くんちゃんのはじめてのがっこう

  • ペンギン社
3.84
  • (42)
  • (47)
  • (52)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 815
感想 : 64
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892740206

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 家で読み聞かせ。
    くまのくんちゃんが初めて学校に行くかわいいお話。

    くま、入学、春、初めて、学校、先生

    6分

    年長、小一

  • 熊のくんちゃんが初めて登校した様子を描く絵本。優しいお話。

  • 2017.8.12
    くんちゃんシリーズ。くんちゃんがはじめて学校に。
    初登校の日の周りの何にでも言いふらしたくなる誇らしげな気持ち。いざお母さんと離れて学校に足を踏み入れる時の心細い気持ち。先生に指されたらどうしようの不安な気持ち。できた時のやったーの嬉しい気持ち。全部わかる。自分で乗り越えるんだよね、子どもって。お父さん、お母さん、先生。くんちゃんを笑顔で静かに見守る周りの大人たちがまたいい。子どもと入る時はこんな大人でありたい。

  • 入学のお話

  • お母さんに連れられて学校へ
    字が読めないし、書けないし、計算も出来ない
    縮こまって、外に飛び出すけれど、自分の名前と同じ音から始まるもののを絵を描くなら出来るのでやる気になる

  • 11分

  • 10分超える物語です。はじめて学校へ行って、字やなんかをならったりしてドキドキのくまのくんちゃんに、子どもたちは自分を投影して聞いてくれることでしょう。
    絵は白黒で、やさしく、それ自体に今風のカラフルなインパクトはない分、子どもたちがのびのびと空想する力が広がります。
    しっかり丁寧に、物語の力を信じて、読み進めると、子どもたちの息遣いが話に入り込むのを感じるとおもいます。
    ゲラゲラ笑ったりするお話ではなくて、読み終えて、子どもたちがふーっとため息をついている様子があるぐらいだと、最高のお話タイムだったといえる、そんな一冊です。

  • 初めては誰だってドキドキウキウキ。こんな先生だったら、学校も好きになりそう。

  • 4月、某HPおすすめリストで知り、これまでよんだシリーズがおもしろかったから借りた。

    こぐまのくんちゃんは あるあさ
    とても はやくおきました。
    きょうから がっこうに いくのです。
    きょうから 一ねんせいです。

    見返しととびらからお話が始まっており、期待がふくらみます。
    お母さんと学校へ向かう道すがら、くんちゃんはみつばち、こうもり、ビーバーに話しかけます。
    「ぼく がっこうへ いくんだよ。」
    「きみも がっこうへ いく?」
    自分の嬉しいことを人にきいてほしいこと、それをほかの人と比べたいこと、あります。
    知らない場所で知っている人を見つけたときに安心したこと、でもそこでは知っている人もどこか少し違う人のように感じたことも、あります。
    初めての場所で心細かったけれど、一つのきっかけで居場所を見つけられそうに感じることも、あります。
    そんな期待と不安が、共感的に描かれています。
    手足が長いので、ほぼ人、なくまたち。
    絵は二色刷ですが上品で雰囲気がいいです。
    後ろの見返しは、くんちゃんが先生にひまわりをあげるところがよかったなぁ。
    「わたす」ではなく「あげる」ところが、子どもの打算的でない感じが出ていていい。
    文章もまっすぐどんどん進み、昔話のようでわかりやすい。
    ふだん自分がいかにわかりづらい文章を書いているかを思い知ります。
    気を付けます。

全64件中 11 - 20件を表示

ドロシー・マリノの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×