浅川巧: 日記と書簡

著者 :
制作 : 高崎 宗司 
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883231362

作品紹介・あらすじ

韓国の山(植林)と民藝に身を捧げた希有の日本人。韓国より半世紀ぶりに故郷・山梨県高根町に戻った「日記」と書簡を全文掲載。名著『韓国の土となった日本人』の主人公のやさしき性根の内面。ある日の日記「一体日本人は朝鮮人を人間扱ひしない悪い癖がある。朝鮮人に対する理解が乏しすぎる。」「日本は大東京を誇り軍備を鼻にかけ万世一系を自慢することは少し謹(つつ)しむべきだと思ふ。」(関東大震災の報に接したときの日記より、1923年9月10日付)

著者プロフィール

浅川 巧 (あさかわ・たくみ)1891-1931年。日本に朝鮮半島の工芸品のすばらしさを伝えた先駆者。朝鮮総督府農商工部山林課林業試験場に勤め、朝鮮半島の植林事業に従事しながら、柳宗悦とともに李朝工芸の名品を蒐集し、現ソウルの景福宮内に朝鮮民族美術館を設立した。『朝鮮の膳』と、『朝鮮陶磁名考』は、忘れ去られようとしていたそれぞれの工芸品の正しい使われ方、正しい名称を後世に伝えるために書かれた。彼の地を愛し、朝鮮人からも愛された巧の墓は、今もマンウリにあって現地の人々により守られている。

「2023年 『朝鮮の膳/朝鮮陶磁名考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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