なぜ日本にはいい男がいないのか 21の理由
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595293
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれジャケ買い。
かなり理論的に分析されていた。
特に第1部の「時代が悪い!」には納得。
データとしても面白い。
大本の人数が減っていたら、そりゃ結婚できないよね。
あと、教員としては理由その7「義務教育のせいで、たくましい男が落ちこぼれている」には責任を感じる。
おもしろかった。
婚活中の男女におすすめ。
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早稲田大学の超人気授業「恋愛学」の教科書その2。生物学的見地&社会学的見地から、恋愛を考察していてとても面白い!
いやー、日本人男性に対して,非常に申し訳ない気持ちになるタイトル。
個人的には、「別に日本の男ってそこまで捨てたもんでもないんじゃない?」と考えているけど(本当だよ!日本の男性諸君!)、確かに欧米の男はかっこよく見えるのも否めないんだよね。
「日本にいい男がいない」理由を、1)時代 2)男 3)女 の3つの側面からみていく。
たとえば。
1)時代が悪い。
・義務教育のせいで、いい男(男らしい男)が活躍できない?!
・いい男は都市に集中する?(→優秀な男ほど、都会に出てしまう・・)
2)男が悪い!
・日本人男性は体型が悪い。
→や、遺伝的な問題だから、誰も悪くないんだけど…。
・日本人男性はダサい!男性向けファッション誌の数と、女性向けファッション誌の数を比べてみれば一目瞭然。
→ただし、女性も,お洒落な男性を求めていないせい、というのも納得。自分より服にお金かけて、お洒落な男の子といると、申し訳なくなるもんー(笑
・口説き方が下手。
→これは納得。笑
3)女も悪い!
・まず自分の商品価値を知ろう。
・男が馬鹿に見えるのは、高学歴の女のせい(学歴均衡説)
→女子学生亡国論?!
・そもそもそんな日本人男性を育てたのは、日本人女性だよね、っていう。
・女はホルモンバランスで男の好みが変わる。
→確かに好みって一定していないし、なんとなく分かるかも…笑
気候によって「モテ」る顔のタイプが変わるという森川説も面白い。
「恋愛と政治はどっちも駆け引きが必要」というのもすごく納得。
そう、恋愛に駆け引きはなしなんて嘘だよねーww(って全然できていないけど。笑)
なお「恋愛学」では「なぜ『早稲田』にいい男がいないのか?」というテーマも扱うらしい。
「なぜ早稲田に『女』がいないのか?ワセジョしかいないのか?」って反論もありそうだけど…ww
それにしても女は服と化粧で、外見は結構ごまかしがきくけど、男って化粧ができないもんね。
男のほうが生まれもった顔に左右されるのかな?!
だけど女は男に比べて、惚れる要素のうち「視覚」が少ないし…うまくできてるのかな(笑
うーん、ほんとに世の男性には申し訳なくなるが、それでも興味深い本ではある。