ナチュラル派のためのネコに手づくりごはん

著者 : 須崎恭彦

• ブロンズ新社 (2004年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[みぃさんの感想 · 2008年10月30日]

リンパ腫闘病の愛猫があまりに食べなくて、その当時、手作りごはんを勧められて買ってみた本。自然治癒力を高める食事をしよう〜というコンセプト。キャットフードに関してのことは、何と云うかあんまり納得できなかった。普通に人間が食べるためにスーパーで購入する物だって偽装がある現状で、疑いだすときりがない･･･。見える範囲で、‘中国産’を避けるぐらいしかできない。／一番のネックは、うちは悠長にごはんを切り替える時間がなかったってこと。余命２〜３週間って云われて、何でもいいから食べてと思って、勿論手づくりごはんも出した。でも食べなかった。だったら、まだ食べてくれるドライフードやウエットフード、と思ってしまう。食べないまま、どんどん体重が減るのを見てるだけなんてできない。／本そのものは、勉強になります。安心できる材料があるなら、そして肝心の猫が食べるなら、アリでしょう。愛猫も、ネットで買った、ある鶏レバーなら一事口にしてくれたけど、スーパーで買ったものは全く口にしなかった。本気でやろうとしたら、結構な資本金(苦笑)が要りそうです。あと、やっぱり料理が好きな人の方が向いてると思う･･････。

[しまこうさこさんの感想 · 2007年1月26日]

残念ながら我が家のお坊ちゃま＆お嬢様は頑なに市販の缶詰をご所望のようで。何度チャレンジしても「いらなーい」をされるのに凹み、最近は専らインスタントメインになりつつあります。猫は難しいな〜。（※ワンコのほうは喜んで食べてくれるので作り甲斐があるよ）いや、でも本自体は読んでよかったと思う。気軽に「手作りに挑戦してみよう」という気持ちになれるし。お陰様で水分に気を配れる飼い主になりました。

[さくらもち市長さんの感想 · 2006年6月6日]

手作りごはんの入門書。むずかしく考える必要はない、ということを教えてくれる優しい本。

[kananさんの感想 · 2006年2月1日]

最近うちのぱせりも手づくり食にしました。毎回ご飯時にはおねだり攻撃がすさまじいです…。この本を読むと「気楽に手づくりご飯ができるんだぁ。」って思えますよ。心配事とかも解決してくれます♪

著者プロフィール

東京農工大学卒業後、岐阜大学大学院連合獣医学科修了。獣医学博士・須崎動物病院院長。ペットの食育認定講座主催、ペット食育協会会長。
九州保健福祉大学・薬学部・動物生命薬学科学科講師。薬に頼らないで体質改善がモットー。予約待ち３ヶ月以上という人気獣医師。

「2017年 『愛犬のための　症状・目的別　高齢犬ケア百科　食べる・歩く・排泄困難、加齢による病に対応』 で使われていた紹介文から引用しています。」