若き日のタモリの写真の表紙(おそらく30代半ば前後)にひかれて買ってしまう。おじさんたちのおじさんたちによるおじさんたちのためのキャッキャウフフ。今から見ると勝手だなあああと思えることを、そんなこと百も承知でわかってくれよと言われてる感。4人で対談の時に、随所に「(小声で)バカ」とか「(小声で)うそつけ!」とかつっこんでるところとか、赤塚不二夫とタモリのいがみあってるようで、実は仲がいいことを思わせる関係性とかが面白く読めた。p.92のラブホテル割引券、バス回数券、ストロー、アロンアルファにただよう物悲しさ。「最初からあの娘は先生なんか眼中にないですよ」「(涙声で下唇をかみ)うるファイ!」のやりとりが好き。