • 三元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883031238

作品紹介・あらすじ

「ここにリンゴが1個ありました。ここにリンゴが2個ありました。足したらほら3個でしょう」けれども、「リンゴ1個はまあいいですよ。でも2個のリンゴってなんですか。リンゴとリンゴでしょう?ここにリンゴがあります。そこにもリンゴがあります。合わせるとリンゴです。ではないの?すると、1+2=3って結局、どういうこと?」と問い返されたら…。「1+2=3」という単純な足し算を題材に「集合」、「関数」、「論理」、「代数」、「コンピュータハードウェア」の各パラダイムごとに計算の仕組みを解説し、コンピュータの基礎理論を探求していきます。

感想・レビュー・書評

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  • 数学での言葉の使い方は、表現されることが究極的に一意でなければならない。そのため、ムダをそぎ落とし、厳密性を阻害するような表現を徹底して避ける。結果、ツッケンドンな文章となる。 本書は、前書きに「厳密性よりも、理解しやすさを優先した」とあるのだが、文章は数学的ツッケンドン性を丸出しにしている。しかも前書きの通り、厳密性もない。一般文章の悪いところ(厳密性がない)、数学文章の悪いところ(わかりづらい)を足した文章は読むに耐えない。

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