修身教授録 (Chi chi-select)

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  • / ISBN・EAN: 9784884741723

感想・レビュー・書評

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  • 2024.03.24 『栗山ノート』より。

  • 心構えの本であった。
    一つ一つの所作が大切。
    黒板をきれいにする階段をシャント登る

    1人の人間の魂を目覚めさせると言う事は、実に至難中の至難ごと

    単に受け身の状態で生じた感激と言うものは、決して長続きしないもの

    人を知る標準としては、いかなる人を師匠としているか、いかなること思って自分の一生の目標としているか
    第三には今日までいかなることをしてきたか、第4には愛読書第五が友人

    実際、我々の人間生活といっても、それを体感する時、結局は話す事と行うことと言う2つの事以外は何一つないと言っても良い

    そもそも、人間と言うものは、情熱を失わない間だけが、心に生きていると言って良いのです

    人間の性格上の問題としては、自分の欠点を反省して、これを覗くという努力が、実はそのまま長所を伸ばすと言うことになるわけです

  •  
     森 信三《修身教授録 ~ 現代に甦る人間学の要諦 19890301 致知選書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4884741722
     
    …… 『時間 空間 人間(じんかん)』の三間を整える人間学 20100610
    致知 7月号》
     Mori, Nobuzou 18960923 愛知 19921121 96 /京都帝国大学文学部科卒
     
     弟子の寺田 一清さんがエッセイを書かれていますが その中にあっ
    た話です。
     寺田さんが沖縄県のある会で講演依頼を受け、那覇へ行った時、たま
    たま通りかかった那覇高等学校にこんな垂れ幕が下りていて 沖縄にも
    森先生の教えが今も生きている と感動されたそうですが、その文章に
    この『時間 空間 人間(じんかん)』という言葉が出てきました。
     
    「『時を守り、場を清め、礼を正す。これ、森 信三先生の教えなり』
     生きとし生けるものは、時間、空間、人間(じんかん)の三間を離れ
    てこの世に存在することはできません。
     
     この三間を大切にし、整えていくことこそ、現場を再建する三大原理
    と森先生は提唱され、荒れた学校の指導で大きな実績を上げられました。」
     
     時間 時を守り=時間厳守
     空間 場を清め=掃除をはじめとした5S
     人間 礼を正す=挨拶・言葉遣いなどの人への礼儀(思いやり)
     
     これは業績不振の会社を建て直した話でも共通した 最も有効な再建
    策のようですが、人間が生きている『三間』に効くからだ、というのが
    分かりました。
     
     成程、です。今後『三間』というのを意識したいと思います。
     森 信三の『修身教授録』は私も以前、早朝読書をして大変勉強にな
    った本です。この本は森信三の授業の内容を生徒が毎回、書き留めてい
    ったものなので一時間分は15分もあれば読めます。
     
    https://ameblo.jp/kedume/entry-10558994371.html
     
    《時間、空間、仲間のサンマ》
     
     成功の3要素、時間、空間、仲間(3間、さんま)の理屈
    20160228
    http://takashimasui.com/blog/?p=5694
     
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     おはようございます、ますい たかしです。
     昨日はコンサル生の月の粗利が200万を超えたらしいので ご褒美に
    寿司ランチへ出かけてきました。
     
     話を聞いていてこちらも成長したコンサル生を見ていると嬉しくなり
    ました。雰囲気の良い場所でしたのでまた行きたいと思います。
     
     では、本日のテーマは、昨日の話から三間(さんま)と言うお話をした
    いと思います。
     サンマと言っても魚のサンマではありません!
     
     三間(さんま)とは、「時間」「空間」「仲間」。この「あいだ」と
    いう字をとって3つの間、サンマと呼びます。「時間」「空間」「仲間」
    これら3つはあなたの人生を成功体質にするには実はとても重要な要素
    なんです。
     
     ですので、今から説明していきますけども、何か自分がやっている事
    で、結果を出したい!とかビジネスで成功を目指したい!という場合は、
    そのやっている事に気持ちが行きがちだと思いますが、
     
     このサンマを、意識して変えて行くということです。
     これは、私もサラリーマンの時代から、自分で起業をして 成功体質
    になるまで、沢山の時間とお金を掛けてこの3つを鍛えてきました。
     
     そうすると、それぞれのステージが徐々に上がって来きて、ふと気づ
    くわけです。「人間が変わる方法は3つしかない。」
     では、始めに「時間」について話したいと思います。
     
     時間とは、当たり前ですが、お金では買う事ができませんので 唯一、
    万人に平等に与えられている物なんです。この時間を、何に投資するか
    で人生と言うのは、非常に大きく変わる訳です。
     
     例えば、無駄にダラダラ過ごす時間は、生産性が無い訳ですから、あ
    なたの人生にたいして損失でしかない訳です。
     
     一方、この時間を、例えば、トレーニングにあれてば、健康的になれ
    ますし。読書を行えば、知識が上昇します。
     人に会えば、人脈が生まれます。
     
     こうやって、自分の価値、つまりパーソナルキャピタルを高めるよう
    に時間配分を変えて行く事で人生と言うのは、大きく変革して行くとい
    うことなんですね。
     
     では、ここで私から、ボーナスとして、もう一つ「時間」について重
    要な事をお話したいと思います。それはですね、
     
     私たちは、インターネツトを使用して、楽しいライフスタイルを作り
    上げようとしている訳ですから、そこにフォーカスをして時間を投資し
    て行くということです。
     
     これは具体的に言うと、「仕組み化」ということです。
     これはインターネット上にビジネスを持つことで、あなたが働かなく
    ても利益が生まれる仕組みを持つと言う事です。
     
     あなたのビジネスを、仕組み化する事により、あなたはもう労働しな
    くてもよくなる訳です。そうすると、あなたの人生は、「時間を得る事
    ができますので」大きく変わることが分かると思います。、、
     
     ですので、是非、この「仕組み化」と言いうキーワードを意識して欲
    しいと思います。
     
     では、次に、「空間」のお話をしたいと思います。これは、あなたが、
    どこに住み、どこで働き、どこで遊ぶか。その一つ一つの選択が、人生
    の質を変えていきますよと言う事なんです。
     
     例えば、都心の会社に通う為に、郊外のマンションに住めば、毎朝、
    毎晩、苦痛の満員電車によってストレスを味わい続ける人生になります。
     しかし、自然を感じられる場所や、心地良い気候の中で生きると、先
    ほどの都会とは異なってストレスのない、生活ができます。
     
     また、違う視点で「空間」を見ると、住む場所、遊ぶ場所もそうです
    が、収入によって随分、場所というのも変わってくると思います。
     例えば、クリエイティブな仕事をするのに、ワンルームのマンション
    と、高級なお洒落なマンションであれば、アイデアの発想も大きく変わ
    ると思います。
     
     私は自然の多いところが好きですので、そう言った所を選んで住んで
    いますが、人間は快適な空間にいることで、生産性とか想像力、また人
    間のもつエネルギーは確実に上がります。
     
     ですので、空間にも投資して見る事をオススメします。
     最後に一番重要な「仲間」です。人間という生物は、影響を与え合う
    生き物です。
     
     ですので、どんな人に囲まれているかが、とても重要だと言う事です。
     
     人間は、私もそうですし、あなたもそうですが生まれた段階では、空
    っぽの器なんです。
     そう、あなたは生まれてから、時間や空間、そして、周りの影響を受
    けて情報を吸収して、あなた自身が出来ている訳です。
     
     人間は、同じベクトルの人、同じ考え方、者同士が集まる習性もあり
    ます。これは、政治団体、企業、宗教、学校、など人が集まる所をみれ
    ば一目でわかります。
     
     ですので、あなたがどんな環境にいるかと言う事は、今後のあなたの
    人生に大きく影響するということです。
     最後に、成功者の多くは、今回のテーマ、サンマを理解している人が
    多いので、成功者同志、引き寄せられることが非常に多いのです。
     
     これを、理解するために とても有名な話で「親しい5人の平均年収
    が自分の年収になる。」と言うのがありますが これも、結局は、サラ
    リーマン時代には自分の周りには、サラリーマンしかいないですが、起
    業をして、一人の経営者となれば、付き合う、人も経営者ばかりになる
    という事です。
     
     これは、私も経験していますが、本当に、今では私の周りにはサラリ
    ーマンを探すほうが難しいほどいません。と言う事で、本日は、人生を
    逆転するために、非常に重要な要素である。
     時間、空間、仲間のサンマと言うお話をさせて頂きました。
     
     これらを本当に変えられた時、あなたは違う「人間」になることが
    できます! では、次回の動画も宜しくお願いいたします。
     
    ★自由なライフスタイルを構築する方法
    http://takashimasui.com
    ★コネなし、カネなし、時間なしでも3つの自由を手に入れる好評の無
    料コーチング
    http://takashimasui.com/cons/
     
     Masui, Takasi 1973‥‥ 大阪 /株式会社 Digital Curve 代表取締役
    ・外国為替トレーダー、システム開発
    ・セミナースピーカー
    ・ライフスタイルクリエイター
    ・WEBマーケティングコンサルタント
    ・上級システムエンジニア
     
     大学卒業後、モトローラ(イギリス)、JTB I.T部門(オーストラリア)、
     NEC(日本)でシステムエンジニアを経て2009年よりWEBデザイン、WEB
    マーケティングの会社を設立。I.T業界20年以上というキャリアを活
    かした技術系のテクニカルから マーケティング、コピーライティング、
    WEBデザインなどを中心に事業を展開中。また、投資系事業では外国
    為替取引で大きな成績を残している。現在はライフスタイルクリエイター
    として情報を発信している。
     
    (20230601)
     

  • 明治生まれの祖父がよく「修身」と言っていた。何のことかわからずに聞いていたが、10歳の時に「ノンちゃん雲にのる」を読んで、かつては「終身」と呼ばれる授業があることを知った。しかし、その内容については、わからないままだった。

    これを読むと、まさしく終身の授業を戦前の大学生とともに受けている気がする。今の子どもたちにも、修身の授業があっても良いのではないか。むしろそれがないことが、国家の存亡にも影響している気がする。

    「品は人間一代のみの修養では、その完成に達し得ないほど根深い。それと同時に、依然としてこころを清めるしか道はない。諸君たちが修養して得られた気品は、子孫にも伝わる」

    「技術面は長所を伸ばし、内面は短所を矯正する」

    など、各章珠玉のことばが並ぶ。

  • 読みながらまるで板書してくれた学生と一緒に授業を受けているような感覚になる。

    言葉はわかりやすく解説してくれているうえに、内容はおそろしく人生を生きる上で
    大切なこと、つまずきやすいところ、気をつけなければいけないことを示してくれている。

    自分自身が指摘されているようで身につまされることもしばしばある。
     
     いかに日々、良い種を蒔き続けられるか、良い花か、悪い花かはすべて自分次第であってそれが分かり始めるのが40をすぎたころからおぼろげに気づき始めた。
    この本を40後半で出会えて本当に良かった、アンダーラインを引いた箇所だけ書き出してみたがそこだけ読んだだけで身が引き締まる思いです。

    一講座は10分程度で読めるし、項目がわかりやすいので気になった箇所だけ読み返すのが良いと思う。
    全体を読むにはなかなか大変ですがそれだけの価値は十二分にある
    (2年分の中身の濃い授業を受けるのと同義)

  • 戦前に大阪天王寺師範学校で教鞭を執り「国民教育の師父」と謳われた哲学者・森信三氏の講義録。氏の後継者育成に賭ける覚悟、端的に本質を突く金言の数々、志に生きるとは何たるかを時代と空間を超えて学ぶことができる。本書の内容は若人より中年になったほうが身につまされる思いで響くであろう。むしろ若人は残念ながら氏の言葉の思いや価値に気付くことは難しいかもしれない。しかし、ほんの一握りの琴線を響かせた若者が国を引っ張る傑出たる豪傑になるのかもしれない。これほど優れた思想家が旧満州の建国大学に召集され、国家としては太平洋戦争に突入していったことは誠に遺憾。まさに老若男女問わない教育の大切さを痛感する。

  • ずっと手元にあったものの、500ページを超えるボリュームのため、途中で中断を繰り返してきた。正月休みも利用して、このたび一気に読了。
    80年以上前の話にもかかわらず、今にも十分通用する内容ばかり。普遍の真理とは、こういうことを言うのだろう。
    しかも、高尚・抽象的な表現ではなく、平易なことばで、すっと入ってくる。
    中には耳が痛いような内容もあり、自身の生き方や意識を猛省させられる。
    今更ではあるが、せめて学生時代〜20代前半に出会いたかった本。
    本書の続編も出版されたので、そちらも続けて読んでみたい。

  • 2022.08.21
    コロナに罹患した自宅療養期間にずっと積読していた本書を手に取る。

    本書は2年間の授業の記録が書かれている。1年目は、著者の授業に慣れるのに精一杯であまり頭に残らない部分も多いのだが、2年目の授業を読むと、スラスラと頭に入る、入る。2年間の授業を収めた理由がよく分かった。

  •  人間には上面だけではなく、自己の内側を鍛えねばならない。そのためには、実行と書物を読むことの繰り返し。そうやって、自己の内面を鍛える。
     プラスなことには、必ずマイナスがある。物事には表があり、裏がある。世の中は正直である。
     基本的なことかもしれないが、それを信三先生は分かりやすく、熱く語っている。高みを目指すなら自己を磨くこと他なし。

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