少女椿

  • 1309人登録
  • 4.03評価
    • (205)
    • (114)
    • (177)
    • (5)
    • (1)
  • 130レビュー
著者 : 丸尾末広
  • 青林工藝舎 (2003年10月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883791415

少女椿の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 絵がうまいなあ~きれいだなあ~
    鞭棄萌えるなあ~

  • これは読む人を選ぶな〜と思いながら読み終わりました。

    激しく嫌悪する人もいると思うけどハマる人も絶対いると思います。
    アニメの方も観ましたが漫画の方がグロテスクな部分が薄いかなと思います。漫画から入る方をおすすめ

    見世物小屋とか奇形とか聞いても引いたりしない人なら楽しめる面白い本です。

  •  見世物小屋で働かされる美しくも不幸な少女「みどり」ちゃん。その暮らしや生活は非常に残酷で、グロテスクなものでした。
     そんな「みどり」ちゃんを救いだしたかと思われる幻術師の「ワンダー正光」も、嫉妬深く恐ろしい小男。だけど、「みどり」ちゃんの不幸な毎日を考えれば、「ワンダー正光」と共に生きていく方がはるかにマシに思えました。
     見世物小屋で働く人々は、社会から見捨てられたかにも思える人々です。彼らが強く生きていくためには、辛くても働き、哀しくても笑わなくてはならない。時勢も手伝って、この時代は、きっと、わたしの父母や祖父母の目にも映らないところで、たくさんの悲劇があったことでしょう。
     最後に、救われなかった「みどり」ちゃんは、どうやって生きていくのでしょうか。その先の見えない絶望がふつふつと漫画から伝わってきました。

  • すごい。としか言いようがない、名作。
    もうぐちゃぐちゃで、どろどろで、混沌、
    でもそのなかになにか大切で尊いものがある、
    そんな作品。
    なにより絵が好みすぎる。

  • 不幸少女・みどりちゃんと、見世物小屋のお話。
    あの時代の空気が、紙面から零れ出てきます。
    最高傑作、いや確かに。

  • いいですなあ。

  •  人間ポンプや見世物について調べていると、時々言及がある作品なので読んでみました。
     見世物一座の描かれ方を見ると、例えば
    『見世物小屋の文化誌』
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161105/p1
    に収録された
    『見世物小屋~旅の芸人・人間ポンプ一座』(1997年/カラー/119分)
    と比べると、大きく違います。
     まあ映画は演出もあるだろうし、全ての見世物一座が人間ポンプ一座のようであったとも言えないでしょうが。
        
    『少女椿』の作品についていえば、これは読者を選ぶ作品。
     絵は好きなのですが、物語としては私はこういうのは苦手。
     しかし読んでおく価値はあるのではないでしょうか。
     丸尾末広先生の特異な作風が味わえます。
     熱心なファンも多いようで、そういった方々のレビューを読むと楽しいし勉強になります。
    (追記)
     よく考えると、主人公の名前は“みどり”。椿ちゃんじゃありません。
     では、なぜタイトルは『少女みどり』じゃなくて『少女椿』になったのでしょうか。
      
    丸尾末広の『少女椿』について少女椿というタイトルはどういう意味なのでしょうか。
       http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14121309324
     ↑紙芝居版でも主人公の名前は“みどり”です。だから何で椿なんでしょうか?
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161227/p1

  • 映画版を鑑賞。

    ・・・・・・・・・・
    父親は家で、母親は病死・・・
    行くあての無くなったみどりは、以前やさしくしてくれた山高帽のおじさんを訪ねます・・・
    しかし、そこは赤猫屋という見世物小屋です。
    みどりは無理やり見世物小屋にで働かされます・・・
    周りには手の無いもの、両手両足が無いものと・・・
    しかし、なかなか客は来ず、お金も貰えず、そのためか周りの者達も椿にあたります。
    そのような中、新しく見世物小屋に入ってきたのが西洋マジックの使い手・正光・・・
    正光はみどりちゃんに好意を抱き、みどりも正光に惹かれていきます。
    しかし、正光がみどりに対しての感情が大きすぎみどりは正光から離れていこうとします。
    そのような中、舞台中に小人といわれ暴れてしまう正光・・・
    翌日、団長は金を持って夜逃げします。
    そしてみどりと正光は二人で再出発をしようとしますが、正光が弁当を買いに行っている最中、通り魔に刺され死んでしまうといった内容です。
    児童ポルノおよび児童わいせつに関する法律に引っかかり東京国際ファンタスティック映画祭2004を最後に8年間は上映禁止と言われた見れば見るほど不思議な気分になる作品です。
    ・・・・・・・・・・

    絵や内容の素晴らしさもあるが、素晴らしいのはやはりその世界観。
    単純なエログロではなく、一種の寂しさ、優しさ、ノスタルジーを感じさせる。
    異形のものたちはみどりにひどい仕打ちをするのに、なぜかしら憎みきれず。
    みどりも最後にはそこに懐かしさを感じ、それゆえにか「死んでしまえ!」と憎しみをぶつける。
    個人的には、包帯男やふたなり少女の存在ももっと見てみたかった。
    幻術師・ワンダー正光のもたらした安息が、もっと続けばよかったのにな……と思う。
    原作も読むこと。

  • 元祖キワモノ漫画。
    見世物小屋ってもう存在しないからか、インモラルですごく惹かれる。みどりの住む一座の怠惰で退廃的な雰囲気は、サーカス団ではありえない。寺山修司の「田園に死す」を思い出した。
    すごいのは画面のどぎつい構成。一枚絵や見開きはゾンビ映画のポスターみたいな迫力。メリハリが効いた、読者の目に焼き付くような白と黒のうずまきは、話の筋もふくめて正に見世物小屋チック。
    わけわかんないラストは、椿の首がぽとんと落ちる感じで、このわけわかんない漫画に合っていると思う。人生ってそんなにうまくいかないものだし。

  • THE見世物小屋。

全130件中 1 - 10件を表示

丸尾末広の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
大越 孝太郎
中村 明日美子
丸尾 末広
丸尾 末広
丸尾 末広
楠本 まき
丸尾 末広
丸尾 末広
大越 孝太郎
古屋 兎丸
有効な右矢印 無効な右矢印

少女椿に関連するまとめ

少女椿を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

少女椿を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

少女椿を本棚に「積読」で登録しているひと

少女椿の単行本

少女椿のコミック

ツイートする