ポール・スローンの結果を出せるリーダーのイノベーション思考法

  • 北辰堂
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892875113

作品紹介・あらすじ

イノベーションは決して、「偶然の産物」ではない。あなた自身は、あなたの上司は、チームに「新しいことに挑戦する自由と時間」、そして、「失敗する自由」を与えていますか?イノベーションを実現するための「ドキッ」とするアドバイスの数々。

感想・レビュー・書評

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  • ・今のところうまくいっているが、さらに上を目指す必要がある。
    ・現状に満足していてはいけない。
    ・顧客が満足する新しい方法を自分たちで見つけなければ他社に先を越されるだけ
    ・イノべーションにはリスクはつきものだが、現状維持はもっとリスクが高い。
    ・変わりたい方向へ変われるなら、変化は悪いものではない。

    ・問題を分析する
    ・疑問を提示する
    ・多くの人の意見を聞く
    ・アイディアを提案する
    ・ブレストを主導する
    ・アイディアを評価する

    ・新しいスポーツを始める
    ・毎日違うルートで通勤する
    ・編み物を習う。
    ・専門誌を読む
    ・外国語を習う
    ・毎日初対面の人に話しかけて、相手の話を聞く

  • ■書名

    書名:ポール・スローンの結果を出せるリーダーのイノベーション思考法
    著者:ポール・スローン (著), 若林 暁子 (翻訳)

    ■感想

    うーん、改善とイノベーションがごちやごちゃ。
    最初でなく、途中でイノベーションとは何か?の定義が出てくるのも
    よくわからない。
    後は、なんというか、統一性がない感じ。
    これ言い出したら、何でもイノベーションじゃない?みたいな感じ。

    実際、この中の一つでも突き詰めて実施でき自分のものにできれば
    それで十分イノベーションは達成されると思う。
    この中で名前が挙がっている人物が、ここにある全部を実施している
    ということは絶対にない。かといって一つだけというのも違うか。
    実行可能レベルとか、バラバラだから。

    2-3個自分でやってみようと思ってやってみたら十分元が取れる本だと
    思います。

    全体的に個人というよりは組織の上でないと出来ないものも多いです。

    ■気になった点

    ・イノベーションは、明確なビジョンがあることが前提

    ・無茶な目標を達成するには、大胆な行動が必要になる。

    ・高い能力でも皮肉屋、ネガティブは排除する。

    ・見込みのないプロジェクトは中止する。

    ・必要があれば直属の上司を飛び越えて提案する制度を作る。

    ・イノベーションとは、ルールを破り、新しいゲームを始める事

    ・市場への新しいアクセスもイノベーションとなりえる

    ・今抱えている問題は、誰か(虫、動物含む)が解決してきた問題だ。

    ・失敗する自由がないところにイノベーションは起こりえない。

    ・自社製品を脅かす製品を作る

    ・誰ともつながらない時間を作る。

  • イノベーションは大事。本当なのか?

    答えはあなたのビジョンが明確かどうかにかかっている。

    ビジョンに対して現状とのギャップが課題。
    そこに変革の必要性が見えてきます。
    実は現状に満足している方にとって、変革は必要ないものという。

    課題をブレイクダウンできているか。
    そこに必要なストレッチ目標設定が生まれます。

    問題を明確にして計画をたてるにしても、具体的なアイデアはどうするか?
    著者はプロセスも重要だと述べています。

    アイデアは数にこだわる。
    この段階では否定しない。

    次の絞る段階では否定的な視点も加える。
    リターンの期待値、開発期間、投資、そもそも顧客のためになるものなのか。幾つかの且つわかりやすいモノサシを用意する。

    まずやってみる。

    モノサシに照らして例外無く止めるものは止めて限りあるリソースは集中させる。

    具体的な運営や成果の上げかたは、その時の幹部の心理によりけり、各社、各自次第なのは当然ですが。ただ、本書は開発ガイドラインとして、ヒントを与えてくれます。
    ドラッカーさんの思想が根底に流れている感じがして著者への信頼感を持ちました。

  • No.745

  • 第6章 創造的な生き方をする が秀逸である。

    04 プロセスを簡略化し、必要不可欠なものだけを追求する
    06 論理的にあり得なくても、「直観」を信じる
    11 本当に大切なことに時間を使うために、生活をシンプルにする
    など。 

  • イノベーションを起こす?にはどうしたらよいかについて、How的な要素が多く明記された良書。

    特にブレインストーミングの適正人数や、問うべき質問などはすぐに使える内容でとても勉強になった。

    初心に帰るために、年に1回ぐらいは読み返したい一冊。

  • リーダーや幹部向けに、組織の中でイノベーションを起こすための方法として、「イノベーションのプロセス」「水平思考の発想法」「企業風土」などについて書かれた本。

    当たり前を疑う、提案や失敗を歓迎する風土を作る、成功に甘んじず試行錯誤と変革を休みなく探求する、など、イノベーションのポイントを例を交えつつ、分かり易く書いてある良書。

    手元に置いておき、事ある毎に読み返し、自身の行動がイノベーションを意識しているか確認するのにも使える。

  • イノベーションを生み出せる人とは、組織とは。

    リーダーに限らず、新しいことにチャレンジしたい人に向いている本かと。
    アイデアを出すチカラは先天性のものではなく、意識すれば身に付けられると。
    あの人はいつも面白いことを考えるなぁと羨ましがっているだけではだめで、そういう人の考え方を真似られると思わなければいけない。

    やはり日本人は新しいものを受け入れることに苦手意識があると思う。
    そこを、組織的に変えていけたらすごく良いものが生まれるんだろうな。

  • この本はイイ!
    イノベーションを生み出すためにどのように考えを深めていけばいいのか、わかりやすい。

    課題を謎解きのように考える問いの立て方だったり、プロセスの評価基準だったり
    細かいことも書いてある。

    何よりその風土やブレーンストーミングについて、力をいれてある。

    レイトン教授の本を見てから、ポール•スローンさんの本を読みたいと思ってたけど、よかった!オススメです。

  • イノベーションは、絶対必要不可欠なものだが、
    起こすためには色々な手法が理解されていないと
    単なる思い付きになってしまう。
    心構えから始まり、具体的なアクションへすらすらと読みやすかった。
    後半部分のまとめ方が少し物足りなかったものの、
    全体としては勉強になった本でした。

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著者プロフィール

国際的経営コンサルティング会社デスティネーション・イノベーションの創設者。
英IBMのトップ・セールスマンとして活躍した後、コンサルタントに転じる。主なクライアントとして、米国ボーダフォン、グラクソ・スミスクライン、フィリップ・モリス、IBM、エクアント、BT、プルデンシャル、ロレアルらがある。
水平思考論理ゲームで話題になった『ポール・スローンのウミガメのスープ』をはじめ10冊の著書があり、また多数の論文も著している。

「2007年 『イノベーション・シンキング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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