- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893095916
作品紹介・あらすじ
大ヒット『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本第2弾。やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた。ホンモノをめざすロボは、けんたのことをあれこれ知りたがって・・・。自分を知るってめんどうだけど、おもしろい!
感想・レビュー・書評
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ぼくのニセモノをつくるには、ぼく自身を知らなくてはならない―――。
自分って、どんなひと?と、聞かれて、即答できる人はどれくらいだろう。
どれくらい、「自分」を知ったら、全部わかったことになるのかな。
主人公のけんた君はロボットに自分の代わりをしてもらうために、自分ってこんなひと、をじっくり考える。
「耳たぶがちいさい」
「こうふんするとはなのあながおおきくなる」
「手のひらがいつもペトペトしてる」
外から見える「自分」だけじゃ、「自分」なんてぜんぜんわからない―――。
「自分」を多角的に見る大切さとおもしろさが分かる絵本。
ヨシタケさんの絵本はいつも新しい発見と驚きがある。
ひとりひとり、たくさんの「自分」が、いるのが世の中ってやつなんだね。
壮大すぎて、私はイマイチ理解できてないような気がする。 -
やりたくないことをしてもらうために、ニセモノロボを作ることになった“けんた”くん…ニセモノロボに“けんた”くんがどんな人か教えてと言われるが…
なかなか、自分で自分のことを話す事ってないなぁ…自分で自分のことをわかっていないと難しいけれど、“けんた”くんは小さいながら完璧に自己分析できてる!!すごっ!やっぱり、小さい頃は、いや、今もだけれど…私のニセモノロボがほしいって思います(^_^;)-
2023/06/13
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チーニャさん、そうニセモノ、私のニセモノがいたら
あんなことも、こんなこともしてもらっている間に
沢山好きな本を読みたいのに~って、
...チーニャさん、そうニセモノ、私のニセモノがいたら
あんなことも、こんなこともしてもらっている間に
沢山好きな本を読みたいのに~って、
思わずにいられません(^-^;2023/06/14
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自分のニセモノを作るために、自分のことを振り返る。
ユーモアのある設定ですね。
ただコピーを作るのではなく、内面を深く考えてロボットに伝えないといけない、なかなか大変な作業です。
自分が考える自分と、他人が思う自分が異なることは当たり前ですが中々それを実感する時は少ないと思います。
著者の作品は本当によく考えさせられます。 -
① この本を選んだ理由
筆者のファンなので、定期的に読んでます。
そろそろ全て読んでしまいそう。
②あらすじ
自分のニセモノをつくって、やりたくないことをニセモノにやらせようとする子どもが登場する。
③感想
自分と向き合うことはよくやってますが、そういうことをやらない人にとっては、自分と向き合うきっかけになる本だと思います。大袈裟に言えば…
軽い感じで言えば、絵が見やすくて、面白い。
④自分について説明したり、考えたりしたこと
・すきなものと嫌いなもの。
・できることと、できないこと。
・昔からかわっていないこと。
・自分の跡がのこるもの
・自分が生産しているもの
・これからの進化
・自分の変化
・人から見た自分
・自分の居場所
・自分しかしらないこと
⑤登場人物
けんた
ロボ
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ヨシタケ氏の作品はメディアでも取り上げられていたので気になってはいたがあまのじゃくの私はあえて手に取らなかったが試しに読んでみたら「面白い!!!」。すいませんでした。違う作品も読みます。。。
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友だちの息子さんに誕生日プレゼントであげました。喜んでもらえてうれしいです♪
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【あらすじ】
大ヒット『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本第2弾。やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた。ホンモノをめざすロボは、けんたのことをあれこれ知りたがって・・・。自分を知るってめんどうだけど、おもしろい!
自分の偽物を作るために「自分とは何なのか」をロボットに説明するうちに、どんどん自分のことを考える深みにはまっていく本です。就活のときに自己分析という作業があり、その作業をするにあたって「最低3回は『なぜ?』を繰り返すこと」と言われました。当時はそれこそ「なぜ?」と思いましたが、今30代半ばになってその作業がその後の人生の厚さを増やすことを痛感しています。この本は絵本ですが、就活前の大学生が読んだらいいヒントになるような気がしました。
(*>人<)おねがいっ!
(*>人<)おねがいっ!
ある意味でドラえもんの四次元ポケットより先に欲しいですね。
ある意味でドラえもんの四次元ポケットより先に欲しいですね。