情報起業―あらゆるビジネスに応用&発展可能な「小資本起業ノウハウ」

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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894511613

感想・レビュー・書評

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  •  メルマガを活用した情報ビジネスのハウツー本

  • 「週末起業」で有名な藤井孝一さんの本。
    藤井さんの主催するセミナーには何度か参加させて頂いていたのですが、著書を読むのは初めてでした。

    情報起業の具体的なステップが非常に参考になります。
    2004年と7年前の本ですが、基本的な考え方は今でも使えそうです。
    ただし現状はTwitterやFacebookもあり、ツールが多様化してきているため、現状に適した方法を選択した方がやりやすいかもしれません。

    とはいえ、情報で起業する以上、最も必要な事は、「何を発信するか?」だと思います。そういう意味で、発信するテーマを確定するための「顧客軸」と「発信する情報のテーマ」というマトリックスは使えるフレームワークだと思います。

    例えば、「パソコンの使い方」は一般的なテーマですが、顧客軸を高齢化向け、幼稚園児向け、在日外国人向けなどと絞り込むことによって独自性が出てきます。
    確かに、普通の個人がその存在感を発揮するには、ターゲットをどんどん絞り込むしか方法はないと思いました。初めから市場サイズを気にしちゃダメだということですね。

    この方法論は自分のキャリアの中での強みを発見したり、また新商品開発における商品コンセプトの絞り込みにも使えそうです。

    さらっと読める割に、参考になる一冊でした。

  • これ内容薄いよ!立ち読み&斜め読みで十分。私は図書館で借りて済ませました。

    蛇足ながら、藤井さんの本は、ちくま新書で読むのがいいと思います。出版社によって、活字の組み方が変わりますが、本書は読者層を低く見過ぎていると思います。

    いいところを一つあげれば、メルマガの効用を今更ながら認識した、ということに尽きます。

  • 流れ
    小資本起業家のリスク

    情報起業

    情報起業の立ち上げステップ

    情報起業を発展させる

    『すべての起業家は「情報起業家」からスタートするべきだ』(P. 4)
    小資本の企業というと、大抵の人は飲食店を思い浮かべます。
    というのも、いちばん身近な存在の小資本起業だからです。
    巷にはたくさんの飲食店が立ち並び、お客さんも入っているので
    儲かりそうに見えますし、自分でもやれそうな気がします。
    しかし、実際には、儲かっているのは100店舗中1店舗くらいで
    10店舗くらいがトントン、あとは赤字というのが現状です。
    (島田紳助氏著「株・不動産 知識ゼロからの金儲け」参照)

    『一粒で二度も三度もおいしい』(P. 53)
    情報起業の良いところは、
    一度した仕事で何度も収入を得るシステムの構築が可能なことです。
    例えば、コンビニのバイトは
    一度の仕事で報酬を得られるのは一度限りとなります。
    しかし、コンビニのことを調べて本を書いた場合、
    その著作権を有するので、本が売れる度に報酬が得られます。
    これは一種の不労所得で、収入を得られるシステムといえます。
    お金持ちになる人の共通点は、こういったお金が手に入るシステムを
    人生のある時期に、全力で構築している点にあります。
    (荒濱一氏著「結局「仕組み」を作った人が勝っている」参照)

    『いきなりオンリーワン』(P. 55)

    個人が時部の情報を売る場合、その時点でオンリーワンになる可能性が高いです。
    といいますのは、自分の経験を元に情報を発信するのですから、
    本人以外の人では意味がないからです。
    ただし、その情報は他の人にない魅力がないといけません。
    そのためには例えば、
    弁護士などの資格を有する人が普段目を向けない業界をみて、
    その紹介をすると「弁護士から見た○○」という売り文句ができます。
    また、一風変わった職業に就いている方は、
    その職業に関する情報を事細かに書くだけでもオンリーワンになりえます。
    これは今まで個人が情報を発信する手段がなかったころには
    考えられなかったことです。
    ブログ、メルマガ、WEBサイトなどの媒体が
    オンリーワンになりやすい状況を作り出し、
    小資本による情報起業の成功率を向上させているのです。


    『仕入れや在庫管理の手間はいっさい不要』(P. 58)
    たとえば、飲食店を経営する場合、
    どこから仕入れをするかが問題になります。
    飲食店の場合なら大抵は、
    卸売り業者が何社かあって、そこに依頼するのですが、
    いくらで卸してもらえるのかは、交渉次第です。

    また在庫をきちんと管理できるかも問題です。
    賞味期限内に売れなかったら、それは廃棄処分となって、
    全て損金となってしまいます。

    小資本の企業にとっては、
    仕入れは難しく、また在庫管理に手間をとられます。
    失敗したら、小資本なだけに致命的な状況になります。
    そういったリスクがあるので、小資本による起業は難しいのです。

    ところが、情報起業には基本的に仕入れがありません。
    自分の経験や知っている情報を売るのですから、
    取材や書籍購入などで必要経費がかかるかもしれませんが、
    それは金融機関から借入しなくてはならないほどの額ではないはずです。
    さらに、在庫を抱えるリスクがありませんし、
    よって廃棄ロスなどの心配もいりません。
    これほど、小回りが利いて、リスクの少ない起業方法は他にないのです。


    『どこでも仕事ができる』(P. 63)
    また、これも重要な要素です。
    都会の暮らしに疲れて、田舎暮らしをしたい、という方もいます。
    また、逆に華やかな都会で暮らしたいという方もいます。
    情報起業の場合は、そのどちらの要望もかなえられます。
    それどころか、仕事場を事務所などに限定する必要すらありません。
    その気になれば、空港の待合室、喫茶店、駅のベンチなど
    どこでもノートパソコンを開いて仕事をすることができるのです。
    そのことによって、スキマ時間を有効に使えるので、その点も有利です。
    (和田秀樹氏著「大人のためのスキマ時間勉強法」参照)


    『情報起業家は発展させないと意味がない』(P. 164)
    情報をモノ化する、コンサルタント、セミナーを開催する、
    会社組織をつくる、お墨付きを与える、マッチングする等の仕事が
    情報起業家の発展系として存在しています。
    著者が言うように、情報起業は発展させないと意味がありません。
    最終的には、どの分野で活躍するのか、
    あらかじめ自分で決めておいた方が良いでしょう。
    ただ、一つに限定する必要はありませんし、
    ひょっとしたら自分が意図していないところでブレイクするかもしれません。
    そういったところも情報起業の魅力であると思います。


    『基本的なスタンスは「欲しい人だけが買えばいい」』(P. 84)
    ターゲットは絞らねばなりません。
    誰にでも来てほしいと思ってターゲットを絞らないと、
    誰も来ないイベントやサイトになってしまうからです。
    (牟田静香氏著「人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方」参照)
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062139065?ie=UTF8&tag=ezweb443-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4062139065

    だから、ターゲットを限定することで、
    それを本当に望んでいた顧客にのみ販売するのです。
    そうすることで、始めからマッチングが完了しているようなもので
    格段に顧客満足度が上げられますし、
    自分が提供するサービスを大幅に修正する必要もありません。
    また、オンリーワンにもなりやすいでしょう。
    不安なことは、あまりにもマニアックすぎて
    顧客が集まらないのではないか、ということですが、
    『小さな市場でもかき集めれば自分や家族を
    豊かにするくらいの市場は十分にあるはずです』(P. 122)
    とあるように、インターネットを用いて
    日本全国から顧客を探すわけですから、
    まったく顧客がいない、という状況になるわけがないのです。


    本書の内容は、起業を志す者は
    全員知っておくべきことであると思います。
    なぜなら、ITというシステムは、
    すでに無くてはならないものであり、
    自分がやらなくてはならない仕事を
    大幅に減らしてくれるアイテムだからです。
    パソコンなんて一過性のブームであるなどと、
    先見できない人たちがいましたが、
    それは定年退職を控えた人たちで、
    あと少しで仕事から解放されるのに、
    いまさら新しいことを覚えたくない、
    というその言い訳だったのです。

    これから先の未来、
    30~40年働く若手ビジネスパーソンに
    「君はパソコン使用しなくていいから」と言ったら、
    それは仕事を干されたのと同じ意味だと思うでしょう。
    大学生だって、レポートをパソコンで書いて提出する時代です。
    全ての人がパソコンを使っているといっても過言ではないのです。
    そんな中で、情報起業の可能性が、
    どれほど大きいのか、想像に難くありません。

  • ・すべての起業家は「情報起業」からスタートすべきだ!

    ・忙しいばかりで、ちっとも儲からない・・なんて無縁だ!!

    ・あの人が言うから買ってみようというビジネスすたいる

    ・情報起業は、すぐに始めれる

    ・「情報起業」はステップアップしていく

    ・「何から始めればいいか、どう進めていけばいいか」が分かる!

    ・ちょっと前まで月100万に憧れる、一般の女の子でした。
     この1年のプロセスがあったからです。

    1、今までの小資本ビジネスとの違いについて
    2、情報起業とは何か?
    3、私の経験談
    4、具体的な情報起業のやり方について
    5、発展のさせ方について

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ★小資本のムズカシサ
     
    1、オンリーワンになりにくい
    2、手作り品の販売は「時間の切り売り」になる
    3、仕入れ先の開拓がいる
    4、在庫管理がいる
    5、顧客獲得に追われる

    ★「情報起業というスタイル」〜売れる商品は、頭の中にあった〜

    1、1粒で2度以上おいしい
    2、いきなりオンリーワン!・・個人のフィルターを通した情報はオンリーワン!
    3、資金効率がいい
    4、高価格で提供できる
    5、どこでも仕事ができる
    6、キャリアが生かせ満足度が高い

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ★出版記念セミナーの開催

    ・本を書いたり、雑誌で連載していると、セミナー会社からセミナーのオファーがきます。
     しかし、講演料は知れてます

    ・それなら、自前でできると考えました。
     受講者の支払う受講料から経費を引いたすべてを利益にできます。

    ・会場は公民館など、リーズナブルなところを見つけ、手配や受付なども仲間ですればいいのです。

    ・そこで思いきって主催を考えました。
     20人定員があっという間に満席御礼、そのあとも参加者希望が押し寄せたのです。

    ・断った人のフォローをするため、翌月も開催したところまたまた満席。
     人が来なくなるまでやろう、といまに至っています。

    ・このセミナー今も広告など一切打たず、メールマガジンだけで集客しています。
     受付もHPの受付フォームで受け付けています。
     こうした徹底したローコストオペレーションの実現で、参加費を安価に設定でき受講者にも
     喜んでもらっています。それでもわれわれには十分な収益が出ます。

    ・セミナーもあくまでも手段と考えています。
     究極の目標は、クライアントの獲得、そして起業家の輩出です。

    ・メルマガの読者をセミナーに呼んだら、必ず参加者の中からクライアントが現れることを企図していたのです。

    ・セミナーのアフターフォローも大切にしました。
     まず個別相談会を無料で開催し、クライアントに結びつけていくのです。

    ・また友人の会のセミナー講師に招かれたり、直接コンサルティングの依頼を受けたりするように
     なりました。

    ・「Eメール顧問」として月3万円で受けていました。

    ・こうして、メルマガ→セミナー開催→経営コンサル

    ・さらに会員性組織に発展させた・・同じコンセプトのムーブメントをつくることができた。

    ・もちろん提供するサービスは興味のあること、得意なことから選びます
     具体的なプロセスは、メルマガ→雑誌連載→書籍出版→セミナー→コンサル→物販や会員組織


    ・成功のコツは自分を第一人者に仕立てあげること。

    ・マスコミが有名にしてくれる。

    ・欲しい人だけ買えばいい

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    ★あらゆるビジネスに発展できる。発展してこそ意味がある。

    ・なになにならあの人といわれたもん勝ち

    ・セミナーの開催の目的を明確にする。位置ずけ
      初級編
      中級編
      上級編  シリーズにする企画を考えてみる。

    ?セミナーを商品とする
     一人3000〜5000円が無難

    ・支出・・<会場費、設備費、講師料、配布資料代、集客費>

    ?次のアクションのための目的のセミナーはアフターフォローが大切  

     ・必ずアンケートを取ります。
     ・ポジティブなコメントは「参加者の声」としてウェブに転載し、次回の集客に役立てます。

    ?セミナーを講座に展開する

     ・積極的にパートナーを作りましょう。

    ★情報をモノ化しましょう、、「時間の切り売り」から解放される
     ・小冊子、セミナービデオなどコンテンツなど

    ★教材を作る

    ★壇上に上がらないと一銭ももらえないのと、壇上に上がらずともお金をもらえることには大きな
     違いがあります。

    ★カリスマになってから物販を仕掛ける。
     この人に聞かないと、というポジションを確立してから仕掛けるのです。
     それが飛ぶように売れる秘訣です。

    先日2週間の休暇をとって、かつて住んでいたL.Aに家族で行きました。
    突然、友人が「家を建てたから見にこない?」というのです。

    「自分をここまで変えてしまったのは、いったい何だろう?」そう考えました。

    ・自分はどうやったか。その部分をお伝えしました。

    ・人様のお役に立っているという充実感、好きな仕事だけを好きな時だけする自由
     満足のいく収入。。。その3つを手に入れました。

    ・一方すこしやり方を間違えていつも忙しいだけで儲からないビジネス
     仕事に生かしてない資格マニア
     何をしていいかわからない同世代の人、、、そんな人が日本に溢れかえっています。
     
     そんなすべての人に参考にしてほしく、本書を仕上げました。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    <参考>
    『ロバート・アレンの実践!億万長者入門』
    『実践的オンラインマネー獲得法』
    『朝15分の経営戦略』(森英樹)
     

  • あらゆるビジネスに応用&発展可能な「小資本起業」ノウハウを公開ということですが、



    メルマガのすすめ



    という感じです。



    私は、メルマガの活用について考えていたところなので、結構参考になりました。

  • ご存知「週末起業」の生みの親。
    フォーラム&カウンセリングでいくら稼ぐんだ、、、この人、、、

  • 参考にはなったけど、買うほどではなかった。目次読むだけでよかったなー。

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