- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890139545
感想・レビュー・書評
-
マララさんの簡単な紹介とスピーチの他はマララさんへのお手紙だった。
マララさんと同じ時代に生きている事が凄いことだとわかるのは子ども達にとってまだ先のことになるのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女の子の本です。
女の子のために、女の子に向けて書かれているのだと思います。
でも、そこにすごく違和感がある。
確かにマララさんは「たくさんの女の子のうちのひとりとして」スピーチをしてる。
でも、「声をあげることのできないすべての女の子と男の子のかわりに話してい」るのです。
マララさんが訴えているのは、何より教育であり、そこに男の子も女の子も区別はない。
でも、この本では明確に、女の子だけを意識している。
もちろん、世界の様々な国々で、それはこの日本も例外ではありませんが、女の子が、女性がいわれのない差別を受け、それが問題であるのは確かだと思います。
でも、マララさんの伝えたかったことと、この本の内容は少しずれてると思うのです。
多分、この本の内容は、マララさんの伝えたかったことの一部なのでしょう。
この本は、女性の差別の問題について伝えるには十分な本だと思います。
でも、マララさんの人物を伝えるには、この本はあまり向かないと私は思います。 -
日本の女の子、いや、男の子にも読んでほしい。子どもたちに限らず大人たちにも。
感じてほしい。男の子だって、女の子だって等しく教育を受けられることの幸せを。自由に考え、意見を述べられる世の中のすばらしさを。
世界は広いな。まだまだ知らないこと、知らない世界がたくさん。 -
うちのNGOが絡んだ絵本。
Because I am a girlのキャンペーンの一環で作られた本みたい。
女子教育の必要性を訴え、タリバンに撃たれたパキスタンのマララ・ユスフザイ。
世界中の子供たちからの彼女への共感の声や、マララの国連でのスピーチの一部を載せた写真絵本。
まだ6500万人もの世界の女の子たちが学校に通えていないということを、子供向けにわかりやすく作成されている。
小学生向けに、どうして女の子の方が学校に行けないのか学ぶのにちょうどいい絵本だと思う。