- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883863006
感想・レビュー・書評
-
公務員×ブライダルコーディネーター
初めて朝霞がブライダルコーディネーターとして担当した笹川は美しい妻と幸せな結婚生活を送っているはずだった。思いがけず歯医者で再会し、友人として親しくなったが既婚者にしては頻繁に朝霞を誘うのが不思議だった。
実は彼らの結婚には裏があり、笹川は一人暮らしをしていた。
おっとりして、いつも聞き役な笹川に思いもかけず好意を向けられ朝霞は…
後半は一応お付き合いを始めた2人だけど、朝霞が身体の関係を思わず拒んだことからどんどんすれ違っていくお話。
こりゃもうダメかー?ってくらい最後まで引っ張ります…
タイプが全然違うのに相思相愛でうまくまとまってるカップルって感じかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、判断が難しい。
ノンケ同士。社会人。
攻が、受に好かれている自信がなくなり予防線を張ろうとしたり、恋愛が順調に行かない受がつい口汚い言葉を口にしてしまうなど、互いのエゴのリアルさゆえに引いてしまう場面があって、素直に『良かったなー!』と喜べないところがあります。でも話に説得力があるのは、さすがだなと思う。 -
ちゃんと一生懸命恋愛しているお話だったような気がします。
優しい2人のお話でした。 -
木原さん作品にしては珍しく恋愛作品読んでる…!って気分になった。
木原さんの作品にはこういう優柔不断で苛々する攻めが多くていつも読みながらキレそうになるけど、今回のはヘタレながらも愛しくなるような部分が少なからずあって良かった。 -
ブライダルコーディネーターの朝霞武史は、初めてプロデュースしたお客様・笹川様に一年ぶりに再会した。
笹川夫妻は、朝霞が結婚式当日に起こしたドジを、笑って許してくれたとても優しいお二人だった。
朝霞は嬉しさと感謝の気持ちを込めて、笹川夫妻の結婚記念日に、お祝いの花束を贈るのだが…。
真面目でヘタレな笹川と、元気で明るい朝霞の、ほのぼのラブをどうぞ。