- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894511668
作品紹介・あらすじ
1978年1月、ジョー・ジラードは自動車のセールスから引退した。しかし、21世紀、最先端の通信技術やワンクリックのeビジネスに代表されるこの新時代においても、顧客と向き合い握手を交わす、古き良きセールスマンシップに取ってかわるものなど何もない。今日まで、何百万人もの読者が仕事に役立て続けてきた不朽のベストセラーがついに登場。
感想・レビュー・書評
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セールスマンの本。私はセールスマンでもセールスマンになる予定もないですが、大変面白かった。セールステクよりその、売るために全てのことをする意気込みが。
最初は生い立ちといった感じで「タリー」とか思っていましたが、読み続けるともう物語でもないのに本から目が放せない、怒涛のセールステク。この人は「客」「客」といいながら金のことしか話していないが、私もこの人から物を買いたいなあと思います。05/6/中旬詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み返すと良い
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★★★
今月4冊目
シボレーを売りまくったトップセールスマン、ジョージラートの本。
まあ、古い話なんでね、当てはまらない事もあるが、パッションは学ぶ
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1.営業の技法を学びたくて購入しました。
2.ジョー・ジラードという世界一のセールスマンが書いたセールスのテクニック本です。前半、彼の生い立ちが書かれ、ディーラーになってからはどのような経験をし、どんな行動をとって行くのが最善かを述べています。やることを計画して、徹底的に顧客に向き合うことが大切です。その理由として、「250の法則」をあげています。これは、自分の対応で1人の顧客に嫌われた場合、250人に嫌われることになる、と述べています。世界一のセールスマンが何を思って仕事をしてきたのか、楽しみに読める1冊です。
3.「250の法則」が著者にとって最も重要な意味を持っているとわかりました。1人に嫌われることで250人の人に嫌われる。また、逆も然りなので、常に自分の行動を気にして、賢く金と時間を費やしていくことが大切だと思いました。
営業になって半年経とうとしてるのですが、賢く金と時間を使う方法が確立せず、全く成績が取れないまま時間が過ぎています。実践できそうなこととして、名刺の使い方の工夫と、顧客への諜報活動だと思ったので、明日から実践していきます。 -
ギネスブック認定の世界一のセールスマン、ジョージラードが語るテクニック
ジラードの法則(250)が印象的で、これが全て彼の根幹になってるんだろうと思った。
①仲良しクラブには入るな②観覧車の席を絶え間無く埋め続ける③顧客をつかむには顧客を使う④商品のにおいを売れ⑤売った後も勝負
当たり前のことを当たり前に行動するだけで、エリートセールスマンになれる
あとは自分なりのロジックを組み立てること -
自動車セールスの第一人者
セールスは終わりのない継続的プロセスである。買い換え、紹介で回す。
何かしら欲がないとセールスは成功しない。どんな電話も、どんなひとことも欲求に結びつけようとすること。
ジラードの250の法則=葬儀の参列者はだいたい250人。一人ひとりには、250人の知り合いがいある。ひとりをがっかりさせたら、250人を失う。
「仲良しクラブ」には加わるな。他のセールスマンと仲良くなり過ぎない。
順番待ちだけでまずまずの成績を上げるセールスマンもいるが、運任せになるだけ。
数多くやることが成功の鍵。
電話帳からでも見込み客リストができる
見込み客をどんどん見つけて、観覧車の席をすべて埋めること。
見込み客リストを作り維持するためにコストを惜しまない。
請求書を送ってきた相手は、見込み客。肉屋もパン屋も。
顧客ファイルには、子供、趣味、旅行など、そのひとのことをすべて載せる
自分専用の名刺をつくる。写真入りなど。それをところかまわず配る。
レストランで会計のときも配る。ウエイターもクルマを乗るので顧客になる。
スポーツ観戦でもばら撒く。会う人すべてが顧客。
郵便は、開けてもらうように工夫して、続けることに意味がある。
顧客リストには、年12回送る。会社名は書かない。宣伝もさり気なく入れるだけ。クルマを買うときに真っ先に思いついてもらえるように。そのためだけに毎月送る。その月に売ろうとは思わない。顧客紹介キットをメーリングの一環として受け取る。
顧客紹介キットは、名刺の束と25ドル払う、というお知らせ。名刺の裏に自分の名前を書いて紹介者に渡すようになっている。
昨日の顧客は、最良の見込み客。
紹介料を払う、という約束は必ず守る。250人の法則。
クルマを引き渡すときに、ダッシュボードに顧客紹介キットをおく。数日後、礼状とともにもう一度もらう。年に一回、メーリングの中で、またもらう。
顧客リストで、紹介していないひとを探して連絡する。
床屋にも、POPを置いてもらう。メーカー名は出さない。
大勢の人と話をする人はだれでも協力者になれる。昼食に招待。高級ウイスキーをプレゼント。
すぐに紹介してもらえなくても焦ることはない。種を巻き続ければいつか芽が出る。
「計画を立てて、立てたら実行せよ」当たり前すぎて無視されやすいが最高のアドバイス。
クロージング技術が今のままでも、接客数が増えれば今より売れる。
一日を捨ててもよいが、250人を捨ててはいけない。
気分が乗らず、250人を捨てそうな日は、一日を捨てる。
客のしたいようにさせる。
また来る、といった客はその場で忘れる。
毎日その日の仕事の計画を立て、可能ならその計画を実行すること。
正直であることが最善の策。ただし多少の脚色は必要。
背後の250人を見る。
セールスマンは客と同じレベルの身なりをするべき。
客にはタバコをあげる。子供に風船やキャンディーをあげる。シャツもほしそうならあげる。多少の恩義を感じてくれる。
新車の匂いを実感してもらう。試乗。試しにもって帰らせる。
商品を実感してもらうことがどんな商品でも大事。
新しい生活を思い描いてもらう。
顧客はどんな商品がいいかわかっていない。見極めて選んで、勧める。
客と争わない。
売った後の信頼が肝心。修理にも関与する。
特製のお礼カードを送る。
故障やクレームは、きちんと対処すれば将来の売り上げにつながる。
連絡を絶やさない。メーリングだけでなく、数ヶ月後連絡する。
報酬を自分の手元に置いておきたい衝動にかられても、一部を投資する。
売った後も売り込みを続ければ、もっと大きく帰ってくる。 -
12年間連続でギネスブックに「世界No.1のセールスマン」として君臨した、自動車セールスマンの著書。
彼が自動車セールスを始めたのは、35歳。
父親から虐待を受けたり、窃盗事件を起こして拘置所に入ったりという、幼少期を過ごす。
飲み屋街の客の靴磨きをして、小銭を稼いだり、いろいろな仕事をしてきたけど、どれも長続きすることなく40ほどの仕事を辞めている。
家族を食べさせることにも切羽詰まっていた35歳のころ始めた自動車セールスの仕事で、車を売って得た報酬で家族に食べ物を買って帰ってやれたことが、意欲に火をつけ、以後、人と違うやり方で成功を積み重ねていく。
終始、セールスの話やったけど、どの内容も自分の仕事に置き換えて読めた。
人を喜ばせる、信用してもらう、winwinの関係をつくる、正直に付き合うことは、どんな立場でも大事だと再確認した!
とにかく、セールスに関するいろんな考え方や技術から、自分に役立てられるアイデアがたくさんでてきた! -
所在:展示架
請求番号:673.3/G47
資料ID:11300673
選書担当:中村 -
市場拡大時の成功談。