えほんのせかいこどものせかい

著者 :
  • 日本エディタースクール出版部
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784888881258

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    子どもを持つ親は、とりあえず子どもがまだ小さいうちに1度は読んでおくと、あとで後悔がないと思います(笑)

    絵本をよむ、物語を聞かせる、ということの本当の意味を伝えてくれてる良書です。

    やはりあくまでも文字は道具。
    文字で表したくなるような豊かな内容が育たなければ、
    識字の世界は浅ましくも狭いものになる。

    なんにせよ幼児教育にかかわる全ての人の必読書でしょう。

    後半のブックリストの絵本は文句なしの傑作ぞろいです。

  • 子どもの本に携っている者として、児童図書、特に絵本に関して漠然と感じていたことをずばり言い当てており、また自分の勉強不足もわかりました。
    「子どものため」と思って出版されたのでしょうが、「子ども目線」になっていない本の多いこと。図書館で借りられない本を整理すると、そのような本がたくさん出てきます。
    子どもに知識や考え方を押し付けようとする絵本、子どものレベルを考慮していない絵本、大人向け(芸術的)にはいい絵なのだが、子どもは興味を示さない絵本。
    大人目線ではなく、子ども目線でいい絵本を探す必要性とヒントが詰まっており、とても勉強になりました。

  • 絵本との向き合い方と言って良いか分かりませんが、改めて絵本の見方を教えていただきました。
    もっと早く出会いたかった本です。
    長く読まれている素晴らしい本です。

  • 2017.6月。
    先日きんだあらんどさんで買った本。絵本の役割、絵本の選び方、絵本の読み方、大人が子どもにできることなどについての松岡享子さんの考え。基本的な普遍的な大切なことばかりで、教科書にしたいような本。複数の子どもたちへの読み聞かせについても書かれており、これからはじまる幼稚園の文庫活動や、店のおはなし会の参考になった。久々にノートに書きながら読んだ本だったな。初版が1987年!大切な根っこの部分は時代が変わっても変わらないってことだ。

  • 「はじまりの本」です。
    子どもに本を手渡す際の大切な事柄が書かれています。児童サービスに興味のある人は一読をお勧めします。
    #この展示では,「カテゴリ」機能を使って,はじまりの本とのつながりを示し提案す。
    #はじまりの本は最高評価(★5つ)にしています。

  • 流石としかいいようがない。人生の大先輩の大いなるアドバイス。絵本ガイド。読み聞かせの手法についても簡潔なアドバイスがある。

  • 東京子ども図書館の終身名誉理事長の松岡享子さんの本。

    読み手(主として母親)の、絵本の読み聞かせに対するハードルを優しく下げてくれる本です。

  • わたしが絵本の読み聞かせを始めた時に、この本を紹介してもらって読んだ。とても共感することがたくさんあって、心をわくわくさせた。子どもと本に関わるすべての人に読んで欲しいな。(最近は、装丁が変わって、文庫本の大きさで出ている)

  • 読み聞かせや絵本の勉強にと読みました。
    初めの方は、子どものいるお母さん向けなのかなという印象を受けて、本のチョイス間違えたかと思いましたが、読み聞かせの仕方や本の紹介、読む際のポイントなども盛りだくさんに入ってました。
    この本の出版自体は結構古いけど、絵本や子どもに関わる様々な人にとってとても勉強になる本だと思いました。

  • 絵本を読み聞かせするなら読んでほしい。というか絵本か子供にかかわる全員におすすめしたい。

著者プロフィール

兵庫県神戸市生まれ。大学卒業後、渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学んだ後、ボルチモアの公共図書館に勤める。帰国後、子どもの本の普及に努め翻訳、創作など多方面で活躍。

「2015年 『新・小学校国語の教科書に出てくる読み物セット 全11巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松岡享子の作品

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