「できる人」の時間の使い方~なぜか、「時間と心に余裕のある人」の技術と習慣~
- フォレスト出版 (2005年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512115
作品紹介・あらすじ
時間はすべての人に平等に、どんどん過ぎていきます。だから、時間はコントロールできません。しかし、人生はコントロールが可能です。「仕事・プライベートのトップ3%の成功者」はどのように仕事や人生をうまくやっているのか?その「誰でもできる」「使える」技術と習慣を公開。
感想・レビュー・書評
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箱田氏3冊目。
本書は時間の使い方とあるが、冒頭でいきなり、時間は管理出来ない、と否定。そのため、ある意味で面食らった状態で読み始める事になるが、リセットされるのでそれが狙いだったのかも。
気になったワードをいくつか。
タブルバッガー、1を言われて2が出来る。
願望を目標に、期限を決め、具体的に、紙に書き出す。これはナポレオンヒルも言っていた。
アベイラブルタイム、所謂隙間時間。あらかじめこの時間に当てるウェイティングリストを作っておく。
ステップインテクニック、初動4分が決め手。まずやってみる事。 -
『人生とは、「生まれてから死ぬまで」をいいます。しかし、今あなたが35歳だとしたら、35年間の人生はもう終わったのです。その35年間はもうありません。過去は戻らないし、死んだのです。ということは、あなたの人生は、「今日から死ぬまで」ということです。ですから、今日が誕生日です。時間は人生そのものなのです!』
『時間管理は人生管理』
『夢をはっきりさせて、その実現のために行動する』
『ほどんどの人は、「そのうち、なんとかなるだろう」という「快楽ゾーン」の中に入ってしまっています。「快楽ゾーン」を飛び出さなければ、結局今までと同じ人生になってしまいます。少しあせってください。時間は超特急です。あっという間に、死がやってくるかもしれません。』
『私たちはそろそろ眠るか、といって眠りますが、翌日本当に目が覚める保証はありますか?』
・アラン・ラーキンの「カミナリ理論」
『「1ヶ月後にカミナリにうたれる」そう思ったのなら、あなたの人生は「今」輝き始めるのです。 -
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同著者のこれより新しい本『「できる人」のシンプル手帳術』を持っているが、そちらのほうが優れていると思う。
内容はかなり重複しているものの、新しいほうがイラスト・図解なども分かりやすくなっているからだ。 -
誤植が多い。
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よくある自己啓発本という内容だった。
目標を設定して計画を立て、実行していくという基本的なものが柱になっている。
いろいろと自己啓発本を読んできたが、この本でもいくつかのことは同じことが書かれており、成功者である著者の言葉ということもあり、再度、自分の心に刻みたいと思うことはあった。
まずは目標は常に目にする場所に書いておくことで、常に自分に意識させる。
そしてすぐやる習慣をつける。これは私には必須事項。やらなければならないことをすぐ後回しにする癖が目標達成にとって問題なのは自覚はしているもののなかなかやれないものである。
また、「最初の四分間に全力を!」。これも最初にダラダラ始めるとずっとダラダラしてしまうものでる。すぐやる習慣とあわせて実行していきたい。
最後に「ユー・ストレス」。自分にあったほどよいストレスをかけることで人間的成功をもたらす。これも当然といえば当然であるが、無理にいきなり高い目標設定をすることで挫折するよりはステップアップしていこうということである。
よくある話も多いが、今まで読んできたような話を再確認する意味ではいいものであった。 -
時間管理とは行動管理のこと。
行動管理は、人生管理。
まず人生の目標から逆に考えること。
目標→計画→実践→フォローアップ
目標は、期限を設定すること、具体的であること。
そして紙に書き出して常に眺めること。
今はすぐに過去になる。
時間泥棒を排除すること。
最初の4分に全力を集中すること。 -
デールカーネギー派の目標設定と達成術を基盤とした仕事術&成功術。
冒頭の時間管理についての記載で「時間は管理出来ない。出来るのは其の時間で何をするかだ。」にはガツンと来た。
カーネギー派の目標達成術はさんざん読んで嫌気がしてたけど、本書を読んでもう一度トライしてみようかと思えた。