- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883810291
感想・レビュー・書評
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図書館で。
文章で妻や子を愛している、と書くことはできるし、多分本当に思ってはいるのだろうけれどもそれを日常でいかに行動に移せるかって所がやっぱり大きいよなって思うわけです。太宰治の桜桃とか読んで男の悲哀、なんて言う人も居るけど私なんかは甘ったれてるなぁこの男、としか思えない。子供が食べたこともないであろう甘味を一人で食べてもまずいだけ、なんて言うなら食べなきゃ良いし、どちらにしても食べるなら美味しく食べれば良い。それを私は家族を思うからこんなに苦悩している、でもダメな人間なんです…と世間様に公表することによって私だって私なりに努力してるんですよ、と弁解しているだけのような。それと同じ匂いを感じますよ…。ただ、その弁解とか謝罪はきっと迷惑かけた家族や友人にした方が良かったんじゃないかな、なんて思ったりしました。
この方の不幸は西原さんの方が社会的に成功していた事なのかなぁ。でも奥さんが仕事してなかったら家庭崩壊まっしぐらだろうし。変に男性としてのプライドの高い人の方がメンドクサそう。この医者はイカンとか政府はなってないとか人の事は見えても自分の事は見えないもんだよなぁ…とちょっと自身を顧みて反省しないとな。
余談ですがこの本、男子運動部の部室のような匂いが沁みついてるんですが(笑)なんかそれもすごくらしいな、なんて思いながら読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「毎日かあさん」を読み映画も見たので旦那さまの鴨ちゃんの書いたエッセイを読んでみた。
本当にアルコール中毒は恐ろしい。なんども吐血しながら退院するとまた大量飲酒。
妻子を愛し、友達を愛する優しい鴨ちゃんが分かっていながら飲酒をコントロールできなかったのが悔しい -
この人が息子だったら・・・・?
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辛口とは自分の無様さを認める事から始まる、のか。