富士山・村山古道を歩く 新版

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  • 風濤社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892193712

感想・レビュー・書評

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  • いつかsea to summitで登ってみたい富士山。ルートガイド的なのを期待してたんだけど、地図や写真もなく、個人的な登山メモを延々読まされてる感じで…。でも、廃仏棄釈の話などは興味深く、巨木や苔や花の描写なども魅力的で、いざ登る時にはもう一度読み返したい。

  • 夏休みに富士山に登ったので、手に取ってみた。

    おやっ!
    ガイドというよりログブック。
    しかも、地形図がない!!

    かつて、村山古道だった場所の近くを歩く目印が細かく書かれている。
    必要以上に(?)細部にこだわった書きっぷりは、クソ面白くないが斬新。

    ところどころにちりばめられた村山修験、浅間神社に関わる歴史は面白かった。
    特に富士山信仰の変遷。
    山への畏敬の念から始まった信仰が、時の権力によって信じるモノが「仏」になったり「神」になったりする。
    信じてる人にとっては、表向きの看板はなんでも良いのだなぁと感じた。

    登山ガイドとその歴史が分けて書いてあれば、実際山に登る時に持っていってもいいかなぁ。

    そういえば、登っているとき「六根清浄」って唱えながら登っているグループがいたなぁ。

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