- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883810086
感想・レビュー・書評
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アユは援助交際をしていた。容姿は高校生にしては大人っぽく、そして誰もが振り向く顔だち。スタイルもいい。
そんな中、アユは心臓病の青年・義之に出会い成長していくが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようやく「ケータイ小説」を読んでみました。「Deep Love」っていうと、ケータイ小説黎明期の作品ってイメージだったんですが、ウィキペディアによれば「初めて書籍化された」ケータイ小説とのこと。たしかに、そんなイメージあるなあ。
そんな理由から、本作をケータイ小説一般として捉えることはできないでしょうね。現行のケータイ小説は、多分「Deep Love」を基に改良もされているだろうし、ディフォルメもされていっていると思います。
それを頭に入れつつも、率直な感想としては「そんなに悪いものではないなあ」ということ。なるほど、文学小説・大衆小説・ライトノベル等、既存の「小説」という概念からはズレているという意見を全否定することはできないでしょう。しかし、そういった概念に囚われていないからこそ面白い表現も見られます。
一番目が行ったのは「視点」の問題。地の文が、誰の目線から語られているのかが一定でなく、またわからないのです。「アユ」や「レイナ」といった登場人物の目からの記述も見られます。そうかと思えば第三者視点の記述も見られます。そして、この第三者も「全知」の存在ではなく「だろう」とか言うわけですよ。物語上に明確な切れ目があるわけでもなく、いきなり視点が変わる。でも、読みづらいわけじゃない。面白いと思います。
フィクション、と表現するよりはむしろ、ファンタジーと呼んでいい内容という感じもしたなあ。ただ、世界観や題材があまりにもリアルを追及するが故に、それがわかりづらくなっているんだよね。ファンタジーだ! と割り切っちゃえば、何も問題ないと感じました。ディテールの語られないファンタジーなんて山ほどあるじゃないか!
まあ、売春をある意味では容認してしまいかねない内容だったりで、情操教育上の問題はアリアリアリなのも間違いない。
なんというか、ケータイ小説って作品としての発展前段階なんじゃない? たとえば「Deep Love」を基に文学小説にリライトしたり、舞台の台本に書き換えたり、そんなことがしやすい気がしますが、どうでしょう?
文章自体が平易なので、文章を読み慣れていない人でも読めそうです。中高生が日常的に読むにしては過激すぎるけどさ!
【目次】
ayu's Love Story
第1章 出会い
第2章 少年
第3章 深い愛
第4章 過去
another Story
I パオとアユ
II おばあちゃんの優しさ
III アユの祈り
IV 神様
V レイナの決心
VI メッセージ
VII もう一人のアユ
VIII アユの父親
IX 悲しみの果て
あとがき -
この本もとても深い本でした。
最初はなんなんだろぉとか思うところもあったけど
最後はすごく感動しました。
やっぱりYoshiさんの本は深い本ばかりで面白いです。 -
むむむ。
ゲスい現代を映してるし、動物としての人間そのものも描いてる。
現代の日本はどうなってんだろかぁ? -
アユの物語
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携帯小説が有名です。
今時の若い子が中心と進んでいく物語です。
共感できる場面などありました。 -
いつも体を売って、その度に5万円という高額をオヤジ達からもらうアユは、女子高校生にしては大人っぽくてそして誰もが振り向く顔だちをしていますそして何より、スタイルがいいです。しかしそんなアユは、心臓に持病を抱える青年・義之に出会い、その中で彼とのふれあいで心を開いていき、アユは義之想いを寄せて行く中で、アユの心が見える物語となっています。
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この本は中学生のときに読みました。当時とても流行っていて興味本位で読みました。出だしから過激な言葉でびっくししましたが、内容がとてもよかったです。高校生だったあゆは援助交際をしていて、友達もいないし何に対しても感情を失っていた。そんなある日一人の男と出会い恋をして愛すること、愛されることを知ってアユはかわっていった。そして援助交際をやめた。だが男が病気になりお金が必要になった。もうやらないと気めていたが、愛する人のために体を売った。そしてエイズになってしまって体がぼろぼろになってもお金をためるためにつづけた。そしてエイズにやられてしまった。感情がなかったアユが愛する人のためにここまで変ったことが、感動した。エイズとゆう病気の恐ろしさを痛感しました。
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この本は中学生のときに読みました。当時とても流行っていて興味本位で読みました。出だしから過激な言葉でびっくししましたが、内容がとてもよかった...この本は中学生のときに読みました。当時とても流行っていて興味本位で読みました。出だしから過激な言葉でびっくししましたが、内容がとてもよかったです。高校生だったあゆは援助交際をしていて、何に対しても感情を失っていた。2009/07/23
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この本は中学生のときに読みました。当時とても流行っていて興味本位で読みました。出だしから過激な言葉でびっくししましたが、内容がとてもよかった...この本は中学生のときに読みました。当時とても流行っていて興味本位で読みました。出だしから過激な言葉でびっくししましたが、内容がとてもよかったです。高校生だったあゆは援助交際をしていて、友達もいないし何に対しても感情を失っていた。そんなある日一人の男と出会い恋をして愛すること、愛されることを知ってアユはかわっていった。そして援助交際をやめた。だが男が病気になりお金が必要になった。もうやらないと気めていたが、愛する人のために体を売った。そしてエイズになってしまって体がぼろぼろになってもお金をためるためにつづけた。そしてエイズにやられてしまった。感情がなかったアユが愛する人のためにここまで変ったことが、感動した。エイズとゆう病気の恐ろしさを痛感しました。2009/07/23
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内容
援助交際をする17歳の少女。笑顔を、涙を忘れていたアユ。
しかし、ひとつの出会いをきっかけに、傷つきながらも少しずつ心を取り戻し、愛を見つけ出していく…。
渋谷の街を席捲した、ケータイサイトで発表された連載小説。
感想
義之との出会いにより笑顔を取り戻していったアユ。
でも援助交際をしている自分は汚いといって距離を取る。
義之の病気を治すためにお金を稼ぐが、エイズにかかってしまう。
アユは義之のおかげで真実の愛を見つけられたところが泣けた。
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主人公のあゆは援助交際をしていた。
感情もなく友達もいなかった。
ある日一人の男にあう。
その人と会ってからあゆは愛し愛されるとゆう感情をあしる。
あゆは恋しているときはとても幸せそうでした。
しかしその人が病気でお金が必要になりまた援助交際を始める。
どんどんやせ細りエイズになってしまう。
あゆは愛する人のために自分の体を売り病気になりそれでもアユは
その人のために頑張っている姿があゆはこの人のおかげで本当に変わったなと思った。
人を愛することでここまで買われるんだと思った。
そしてエイズは本当に怖い病気と思い知らされた。