ROSE GARDEN ―ローズガーデン(2) (Holly NOVELS)

著者 :
  • スコラマガジン(蒼竜社)
3.58
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本棚登録 : 191
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883862757

作品紹介・あらすじ

ウォーレンはとうとう村びとに銃で撃たれ、瀕死の怪我を負う。ウォーレンにとって、大切なものは愛しい天使だけだった。確実にカイルの羽が育ち、天に戻る日が近づいていることも知らず…。大量書き下ろしにて、ついにここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • どうしようもない顔だけ天使が、成長していきます。最後やっと幸せになるけど、物足りない…もっと二人の話が読みたかったような…
    1が良すぎて、2を期待し過ぎてしまうと…ちょっと物足りないです。

  • いやもうなんでそこまで自分のいいように考えられるの?ウォーレン…お花畑すぎない?愛されてると思うの?ってな感じに勝手に献身的なウォーレンと、傲慢で狡猾で天使の優位性を疑わないカイル…
    後半カイルが怖い目にあったり、打ちひしがれたりする度にちょっとザマーミロ感があるくらい…

    ウォーレンの元をカイルが去り、ウォーレンのそばにいるのはいつしかスネアの孫の代になり。そんな時、天国での自分にようやく疑問を持って、ウォーレンに愛される喜びを取り戻すため地上にやってきたカイル。素気無くされて読書大喜び!
    娼館で給仕の仕事して、苦労してようやく傲慢さがなくなったかな。
    正直、カイルをもっともっとイジメてやれー!!ってなるくらいヤな天使でした…

  • 悪魔ハーフ×下級天使。攻めの性格は疑うまでもなく良いとは思うんですが…それでも受けに嫌われるだけの罪を犯したことは間違いないわけで…受けは性悪というより精神年齢が未熟なだけなんだと思う。というのが1巻の感想。

    受けが攻めに逢いに人間界に再び堕ちたが、攻めにはすでに恋人?が…。失意のままある娼婦と出会い、共に娼館で寝泊まりするうちに本当に地獄に堕ちる人間との境がわからなくなっていく。攻めの出番はほぼ無いけど、受けの成長物語として泣けました。
    そしてアガサ様のラスボス感。いやラストではないけど、この作品で一番たちが悪いキャラだったとは。まるで機械仕掛けのマニュアル天使で中身はガランドウではないか。

  • やさしい悪魔×自己中天使のファンタジーBL。天使カイルちゃんくらい美しいと性格の悪さも愛すべきチャームになるところが悩ましい。
    天使と悪魔の世界観が面白い。悪魔を「悪魔だから」という理由で悪と決めつけ差別する天使たちは、肌の色で差別をする人間のよう。神が率いる天使族たちは人間の魂の管理を含め支配システムを造り上げ、既得権を悪魔族たちに革命されないよう暮らしているのかも。

  • 泣きまくり。これだけ全身全霊で愛しても報われない悪魔の悲壮感半端ない〜。天使にあるまじき悲しいほど愚かしい部分を愛したって大天使アガサに納得。流石、懐が広い。心が揺れる展開が多かった。満たされること、飢えること、両方が必要なんだなと。

    スネアに暖を取らせたくて羽を燃やそうとするとこなんかうわああああんだよ。

    娼館で働き始めた時は、この話はどこに着地するつもり?!って思ったけど読み進んで納得したww

    ここまで信じ抜いて愛を捨てなかったウォーレンは大天使になるべきww

    出来上がってからの甘さが短い!!つか、ほぼない!けど大好きww

  • 悪魔と天使のファンタジーのお話なんだけど。
    これは大きく好みがわかれるかなぁ~みたいな感じです。
    木原先生には関係ないけど・・・・イ、イラスト・・・がなぁ~(ごめんなさい)好きじゃない。
    それと内容も、イマイチだった。
    ホーリーででている木原先生の中では・・・ちょっとなぁ~
    でも、好きな人は好きみたいですよ。

  • カイルの成長記。

  • まだ読了しておりませんが・・・


    一巻で天使の性格の悪さに嫌気がさしたのですが、二巻では性格の悪さ&身勝手さに腹が立って途中から読んでない・・・(汗)
    全部読み終わったらまた書きますが、悪魔が良い人すぎるよ・・・

  • 積読

  • 性格の悪い天使と性格の良すぎる悪魔の話。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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