ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883352838

作品紹介・あらすじ

だれでもできる突破思考の技術。

感想・レビュー・書評

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  • ww課題図書

  • ひらめきはロジックに基づいた思考から産み出されることがわかった。
    分量も少なく、読みやすい。
    2時間あれば読める。

  • "思考のブレイクスルーは、
    まずスルーのイメージが先にある。"

    なるべく肌触りのある具体的な未来図を想像することで、ブレイクすべき壁が見えてくる。街から森に飛び込む勇気を持ちたいと思う。

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000951719

  • アイデア出しに行き詰まったら教科書にしたい1冊

    論理的思考と感性思考の例えが、アイデア創出系の本の名で1番わかりやすかった。
    アイデアを生むにはどんな思考方があるか、カテゴライズの仕方も上手で目から鱗。

  • 読みやすい。分かりやすい。手元に本として置いておきたく、Kindleで読んで本も購入。

  • クリエイティブシンキングの方法について学ぶことができた。
    ロジカルシンキングについて書かれた本は巷に溢れかえっているが、
    クリエイティブな思考についての書籍はあまり見ないので、とても勉強になった。

    仕事柄どうしてもロジカルシンキングに傾倒した提案をしてしまいがちだが、
    時にはクリエイティブジャンプな思考を挟み、
    2つを行ったり来たりすることでブレイクスルーが生まれるとのこと。
    コンサルティングに行き詰まった時に、思い出して活用してみようと思う。

  • いわゆる右脳思考と左脳思考それぞれのコツ、そしてそれらを行ったり来たりしながら課題を解決するやり方について書いてある。

    特筆すべきは第6章。筆者らのソニーリサイクルジーンズのプロモーションでの体験談が本の内容を復習するような構成で書かれており、鳥肌が立つほど面白い。「考える力」を鍛えるために必読の本だろう。

  • 数年前に購入していて、再読。
    今の仕事にものすごく役に立つことが書かれてあって、さっそく実践中。
    これを何度もやると精度が上がっていく気がする。
    ブレイクスルーして顧客に提案したいアイデアが、うっすらだけど見つかった。
    講座1回分くらいの価値のある内容でした。
    感謝です。

  • スルーをブレイク。

  • 企画力を上げたい人にお勧めの一冊。

    企画力やアイデア発想法に関する本は多数あるが、その中でそのプロセスを身に付けるためには、できる限り言語化して、そのプロセスを教えてくれる本を読みたいところです。

    本書は、まさにそんな本です。

    企画って、どういうこと?
    どう考えればよいのか?

    そんな疑問を持った方に読んでほしい一冊です。

  • 様々な思考ロジックがどのようなメリット・デメリットがあり、どのように組み合わせてアイデアを創出していくかがわかりやすくまとめられている。

  • 空中即売会にいきなりホップしたので、その間を知りたいなと思ってしまいました。

    ゴール地点に行くまでは右往左往するし、結果論で見ることは簡単だけど、ゼロから生み出すのは、また別の能力よね。ほんとそれこそ、言語化への執着。伝えようと努力を続けること。

    瑣末なことに囚われず、こういった技能、考え方が身につくようなところにサッサと移動しなければいけない。

    にしても、一人総合職的な考えを後押しされたようで良かった。一つの業界にしがみついても、視野は狭くなってしまうのだ。

  • 日頃自分が行っている、ブレインストーミングの姿がみえたように思う。
    共同脳の実現には、まだまだ現実を変えていかねばならないだろう。

  • 企画を考える際には
    手元に置いておきたい一冊。

  • アイデア発想法について、すこしまとめて再考したくて読み直しました。ブレイクスルーの思考の枠組みがシンプル(未来図、突破口、具体案)なのと、発想ロジック(三段論法、積み上げ、連想、組み合わせ、類似、仮想、仮説、逆転)も簡潔にまとまっているのが良いと思います。

  • 3/273

  • ブレイクスルーを生むためのアイデア発想法の本。
    広告代理店の担当者クリエイティブによる本。
    論理思考である街の思考と、思考の飛躍が必要とされる森の思考と二つがあり、この二つをうまく駆使することが新しいアイデアには必要。

    <メモ>
    ・手触りのある未来図を描くこと。胸に落ちるような内容にする。
    『未来図がブレイクスルーの飛距離を決める』
    ・建前ばかりで本音を無視した高学歴プランニングは失敗する。
    ・中身のないハコモノ企画も前に進まない。
    ・森の思考に必要な6つの思考法
    ①連想 ゴードン法 抽象的に連想させ、ヒントを探す
    ②組み合わせ KJ法など
    ③アナロジー シネマティクス法 NM法
    ④仮説思考 これが意味することは・・
    ⑤仮想法 もしも
    ⑥逆転法 逆に 

  • 2013年3月27日初版
    木村健太郎 磯部光毅 著


    アイデアを生み出すための頭の使い方を、著者の経験から方法論に昇華した本。

    ものすごい頭のよさがにじみ出まくっている内容。
    これだけのコトをこれだけカンタンに書いてあるんだから。
    今まで自分が、自分なりに方法論として行っていた頭の使い方が、
    この人の方法のどの部分にどう整理されて駆使されているのか、
    相対的に分かっちゃって、ああそらまだ勝てないわって思った。

    一番大事なのはやっぱり、アブダクションだと思うよ。

  • とにかくわかりやすい。啓発的な本は、こうでないとと思いました。

  • 行ったり来たりの道筋が書いてあるのは良かった。
    これを、自分一人で全てこなそうとすると頭がくらくらする。

  • こんなことが、会社で毎日行われていたら、ワクワクする!

  • 既存の枠を越えた発想は天賦の才を必要としない
    枠を越える方略を知り,実行すること
    発想を具現化し,実現できるかは論理の積み上げ
    森に出て,町に帰り,森に出て,町に帰る
    第5章で紹介された方法
    三段論法(演繹法)
    つみあげ(帰納法)
    連想
    組み合わせ
    類比
    仮説
    仮想
    逆転

  • うまくできているかどうかは別として、
    アイデアを考えるときには
    やっていることだったり、
    アドバイスされることだったり。

    でも、こういうふうに
    整理されていると、
    自分の思考を客観的に見られて、
    効率よくブレイクスルーできそう。


    ◎未来図
    ◎突破口
    ◎具体案
    を、もうすこし意識してみよう。

  • 街と森 意識と無意識
    広告プランニング 無意識を意識化する仕事
    アカウントプランニング
    無意識から意識へ

    ブレイクスルースパイラル
    未来図→突破口→具体案→未来図

    未来図を実現するために、突破口を発見する
    突破口を具体化して、具体案を作る
    具体案を検証することで、未来図が実現できるかの判断がつく

    未来図=目指すべき明るい未来のイメージ
    最初から問題をやみくもにブレイクしようとしても無理。その問題が真に課題を解決している状態をイメージすることで、そこに向かって何をブレイクするかが見えてくる
    ビジネス上、マーケティング上の課題を「手触りのあるゴールイメージ」へと置き換える作業
    ☓ 少子高齢化が解決された状態 イメージが湧かない

    ◯育児に熱心な男性が増えている状態

    突破口=未来図を実現するために、障害となる壁を突破するコアになる解決アイデア
    突破口を見つけるための頭の働きは「発見」

    具体案=最終的な世の中に出た時のイメージ
    どんな言葉、サービス、ビジュアル...

    ブレイクスルーしないのは、自分たちがどこでスタックしているのか分からないから
    未来図が不明解?突破の壁を発見して突破口を生み出せていない?概念だけで話を進めていて具体化していない?

    少子高齢化→イクメン
    未来図:育児する男性が増える未来
    突破口:育児する男の褒め言葉を作る
    具体案:イクメン

    売上アップ→売上げアップした状態を思い浮かべる

    AndroidAu
    iPhoneを買わない理由を作る

    街の思考 ロジカルシンキング 信頼性の高い論理↔臆病な論理

    ①三段論法(演繹法) セオリー、フレームワーク、ポジショニングマップ...
     普遍的な大前提→小前提→個別の結論

    ②つみあげ(帰納法) 前例主義、経験則... 

    森の思考

    ③連想(◯と言えば、◯と言えば...を繰り返す) ダジャレ、しりとり、ゴードン法、欠点・希望列挙法
     似たもの探しの思考プロセス

    ④組み合わせ KJ法、形態分析法
     1+1が2以上になっているか?単なる足しあわせ以上の新しい価値になっているか?

    ⑤類比(アナロジー)(同じように) シネクティクス、NM法
     他の世界(カテゴリー)の似ているものをヒントに発想する
     ビール工場の生産ラインはワクワクする→回転寿司

    ⑥仮説(アブダクション) (これが意味するところは) インサイト
    子どもの「はじめて」経験の9割は3歳までに起こるというデータ→子育てのよろこびは、「はじめて」に立ち会うことではないか→「あなたははじめてにいくつ立会いましたか」という呼びかけコピー

    街の思考と森の思考の往復運動で、仮説検証

    ⑦仮想(もしも〜) バックキャスティング、スーパーヒーロー発想法
    あえていったん今の自分の立ち位置から離れ、別の場所、人格に視点を移動して考える
    未来図は、まさに「未来」に視点を移動させ、そこから現状を見つめることで発想を促す「もしも」のロジック

    ⑧逆転(逆に) 逆設定法、Disruption
    間違いないと思われていた常識が実は自分たちが勝手に思い込んでいただけじゃないかという疑問を持つことができ、新しい発見につながる

    街を出て、森に行く冒険心
    とにかく思い浮かぶものを連想して列挙してみよう。関係ないものと意図的に組み合わせてみよう。何か似ているものに例えてみよう。ありえない状況を仮想してみよう。逆に考えてみよう

    引き返す自制心
    筋が悪い考え、人を動かすリアリティや実現のリアリティがないものだと分かったら、きっぱり諦めてそこにこだわらないこと

    言語化する執着心
    どんな天才的なひらめきも、人に説明できなければ単なる思いつき
    無意識の森での発見は、街で言語化することで意思決定できる

    チームでブレイクスルーする
    ワンスモールテーブル、アイデアを重ねる、共同脳

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