封印された日本の離島

  • 彩図社
3.50
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本棚登録 : 114
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883927142

作品紹介・あらすじ

日本には6852の島がある。しかし、その中で人間が居住しているのは260ほどでしかない。
地理的に離れているせいで、人の目があまり届かない島には、人々に知られていない過去がある。
秘められた歴史、珍しい風習…ガイドブックには載っていない、離島に秘められた過去が明かされる!

感想・レビュー・書評

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  • <b>意外と真面目に書かれた一冊</b>

    キャッチーなタイトルとチープな装丁から、興味本位なコンビニペーパーバックの何物でもないだろうと思わせる。
    まあ、その感想は、ほぼ合ってはいる。
    ・入島が許可されていない島は、ほとんどない。
    ・無人島ですらない島の話題も結構ある。

    一方、不謹慎で俗っぽい書きっぷりを期待していると、意外にも現地の自然文化歴史をリスペクトしての情感あふれるリポート、真剣な描写姿勢に驚かされた。
    通常と異なる風土風習の存在に期待を持たせて止まない「舞台」離島への憧れをリーズナブルに楽しめる良書とも言えそう。
    結構、取り上げている島の数も多く、この手の読み物としても実用的だ。
    (ケルンのある島、二つの墓の島など初耳ネタ)

    シリーズ化もされているようだが、当り、外れも多いらしい。
    まあ、そうだろうなあ。

  • タイトルに魅せられて勢いで購入した1冊。有人島・無人島・人工島と、本で紹介されている島はごくごく一部でしかないけど、個人的な興味は尽きない。装丁自体がミステリーっぽい。

  • 好きだなあ

  • 好きですね!
    こういうのにろまんをかんじる

  • 「事実は小説よりも奇なり」という言葉が思い浮かんだ。日本が島国であること、離島は独自の文化や空気が流れていることを感じさせられた。
    名前すら知らなかった島や、知られざる一面を持つ有名な島、神秘的な島などなど離島を通じて、この国の魅力を感じることが出来た。

  • なるほど。民俗学なんですね。
    離島民俗学入門にはとても良い本かと思う。
    多くの離島の謎や歴史や文化に触れられており、
    興味を持った島を深く調べて見るためのガイドブックとなる。
    読みやすい文章で暇つぶしにもよい本。

  • 島独自の文化であることはあるが、どうってことない、という話が結構多い。

  • 日本の離島ガイド。淡路島や奄美大島などメジャーな島も出てくるので「封印された」というタイトルには少々語弊があるが、コンビニ本のアイキャッチ狙いの上ではまあ仕方ないか。

    道路がつながっている所はどこも均一に近代化してしまう日本だが、離島はそれぞれ独自の文化や自然が残っていて面白い。特に沖縄には「これが日本か!」と思えるような島が多い。

    発行が2010年初頭なので、尖閣諸島が「絶滅危惧種の植物がヤギに捕食されてしまう島」と紹介されていて、「なんか呑気だなぁ^^;」と思ってしまった。

  • 離島になんとなく興味があるかなぁー、程度の人間なので軽く楽しめた。

  • 52もの島(有人・無人ふくむ)について2〜4ページかけて解説されています。
    島の歴史だったり、文化だったり、それぞれ特有なところにスポットあててます。

    子供の頃からあんまり旅行とかしたことないので、島・・・って行った事ないんだけど、外国は文化全然違うのは知ってたけど日本国内でもいろいろな文化や歴史がありますね(〃▽〃)

    リゾート建設途中で放置されてしまった無人島とか、自然たっぷりの観光名所とか・・・行ってみたいです(〃▽〃)
    なかにはその島の歴史や成り立ちを知って、ぞぞっ(OxO)っ としたのもありました><。

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