インドの叡智とキリスト教

著者 : ヘルマン・ベック 西川隆範

• 平河出版社 (1992年9月5日発売)

作品紹介・あらすじ

仏教学の大家の枠にとどまらず、後年、シュタイナー運動に身を投じたヘルマン・ベックの遺稿集。ベックのともいうべき本書は、仏教とキリスト教との内的連関をその深みにおいてとらえ、との問題に独自の考察を加える。

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2009年5月22日]

ヘルマン・ベックは19世紀から20世紀前半のドイツ人。この時代にドイツでインドに関する哲学、神学をここまで究めたのは本当に凄い。ゴルゴダの丘でのキリスト復活とヨガの解脱は同じ。