少女椿

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著者 : 丸尾末広
  • 青林工芸舎 (2003年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883791415

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少女椿の感想・レビュー・書評

  • 絵がうまいなあ~きれいだなあ~
    鞭棄萌えるなあ~

  • これは読む人を選ぶな〜と思いながら読み終わりました。

    激しく嫌悪する人もいると思うけどハマる人も絶対いると思います。
    アニメの方も観ましたが漫画の方がグロテスクな部分が薄いかなと思います。漫画から入る方をおすすめ

    見世物小屋とか奇形とか聞いても引いたりしない人なら楽しめる面白い本です。

  •  見世物小屋で働かされる美しくも不幸な少女「みどり」ちゃん。その暮らしや生活は非常に残酷で、グロテスクなものでした。
     そんな「みどり」ちゃんを救いだしたかと思われる幻術師の「ワンダー正光」も、嫉妬深く恐ろしい小男。だけど、「みどり」ちゃんの不幸な毎日を考えれば、「ワンダー正光」と共に生きていく方がはるかにマシに思えました。
     見世物小屋で働く人々は、社会から見捨てられたかにも思える人々です。彼らが強く生きていくためには、辛くても働き、哀しくても笑わなくてはならない。時勢も手伝って、この時代は、きっと、わたしの父母や祖父母の目にも映らないところで、たくさんの悲劇があったことでしょう。
     最後に、救われなかった「みどり」ちゃんは、どうやって生きていくのでしょうか。その先の見えない絶望がふつふつと漫画から伝わってきました。

  • すごい。としか言いようがない、名作。
    もうぐちゃぐちゃで、どろどろで、混沌、
    でもそのなかになにか大切で尊いものがある、
    そんな作品。
    なにより絵が好みすぎる。

  • 不幸少女・みどりちゃんと、見世物小屋のお話。
    あの時代の空気が、紙面から零れ出てきます。
    最高傑作、いや確かに。

  • いいですなあ。

  •  人間ポンプや見世物について調べていると、時々言及がある作品なので読んでみました。
     見世物一座の描かれ方を見ると、例えば
    『見世物小屋の文化誌』
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161105/p1
    に収録された
    『見世物小屋~旅の芸人・人間ポンプ一座』(1997年/カラー/119分)
    と比べると、大きく違います。
     まあ映画は演出もあるだろうし、全ての見世物一座が人間ポンプ一座のようであったとも言えないでしょうが。
        
    『少女椿』の作品についていえば、これは読者を選ぶ作品。
     絵は好きなのですが、物語としては私はこういうのは苦手。
     しかし読んでおく価値はあるのではないでしょうか。
     丸尾末広先生の特異な作風が味わえます。
     熱心なファンも多いようで、そういった方々のレビューを読むと楽しいし勉強になります。
    (追記)
     よく考えると、主人公の名前は“みどり”。椿ちゃんじゃありません。
     では、なぜタイトルは『少女みどり』じゃなくて『少女椿』になったのでしょうか。
      
    丸尾末広の『少女椿』について少女椿というタイトルはどういう意味なのでしょうか。
       http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14121309324
     ↑紙芝居版でも主人公の名前は“みどり”です。だから何で椿なんでしょうか?
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161227/p1

  • 映画版を鑑賞。

    ・・・・・・・・・・
    父親は家で、母親は病死・・・
    行くあての無くなったみどりは、以前やさしくしてくれた山高帽のおじさんを訪ねます・・・
    しかし、そこは赤猫屋という見世物小屋です。
    みどりは無理やり見世物小屋にで働かされます・・・
    周りには手の無いもの、両手両足が無いものと・・・
    しかし、なかなか客は来ず、お金も貰えず、そのためか周りの者達も椿にあたります。
    そのような中、新しく見世物小屋に入ってきたのが西洋マジックの使い手・正光・・・
    正光はみどりちゃんに好意を抱き、みどりも正光に惹かれていきます。
    しかし、正光がみどりに対しての感情が大きすぎみどりは正光から離れていこうとします。
    そのような中、舞台中に小人といわれ暴れてしまう正光・・・
    翌日、団長は金を持って夜逃げします。
    そしてみどりと正光は二人で再出発をしようとしますが、正光が弁当を買いに行っている最中、通り魔に刺され死んでしまうといった内容です。
    児童ポルノおよび児童わいせつに関する法律に引っかかり東京国際ファンタスティック映画祭2004を最後に8年間は上映禁止と言われた見れば見るほど不思議な気分になる作品です。
    ・・・・・・・・・・

    絵や内容の素晴らしさもあるが、素晴らしいのはやはりその世界観。
    単純なエログロではなく、一種の寂しさ、優しさ、ノスタルジーを感じさせる。
    異形のものたちはみどりにひどい仕打ちをするのに、なぜかしら憎みきれず。
    みどりも最後にはそこに懐かしさを感じ、それゆえにか「死んでしまえ!」と憎しみをぶつける。
    個人的には、包帯男やふたなり少女の存在ももっと見てみたかった。
    幻術師・ワンダー正光のもたらした安息が、もっと続けばよかったのにな……と思う。
    原作も読むこと。

  • 元祖キワモノ漫画。
    見世物小屋ってもう存在しないからか、インモラルですごく惹かれる。みどりの住む一座の怠惰で退廃的な雰囲気は、サーカス団ではありえない。寺山修司の「田園に死す」を思い出した。
    すごいのは画面のどぎつい構成。一枚絵や見開きはゾンビ映画のポスターみたいな迫力。メリハリが効いた、読者の目に焼き付くような白と黒のうずまきは、話の筋もふくめて正に見世物小屋チック。
    わけわかんないラストは、椿の首がぽとんと落ちる感じで、このわけわかんない漫画に合っていると思う。人生ってそんなにうまくいかないものだし。

  • THE見世物小屋。

  • 丸尾さんの絵が好き。

  • 以前は青林堂判を持っていたが、あげてしまって、手元に無かったので買い直し。
    初期、丸尾末広先生の大傑作!
    イヤミス、絶望系…、などの言葉が無かった頃から、こういった名作があった。

  • 見世物小屋と言う題材に惹かれて

    片輪や奇形の演者たちが働く見世物小屋、ひょんなことからそこで働くことになってしまった12才の少女みどりちゃん

    見世物小屋と言うどこか禁忌的なその場所で繰り広げられるストーリーは、卑猥だったり残酷だったり不可思議だったり、本来であれば思わず目を背けたくなるはずなのに、ページをめくるたびに背けるどころか食い入るように読んでしまっていました

    読後はいい意味での気持ち悪さで、なんだか踏み込んではいけない、覗いてはいけない世界を見てしまったような感覚になります。ラストを自分なりに解釈するのもまた楽しめました

    絵柄は人によって好き嫌いが分かれると思いますが、個人的には丸尾先生のこの絵柄だからこそ、登場人物のそれぞれの魅力、ストーリーのエログロナンセンス感が表現されていると思います

  • グロが苦手な人は閲覧注意。
    話も後味は良くありませんがなぜか心に残る作品です

  • 丸尾 末広大先生の漫画面白いよ。
    エログロで意味不明だったりするけど
    魅力たっぷり

  • 久しぶりに読み返しました。 哀れな運命を辿るみどりちゃん。 その中でみどりちゃんも読者も唯一救われるシーンである、ワンダーと出会ってからの幸せな一時は涙なしでは見られません。

    汽車を眺めるみどりちゃんの表情が儚くて好きです。 ワンダーがみどりちゃんにみせたあたたかい夢。ワンダー正光は少し歪んでいるけど、本当にみどりちゃんが好きなんだと思います。

  • 鞭棄って名前がもうたまらんよね

  • 丸尾末広は誰にも薦めないで、ひっそり愛していた作家だった。ヴィレッジヴァンガードが学校の近くにできて、周りの友人が所謂「サブカル女子」化し始めてから丸尾末広がブームになってショック!やーだー!

  • みどりちゃんかわいい

  • 丸尾さんの本買うならまずこれこれから勧められて買った最初の一冊。
    世界観ストーリーすべてがツボでした。
    版によって改変されてるようですね。
    初版のものが読みたいです。

    鞭棄が好きw

  • まだアニメしか見たことが無いので、とても読みたいです。
    ラストは正直???でした…。
    フタナリカナブンが好きです。

  • 近所の古本屋で偶然見つけて390円で購入。
    ネットで2000円くらいで買おうかどうしようか悩んでいたときだったので、奇跡だと思った。
    一緒に売られていた丸尾地獄とキンランドンスもそれぞれ390円だったので、勢いに任せて3冊まとめて買ってしまった。
    初の丸尾末広。

    購入前にネットでさんざん調べたから予想はついていたものの、やっぱりそこまでグロくはなかった。
    ストーリーも何となくはわかっていたが、とにかく見世物小屋の人たちのみどりちゃんに対するツンデレ率が異常に高い。
    あと、ラストはあんなに意味不明な感じにしなくてもよかったんじゃないかと思う。
    せめて、みどりちゃんの今後の幸せを予感させるくらいの救いがほしかった。

    丸尾末広はストーリーマンガよりも短編の方が向いていると思う。
    個人的には同時に買った丸尾地獄の方が面白かったが、少女椿はグロさも控えめ、起承転結も比較的わかりやすいので、丸尾末広のマンガを初めて読むという人には適している。
    表紙の大正ロマン風な色使いが好き。

  • とても絵が上手。
    人体のバランスが正確。
    また、画面が美しく見える絵画的技法を知っており、駆使している。
    手前・中・奥で奥行きを出す方法、黒白のバランス、人物のアウトラインをハッキリなど。
    半ば無理矢理にでもこれらを大切にしている様だ。
    また、上下に2本引かれた枠線は大ゴマの時にも無くなることが無く
    (キャラがブチ抜くことは有るが)、
    一貫した印象を与えている。

    元々私は見せ物小屋肯定派だし、とても面白い作品だった。
    でも見せ物小屋の是非と言ったところにスポットが当たった訳では無く、
    単にエログロな舞台として見せ物小屋が題材になっているのだろう…。
    「化け物」とか「小人の分際で」という差別的な言葉が
    彼らの逆鱗に触れるというところが描かれてて良かった。
    「鞭捨」が手の無い障害者を指す差別用語というソース、誰か知ってたら教えて下さい。
    作中最も印象深かったのが(遠足行きたい…)だったりする。
    むしゃりむしゃり芸は美しい。
    臓物を口から垂らす美少女素晴らしい。
    (この作品エログロな割には出血量少ない)

  • アニメにあって、漫画にないシーンがあるのはなぜー

  • 鳥居みゆきが好きだと聞いてからずっと読みたかった作品でした。

    丸尾さんの代表作品ということでエログロ極めてますね。

    鞭棄の人気がやたら高いみたいですが、私はフタナリカナブンがお気に入りです。

    みどりのような変な落ち着きもなく、純情無垢な感じが好きですよ。


    次は『瓶詰の地獄』も読まなくては…。

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